dragon door後楽園大会 Los conquistadores 2 観戦記

ZERO-ONE MAX選抜選手が、公式サイトのBlogのガッちゃんの書き込みにより
佐々木義人選手であることが判明。
ひまひま。は予想通りなんだけど、でも事前にばらしちゃって良いの?

開始前

18:50分、校長、シャノン・ムーア選手リングイン
エディ・ゲレロ追悼の10カウント。
19時丁度、YASSHI旧テーマ曲がかかり、コンブラ様リングイン
YA:dragon doorのテーマはカットや。22:30分完全撤収だからな。
無駄はカットや。
小川内リングアナを上げ、試合順紹介を行うよう要求。
YASSHI自ら試合の見所を案内することに。

第一試合

Gamma、○菅原拓也

VS

佐々木義人、×リトル・ドラゴン

YASSHI的見所:ガッちゃんご立腹やったからな、リトルはボコボコや


菅原選手はヒールファイトがしたいのは分かるんだが、格下な上に
体格的にも圧倒的有利なリトル相手に余裕が無い。
サミングをするにも唐突に出したりして、お客さん引かせたり。
同じサミングでもGamma選手はチョップの合間にフェイントで小馬鹿にするように
使って余裕をみせていたのに。
佐々木選手とガシガシ打ち合っていた時、雪崩式ファルコンアロー、
アルゼンチンコースターをそれぞれ2カウントで返した時はかっこ良かった。
終盤。リトルのウラカン・ラナの回転を途中で止める。
再び上がったリトルが反転。肩車の体制から後方回転エビ固め!
ガッちゃん頭から危険な突っ込み方。カウント2
ブラックボックスを受け取ったガッちゃんでしたが、振り上げたところを
義人が強奪。奪ったブラックボックスに向かってGammaのドロップキック。
立ち上がったリトルへランニングエルボー。吹っ飛んだリトルでしたがカウント2。
満を持しての十三不塔。
リトルのマスクを裂いたガッちゃんがマイク。
スガ:おい、佐々木!藤田に出てきて欲しかったが、今日はやってて楽しかったよ。
勇気があるならもう一回このリングに上がれよ。
(リトルに向かって)
ふがいねぇなぁ、何だこのザマは。お前みたいなヤツは東北の山奥で
一から出直して来い!

第二試合

○“brother”YASSHI

VS

×ミラニート・コレクションa.t. with ベネチア

YASSHI的見所:ゴリラおるやろ。あんなんなぁ、あかんわ。
新しいペットいるから。


YASSHI、入場時に招き入れる仕草。遅れて現れたのはベネチアより一回り大きな
マントヒヒ?
YA:でかいけど、こいつは犬や!あんなん一度捨てられたペットとちゃうで。
俺は責任もって最後まで面倒見るからな。名前はベネチアに対抗してジェノバや!
なぜか飼い主達がエプロンに控え、犬とゴリラが対決。
犬が体格に任せて攻め込むが、なりは小さくてもさすがはゴリラ。
犬をボディースラム!
代わって主人達の攻防が始まりゴング!
リープロッグからの巻き投げで場外へ落ちたYASSHI。
ラニートが距離を測っていると後ろから尻に噛み付くジェノバ
リングに戻ったYASSHI、クルック・ヘッドシザーズをローリングクレイドルのように
回転し締め上げ、相手の向きが上下逆のカンパーナ。
締め上げつつフォールを狙い体力を消耗させます。
ラニートもしゃがませた体制から低空高速のスイングネックブリーカーなどで
反撃に出ますが、流れを変えさせないYASSHIがクラミジア
続いて狙ったビックヘッドはかわされ、ナターレ・ビアンコ。
これはジェノバがカット。
背後からミラニートの股間を掴んだYASSHIが小股すくいバックドロップ。
これで3カウント。
唐突の3カウントにあれ?という感じの会場にマイクを持ったYASSHI。
YA:なんや3カウントとった時の反応は。まぁいい、こいつにはかりを返したからな。
次は本家だ!

第三試合

タイガー・ドラゴン、ビジャノⅢ、○マクシモ

VS

シャノン・ムーア、ドラゴン・ザ・グレート(折原昌夫)、
×タイガー・ザ・グレート(折原指名選手

YASSHI的見所:この試合はノータッチや!


折原選手は黒いウルティモ・ドラゴンそっくりのマスク。耳の漢字は「折」「原」
タイガーのマスクを被ったタイガー・ザ・グレート選手でしたが、
コールされた時にははずしており、ただのサスケ・ザ・グレートに。
試合は語るような内容は特に・・・。
マキシモ選手は動きの一つ一つが非常に丁寧で良い選手、というのを再確認。
途中マスクをはがされたタイガー・ドラゴンが退場。
白銀のウルティモ・ドラゴンとして帰ってきますが、時間がかかりすぎ。
お客さんが完全にだれちゃってました。
帰ってきたウルティモ・ドラゴンラ・ケブラーダ
アサイDDTをそれぞれに食らわすとマキシモの三角飛びヒップアタック。
ウ:桜の咲く頃、この格好で試合をします!

