主語を略さない！
DDT後楽園大会観戦記
ひまひま。が12時試合開始を12時開場と取り違えたため、開場到着が
12時5分頃。
第一試合には間に合いましたが、ダークマッチが見れませんでした。
よってダークマッチは結果だけ。
第一試合
○柿本大地、飯伏幸太 VS マッスル坂井、×石川修司
柿本選手と当たる時の石川選手ってドラマチック三銃士とつるんでる時より
気合の乗りがかなり違う気がする。
そんなわけで今日もエグいビックブーツ、キッチンシンクが柿本、飯伏両選手に
炸裂。
つられるかのようにマッスルもハッスル。飯伏選手にリフトアップからの
ストマックニー。加えて柿本選手にF5。しかもこのF5がすげぇ綺麗だった。
が、ビアガーデンで鍛えられた柿本、飯伏両選手はこんな事じゃへこたれない。
耐えに耐えると飯伏選手のドロップキックをきっかけに逆転。
最後は柿本選手が石川選手にドラゴンスープレックス、飯伏選手が坂井選手を
ジャーマンスープレックス。同時にカウント3
インフォメーション
暗転した場内に響くガラスの割れた音。
えっ？！と思ったら本当に三四郎選手入場！継いでディーノ、ポイズン、猪俣の
3選手も登場。
今この時点でまだキューバンデスマッチの内容を聞いてない、という事で
説明を希望。
キューバ国歌が流れる中キューバ軍登場。
が、ハバナ・ゲレーロの首にコルセット。なんと移動中に車がオカマ掘られて
首を怪我したとの事。
「オカマ掘られて」に異常に反応してアントーニオに突っかかるディーノに
アントーニオが意味を説明してるのが笑った。
東郷が来ない事、ゲレーロの代わりにアントーニオが試合をする事を発表。
そしてキューバンデスマッチの説明。
キューバンはCUBANである事。
C＝CHAIN（鎖）
U＝UMBRELLA（傘）
B＝BAT（打棒）
A＝LADDER（はしご）※はしごの形がAに見えることから
N＝NO PUWER（停電）※試合中、ランダムに10秒間の停電が発生する。
それぞれの頭文字をとったキューバ特有の凶器を利用したエニィウェア、ノールール
である事明かされました。
第二試合
×三和太 with浦えりか
VS
○猪熊裕介 withすぎはら美里
VS
新田明臣 with前田美保
何気なく猪熊選手の復帰戦だったこの試合。
3選手が推す候補者まで試合に入り乱れて大混戦。ぶーちゃんローラーは
新田、猪熊両選手のみならず、リバースの際に前田、すぎはら嬢を巻き込む
暴れっぷり。
コロニー落としを敢行したときにはこれで決まり！と思いましたが、
そこは3WAY簡単には決着つかず。
新田選手が場外戦中に鉄柱への蹴り誤爆で脱落。
残るリング上は三和選手VS猪熊選手でしたが、最後は「俺の時代がキター！」で
ピンフォール！
ミスドラマティックはすぎはら美里嬢に決定。
さっそくかなり強気な所信表明！気合十分のようです。
第三試合
○MIKAMI VS ×高木”ジェット”省吾
MIKAMIの奇襲、場外落としからのトルジーニョでスタートしたこの試合。
セコンドに大鷲、ダークサイドの両選手を従えたジェット選手がすぐに
ペースを奪還。
ジェットパンチ×2、ジャンボジェットと一気呵成に攻め込みましたが
ここで決め切れなかったのが痛かった。
デュランダムをきっかけに反撃に出たMIKAMI選手。流れを引き戻すべく
再度介入した大鷲、ダークサイド両選手ですがブラックボックスがジェットに誤爆。
これが決定的。
ロープ際に立つジェットにミッキーブーメランからのスクールボーイ。
これでジ・エンド。
勝敗に納得のいかないヒール軍がMIKAMIをいたぶるなか救出に現れたのは、何と
ゴージャス松野！
が、リングインの際にロープに足を引っ掛け転倒。それを見たヒール軍が
