DDT、1st!!
というわけでDDT後楽園大会に行ってまいりました。
注目団体でいつか、いつかと思いつつ機会がなく、行きそびれておりましたが
今宵ようやっと初体験です。
会場は満員。北側ステージに大型のビジョンを用意する都合上、席数は少なめ。
試合レポートは他のHPなどに任せて、簡単な感想を以下。
・第一試合
×柿本大地 対 ○守部宣孝
新人同士の試合でしたが、体つきは2人ともなかなか。
ただ、柿本選手はもっと下半身を鍛えないとせっかくの投げ技も後半になるほど
不安定の度合いを増し、見ていて怖いです。
相手の守部選手も問題はスタミナ。最後の技も嫌な角度で首から落ちていったし、
こちらも見ていて怖かった。
守部選手は師匠がディック東郷ですからね、きっちりしごかれてると思いたいです。
・第二試合
・第三試合、飯伏幸太ゴールデン☆スター七番勝負 第三戦
・第四試合
・第五試合、KO-Dタッグ選手権試合
・第六試合
ポイズン澤田JULIE、新田明臣、猪熊戦闘員、ジャイアント、「戦闘員」子
対
・第七試合、KO-D無差別級選手権試合無制限一本勝負
×MIKAMI 対 ○ディック東郷
メインエベント。
ディック東郷選手を初めて見ましたが、あの身体が持つ存在感がまず凄い。
試合も最初は手首の取り合いでしたが、派手に動いて動きの中で外して逆に奪うMIKAMI選手に対して
派手ではないけれど、丁寧で理に適った動きで取り返す東郷選手の対比が見事。
この攻防は面白かった。
しかし、途中東郷選手が出血のアクシデントがあり、MIKAMI選手が立てなおしを出来ず
散漫な展開に。
MIKAMI選手は受けて光る闘い方をする選手ですが、どうもスロースターターなのか腰が悪いのか
精彩を欠いていたように思われます。
ラダーの攻防からMIKAMI選手の畳み掛けがありましたが、全て凌いだ東郷選手がペディグリーから
説得力充分のダイビングセントーンでピン。
終わってみれば実力を存分に見せつけた東郷選手の貫禄勝ちでした。
・全体の感想
途中の映像、マイクに関しては衝撃的な面白さだったり、中々の上手さでした。
これだけでも元を取った気にはなりました。
が、肝心の試合は非常に大味なドタバタした試合が多かったのが残念。
若い選手が総じてグランドが苦手なのか下手なのか、って言うのは正直「プロレス」を魅せる
という一点においてかなり厳しいのではないでしょうか。
今回がたまたまそう言う興行にあたったと思いたいです。
あとは選手が全体的に上半身は良くても、下半身が細い感じがしました。
特にKUDO選手、飯伏選手といったゆくゆくは団体の顔になるべき選手の身体が筋肉質であっても
身体が薄いと言う印象を持たしてしまうのはもったいないと思います。
そう言った意味で団体内で説得力のある体つきをしていたのは高木三四郎選手だけでした。
MIKAMI選手も上下のバランスは良いのですが、背中に厚みがつくとぐっと違うと思います。