川畑代表挨拶

ミラノコレクションA.T選手の来日が決定しました!
が、川畑が発表してもビザで来日できないとか、方向性の違いで試合が出来ないとか
信用が無いので、本人の声を貰っています。
ミラノの録音テープ:I'll be back!
客:えぇー!
川:そういわれると思ってました。私もそう思いましたから、もうちょっと
長くしゃべってもらいました。
ミ:ようやっと日本で試合をする決心がつきました!

第四試合

大鷲透、×高木省吾

YASSHI的見所:お前らもわかっとるやろ、川田とジェットの絡みや!
お前らの力でジェットが嫌がってもやらそうや!


普段は人一倍大きく見える大鷲選手が今日は普通サイズに見えた!
メジャーの一流のオーラ、恐るべし!
先発は大鷲と飯伏でしたが、ゴング前に大鷲が観客の川田コールを煽る。
川田がリングインしてゴング!
いきなりのチョップ合戦。川田が一撃打つごとに大鷲が後退!
倒れる事は何とかこらえ、逆襲のチョップに川田は微動だにせず。
川田3発目のチョップで膝から崩れ落ちる大鷲!
続いてのタックル合戦では何とか川田からダウンを奪うが、すぐに立ち上がる川田
正面からの顔面蹴りから腕をとってのスピンキック。
代わって入った飯伏、ジェット。飯伏選手のミドルキック×3、
3発目はのど元から顎に入れる一撃でダウンを奪い、自軍コーナーへ。
コーナーにもたれるジェットへ川田のチョップ。チョップの乾いた音ではなく
殴っているような鈍い音が会場に響きます。
飯伏選手のその場飛びシューティングスターはカウント2。
飯伏選手へジェットパンチを決めたジェット、会場合唱のもう一回コールに
笑顔で答えると再度ジェットパンチ!
代わった大鷲がロープ側で顔面踏み付け。そして「不細工はいねーかぁ!」
会場のそこかしこから西側エプロンで観戦中のM嬢を指差し「あっちー!!」
喜んで飯伏踏み付けを見せつける大鷲。
っていうか、分かる人が会場内に20人ほどいたのがすげぇ・・・。
さらに畳み込む大鷲、ジェット。
座り込む飯伏へジェットのスライディングしてのラリアットから大鷲の
ブレーンバスターからギロチンはカウント2。
代わった川田の大逆襲。
大鷲に対し、ステップキックからコーナーへディーヤ!の掛け声とともに
串刺し式のハイキックを見舞うとブレーンバスター。
サッカーキックからストレッチプラム!
何とか逃れた大鷲へ飯伏選手のドロップキック。よろけた大鷲をなんと
ボディースラム!一気にコーナートップへ登るとムーンサルトプレス!!
リング上のジェット、川田に対しジェットパンチ敢行!が、川田倒れず、
チョップから拷問コブラで締め上げます。
場外へ逃れたジェットに代わって入った大鷲へ一撃を加えるためロープに走った瞬間
場外のジェットによるブラックボックス
川田を捕まえた大鷲がノド輪落としからダイビングボディープレス。
これは膝が先に着く不恰好。
さらにパワーボムを狙った大鷲でしたが、川田がリバース。
ジェットがブラックボックスで殴りにかかるが、殴り返され
飯伏選手のミサイルキックの追撃。
座り込んだジェットへ川田、飯伏のサンドイッチミドル!
飯伏に託した川田、大鷲を場外へ落とすとなんとプランチャ
リング上の飯伏コーナートップへ飛び乗るとフェニックススプラッシュ!
カウント3!
マイクを掴んだ大鷲。
鷲:試合は負けたが、マイクは負けーん!
俺様はメジャーに興味は無かった、しかーしこんな強烈な打撃を受けて
このまま黙っているわけには行かない。
このdragon doorに上がるなら、カードをあけて待ってるぜ!
川:急なオファーでdragon doorどんな団体かも知らずに上がったが、
この団体ジャベを使う団体と聞いていたが。あんなヤツがいるなんてな。
俺、プランチャまで使っちまったじゃねーか。

第五試合、世界ジュニアヘビー級選手権試合

近藤修司

VS

×石森太ニ

YASSHI的見所:
YA:拍手してくれや。石森が勝つと思うやつ→(まばらな拍手)まぁまぁやな。
近ちゃんが勝つと思うやつ→(会場、大拍手)これが現実や。
悔しかったら結果で見返してみぃ。