MIKAMI選手そっちのけで松野さんに向かったから、結果的には救出になった・・・
のかな。
さらに松野さんをMIKAMIが再救出。
ゴージャスマイクによるMIKAMI洗脳作業開始。
MIKAMI選手の「あんた、面白ければいいと思ってないか？」「勝つ気あるのか」の
畳み掛けに真摯に真面目に答えるゴージャス松野。それを不真面目に押す会場。
というかひまひま。
尻かっちんで巻きが出てる中、足掻いて足掻いたMIKAMI選手ですが、
ついに覚悟を決めというか、あきらめさせられ「ゴージャスMIKAMI」誕生！
目標はタッグリーグ優勝！！
第四試合、ファイプロリターンズ提供試合
偽宮昭二、旗本智仁 VS 琴旗誠也、シスボーベー古賀
偽宮昭二選手、顔右半分がマ偽ナムTOKYO、左半分が北斗ア偽ラ。
下のユニフォームの右が武藤敬偽、左が偽沢光晴。入場曲も偽造選手のミックス。
4選手が揃ったところで、リング上に設置されたデスクに置かれたPS2に向かい
椅子に座って試合開始。
・第一戦
○偽宮昭二（一宮章一）、旗本智仁
VS
琴旗誠也、×シスボーベー古賀（タノムサク鳥羽）
偽宮昭二、開始早々場外へシスボーベー古賀を落とすとシャイニングウィザード。
リングに戻るやいなやなんとジャパニーズオーシャンサイクロンで秒殺。
何も出来なかった鳥羽、何もしてない諸橋両選手の主張により再試合決定！
・再戦
偽宮昭二、○旗本智仁（橋本友彦）
VS
×琴旗誠也（タノムサク鳥羽）、シスボーベー古賀
再び席に着いた4選手。一宮選手は橋本選手に交代したものの、鳥羽選手は
再びコントローラーを持ち試合開始。
ダウンした琴旗選手にアンクルホールドを決めた瞬間画面に表示された
クリティカル！
瞬殺！！
2試合とも椅子に座っていただけだった諸橋選手、納得いかない！と直接攻撃。
これより下がリング上のプロレスです。
・再々戦
○一宮章一、橋本友彦 VS 諸橋晴也、×タノムサク鳥羽
先発した鳥羽選手が重量級二人に攻められ、交代する暇を与えられず。
一宮選手のシャイニングウィザードのあと何とジャパニーズオーシャンサイクロン！
これを何とか返した鳥羽選手でしたが、再度のシャイニングウィザードに沈没。
この瞬間、コーナーで呆然と立ち尽くす諸橋選手が可愛かったですよ。
我に帰って当然納得いかない諸橋選手、必死に再戦を煽ります！
あまりの必死さに根負けしたのか再々々ゴング！
・再々々戦
一宮章一、○橋本友彦 VS 諸橋晴也、×タノムサク鳥羽
先発した諸橋選手。張り切って一宮選手、橋本選手をなぎ倒すとコーナーで
ヘロヘロになっている鳥羽選手と交代。
何とか攻撃を試みる鳥羽選手ですが、誰がどう見ても明らかにボロボロ。
橋本選手のスパイラルアンクルロックに入った瞬間、即ギブアップ！
アナウンスによるとクリティカルしたそうです。
試合後に勝った一宮、橋本組がボール投げ。
ボールを受け取った人はスパイクよりファイプロリターンズをプレゼント！
ひまひま。の近くにはボールが全く近寄りませんでした（泣）
休憩（インフォメーションコーナー）
多くの人が席を立つ中、突然画面に映し出された、某国営放送の人気プログラムに
そっくりな「真剣27歳しゃべり場」のロゴ。
噂のマッスルのCMです。ついつい席に戻って見てしまいましたよ。
開始前には猪熊選手＆すぎはら里美嬢によるDDTインフォメーション。
すぎはら嬢はがなってしゃべるよりも普通にしゃべった方が声の通りが良いので
聞き取りやすいと思いますよ。
第五試合、KO-Dタッグ選手権試合
大鷲透、○ダークサイドHERO! VS 泉州力、×健心
開始前に大鷲選手の重要なお知らせ。
「俺様、今日は風邪をひいている！ちょうどいいハンデだ！！」
しかし、試合は王者が磐石の試合運び。