タイトルマッチ宣言はライブドアスポーツの小島さんが代読し、
裁くレフリーは和田京平
開始直後、高速のコルバタで近藤を場外へ落とすとセカンドロープを潜って
高速のトペ・コン・ヒーロ。
これでペースを掴むかに思われましたが、前方回転エビ固めを止めると
寝ている石森君を強引に掴んで、引きずり上げるとそのまま投げる!
チョップ合戦は体格的に圧倒的に不利な石森君でしたが、当たると同時に
体を半身に逃がして耐えます。
顔面かきむしりで捕まえた近藤がニークラッシャー。
コーナーに逆さ吊りにすると膝に向かってラリアット!更に、ニードロップ、
エルボードロップを膝へ落とし、ジャックハマーは2カウント。
ロープに振られた石森君が逆転のウラカン・ラナを狙いますが、これを止めると
セカンドロープに引っ掛けるようにシーソー式のスタンガン。
立ち上がった石森君へ膝蹴りを狙ったところ、足をつかまれドラゴンスクリュー!
逆襲開始か?と思われましたが、立ち上がった近藤。
ドラゴンスクリューから足四の字。王者が徹底した膝狙いで挑戦者の機動力を
削ぎにかかります。
ロープに逃れた石森君をロープに振りますが、ビット(By鈴木鼓太郎:NOAH)で
逆襲。かろうじてロープにもたれた近藤へ619。
場外へ落ちたところへコーナートップからラ・ケブラーダ
戻った近藤へムーンサルトアタック。キャッチされそうになると勢いのまま
リバースDDT
バックの取り合いは近藤が制してジャーマン。は一回転して着地。
バックを取ると石森君のジャーマンスープレックス。これは綺麗だった!
ランサルセはかわされますが、ゴリラクラッチ!
スプラッシュマウンテンの体制に入ったところでフレンケンシュタイナー。
ロープに飛んだところを跳ね上げてのアバランシュホールドはカウント2
再度の挑戦でスプラッシュマウンテン。ランサルセへつなげますがこれは
飛んでかわす!
続けてのゴリラクラッチは反転する勢いを使って丸め込み。
トラースキック×3でダウンを奪い、スーパースターエルボー!
2カウント
再度のスーパースターエルボーはかわされます。
めまぐるしい丸め込み合戦は近藤が上からパイルドライバーのように頭から
叩き落す。これがかなりヤバめの角度。
2カウントで立ち上がった石森君。トラースキックを見せますが2発目をかわされ、
ラリアット
ふらふらに立ち上がったところロープに飛んでのキングコングラリアット
石森太二一回転で吹っ飛ぶ一撃にカウント3
王者磐石のV1でした。
近:石森、何で勝てないか分かるか。こいつは作られたエースなんだよ。
俺は実績を作ってきた。お前は浅井嘉浩の失敗作だ!
とっとと帰れ!
やっとミラノが帰ってくるなぁ。あいつが帰ってきやすいように、
用意してあるものがある。今は言えん。
が、ヒントは六角形だ!

感想

第三試合までは今年観戦した興行でひまひま。評価の低かった1月DDT後楽園、
5月DRAGON GATE後楽園大会を圧倒するワースト興行。
今月はKAIENTAI-DOJO千葉Blue Filed大会、こないだの全日後楽園大会とか
満足度の非常に高い興行を見続けていたので余計にお寒く感じました。
が、後半2試合は何とか盛り上がったものの、興行としては微妙。
面白かったのはセミ
しかし、川田が見せたメジャーの壁の分厚さ。これは半端ではないですよ。
川田、大鷲の絡みが注目を集める中、最後に会場の目を自分に集めた
飯伏幸太選手、素晴らしかったです。
メインはチャレンジャーが行うべき一点集中をきっちりと行った王者が
実力差をきっちりと見せつけ、磐石の勝利。
石森君は後半トラースキックに活路を見出したのは良かったですが、
その前までの攻めが散漫でした。
dragon door大会での石森君のベストバウトだったと思いますが、遅すぎた。
近ちゃんの指摘は何をいまさら、という内容。
第一回大会でそれを指摘して修正するのが川畑代表の仕事だと思うんだが、
修正を入れられないまま今回までプレッシャーだけをかけ続けたのは
失策でしょう。
1回目は興行として破綻、2回目で何とか興行の形になり今回でしたが、
今回は試合内容が後退し、興行として失敗。
次回ミラノ出場でまたお客さんは入るでしょう。ひまひま。&相方も
行くつもりです。
しかし、根本的な対策をとらないと本当に客入りの悪さに歯止めがかからなく
なりますよ。