ピンチらしいピンチはほぼなく、最後はダークサイドHERO!のコンビネーションブロー
からのハイキック。で膝をついた健心選手へのランニングニーアタック！
完勝です。
試合後の大鷲マイク「ものまねじゃぁ天下は取れないぞ！」には納得。
「俺も健心もそんなもの背負って立ってるんだ！」の泉州のマイクは
覚悟は伝わるものの心意気だけじゃぁなぁ、というのがひまひま。の
正直な感想。
第六試合、CUBANデスマッチ
○高木三四郎、男色ディーノ、ポイズン澤田、猪俣潤
VS
ディック東郷、×レイ・クバーノ、アントーニオ本多、グラン・マエストロ
withハバナ・ゲレーロ
すでに結果に書いてしまっていますが、1回目の停電明け明るくなり出す会場の中
ピンスポットの真ん中にディック東郷！
これが凄いかっこ良かった！！
ディック東郷ではないかと噂され、停電前に姿を消したレイ・クバーノも
気づけばリング上に復帰し、マエストロ選手の神締めを起点にキューバ軍が
一気呵成。
しかしこれを凌いだDDT＆ユニオン連合。アントーニオ本多選手を三四郎選手が
アックスボンバーで気絶（舌だし）させると流れを一気に引き戻し、
スタナー、テキサンクローズラインをディック東郷、レイ・クバーノへ乱れ打ち。
最後もテキサンクローズラインをレイ・クバーノに叩き込み3カウント！
試合後、ディック東郷の謝罪もありキューバ騒動、これにて一件落着！
そして次期シリーズのタッグリーグ戦、柿本、飯伏組などのDDTの新風景の前に
壁となって立ちふさがるべく、三四郎、ディック東郷へタッグ結成を要求！
三四郎から差し出された右手に対し、ペディグリー！！
キューバ軍団は国に帰し、新たに遠縁のイタリア軍団をつれて来る！との事。
ディックVS三四郎の抗争はまだまだ終わる気配はないようです。
タッグパートナー候補にふられた三四郎選手は近日中に発表する事を宣言。
猪俣は・・・論外、ということでポイズン選手のパートナーも近日発表される事に。
また、ディーノのパートナーの話になったとき、会場からは大「グレン」コール！
逸る会場を抑えると三四郎に「外部選手の参加」「費用」の交渉を始め、即OK。
そして「ゲイマシンガンズ」復活宣言！！
三四郎集会
坊主頭に対する加代子夫人の怒りが解けつつある（単にそれどころじゃないだけ？）
ようでファイヤーの危機は去ったとの報告。
6、7、8月の後楽園3ヶ月連続興行＋ビアガーデン＋遠征があり、その間は
オフもなく大変だったけれど充実した期間だった事。
スタッフ、来場のお客さんに感謝。
明日から3日間だけオフがあるので、DRAGON GATEのお台場毎日プロレス見て、
妖怪大戦争を見たいそうだが、お客さんに「奥さんと過ごしてやれ」との
突っ込みを受けてました。
ビアガーデンプロレスもひまひま。の「来年もやっちゃおうぜ！」に対して
「う〜ん、それじゃ3日間」ブーイング「んじゃ、1週間か2週間やってやるよ！」の
力強い言葉。来年もあるとやってくれると良いなぁ。
感想
今日はあんまり気のきいた野次も余りなく、客のノリはちょっと大爆発とは
いえませんでした。特にビアガーデン最終日の本当に大爆発した会場を
知ったからなぁ。それからすると物足りないなぁ。
ひまひま。は第四試合が今日のベストバウト。
顔もユニフォームも忙しかった一宮選手。諸橋選手のアピールを聞くたびに
苦笑する橋本選手。コーナーで本当にへたばってたところにタッチを受け、
なんで？って顔してた鳥羽選手。
どれも面白かったけど、第一戦、再戦、再々戦とも本当にポツン、と佇んでた
諸橋選手の姿が腹が捩れるほど面白かったよ。
壷に嵌まったね。
リング上にゲーム機を持ち込んでゲームでまず試合をして、実際の試合に移る
ってのもDDTならばこその企画だし、つまりはスパイク、グッジョブ！って事。
