マッスル マッスル10 新宿FACE大会
諸事情により開場が遅れていたようです。その諸事情についてはおいおい・・・。
売店では「マッスルDVDVol.2」発売。マッスル5〜8、マッスルハウスまで収録。
これでひまひま。の見ていないハッスルが全て補完されました。
相方はマッスル坂井柄のCDケース。男色ディーノ柄の某携帯DS用ケースを購入。
試合前（映像）
ファイティングオペラオーディションから始まったマッスル
小さな会場から始まったマッスルも観客の支持を徐々に増やし、
ついに10回を迎える・・・。
って午前のDDTのパクリかよ！
〜オープニング〜
2/28日 吉祥寺 某所（映像）
マッスル坂井が親友のアントーニオ本多に呼び出されて向かったのは
アントンの実家。
坂井：実家、日本じゃん！
アントンによると父親にプロレスをしている事をカミングアウトしたい
のだと言う。が、不安なのでついてきて欲しいかったらしい。
アントン宅に入ると迎え入れたのはマッスル4に登場済みのママン本多。
事情は既に息子から聞いており、不安の面持ちで坂井に感謝をする。
そしてリビングへ。
扉を開けた先にアントンの父は、
俳優の渡辺哲氏*1
くつろぐ父親の前で直立不動の二人。
そしてアントンが口を開いた。
アントン：お父さん、僕、プロレスをやってます。
渡辺哲：そっか、頑張れよ。
あれ？あっさり。
ついてきたカメラにしっかり自身の一人芝居の宣伝を行う父。
アントン：今度の3月5日、僕がやってるプロレスを見に来てください。
勇気を振り絞った一言が発せられるが、
父：でも、忙しいからムリ！一人芝居の稽古とかドラマの撮影があるから。
あっさり切り捨て。
自分の予想する展開と違い穏やかな対応の父に緊張の糸が途切れたのか、
試合を見に来ない事に逆ギレしたアントンが殴りかかるが、
あっさりブロックした父、鮮やかな地獄突き！
パンチ〜ブロック〜地獄突き を軽やかなリズムで決める親子。
そして父親の前から退散！
幕間1
会場に現れたマッスルとアントン。リング上は前回好評だった控え室モード。
マッスル：地獄みたいに長い一日だったね。
アントン：っていうか、まだ終わってないしね。
マッスル：大体DDTで3時間って、そんな訴えたい事あるか？
本気で愚痴りだす二人。
鶴見亜門入場、がこちらもかなり疲れた様子。
直立して迎え入れた二人を無視するように椅子に座り込む。
アントン、マッスル：亜門さん？
マッスル：今日は何します、もうなんでもしますよ。
放心する亜門。
亜門：え、なんだって？ホントに聞いてなかった。
マッスル：いや、今日は何をしますか？って、人気のためなら何でもしますよ。
亜門：ごめん、ホント無理だ。
愚痴りだす亜門。
亜門：あさってから舞台なんだけど*2、元戦隊物のヒーローとか元女子レスラーとか、あいつらがぜつみょーに使えないんだ。
マッスル：元女子レスラーって、○田さくらちゃんがいい子だって言ってたじゃないですか！
亜門：いい子と芝居は別なんだよ。今からならまだ横浜文体*3、間に合うんで良かったらどーぞ。
藤岡メガネ：亜門さん、時間です。
亜門：おっとトイレタイムだ！
亜門、逃走。
呆然と見送る二人。
マッスル：家族ネタ結構最終兵器だったのにムダ使いだったね
アントン：撮った後になって本当に見に行けないとか言い出すしね
マッスル、アントン：亜門さん、探しにいこう！
幕間2（VTR）
亜門さんを探す二人の前に子川直也と酒井一圭HG登場
子川、酒井：どうしたの？
事情を説明する二人。
子川：そしたら俺と酒井君で試合をして場を繋いでおきますか。
酒井：あ、いいですねぇ。
マッスル、アントン：あ、それ良いですねぇ。それならお客さんも満足するでしょう。
子川、酒井：繋いでくるから安心して探しててくれよ。
さっそく会場へ向かう子川と酒井
マッスル：安心できるわけねーじゃん、俺ついてって会場見てくるわ
アントン：オッケー、探しとく。
捜索を続けるアントン、トイレの個室でヅラと眼鏡「探さないで下さい」の
書置きを発見。
アントン：このヅラと眼鏡があれば・・・。
何かを思いついたような顔。
ボーナストラック
子川直也 VS 酒井一圭HG
ゴング後、酒井を面白いようにぽんぽん投げ飛ばす子川。
柔道の乱取りを見ているかのような気分の中、
亜門？：やめやめやめ〜！
上半身はジャケットだが、下半身は明らかにさっきまでのアントン。
ズボンはなかったのか・・・。
亜門？：メンタル面の弱いところをお見せしました。ここからは私が仕切りなおします。
試合を止められた事が不満の酒井。
亜門？：巻きだ巻きが入っているんだよ、芸能人なら分かるだろ？
酒井：えぇ、分かりますけど・・・。
しかしまだ不満げな酒井
亜門？：芸能人じゃなく、その他の大部屋レスラーと一緒の扱いにするぞ！さっさと控え室に帰れ！
ピタリと黙る酒井。しぶしぶ控え室に帰る。
アン門：う〜ん、権力って気持ちいいジョル・・・じゃなかった、ですね。ぽっぽー！
アン門：さて、今回のマッスル10の位置づけですが、正直「マッスル・ハウス」へのつなぎの大会です。連続大河ドラマのように続いてきたマッスルですが、最初から見ていないとついていけない、そんな人達のタメに今日、1から9までのダイジェスト、春の総集編スペシャルを行うジョルノ、ジョルノじゃないジョルノ、行います、ぽっぽー！
マッスル1ダイジェスト、三国志戦
マッスル2ダイジェスト、新入生チャレンジマッチ、マスカラ・コントラ・カベジュラ
○ツルティモ・ドラゴン校長 VS ×大家健
校長がリングに上がったところで、アン門登場。
アン門：校長の膝の調子が悪いので試合は省きます。結果は26分03秒、シットダウンバックブローで大家の負け。なので髪を切ります。
リングにビニールシートが敷かれ椅子セット。
大家を座らせると、バリカンを持った726が髪切り開始。
アン門：前の方からね、ビジュアル的にもお客さんに分かるように。
本当に切ってるよ！
アン門：場つなぎに歌います。
ランナウェイ（シャネルズ）の節で
おお〜か〜、闘龍門から逃げた〜♪
おお〜か〜、DDTからも逃げた〜♪
おお〜か〜、女には逃げられた〜♪
アン門：時間もないしそんなところでいいジョ・・いいから撤収！
マッスル2で校長が試合してなかったとか、大家なんてそもそもいなかったし・・・なんて事実はノーサンキュー！
マッスル3ダイジェスト、道場破りマッチ
リング上は千葉Blue Field。上越たく他練習生*5がリング上に。
道場長のDJニラが道場生に発破をかける。
ニラ：今日3月5日は何の日だ、上越
上越：3月5日です。
ニラ：歯ぁ、食いしばれ！
ビンタ一閃。
マッスル：たのも〜。
道場破りマッチ出場選手紹介VTR
KAIENTAI DOJO：
上越たく*6、中川ともか、稲松三郎、石川はじめ、DJニラ
ツルティモドラゴン・ジム：
趙雲子龍、ペドロ高石、アントーニオ本多、726、マッスル坂井
第三試合
後がないツルティモドラゴンジム勢。
ゴングと同時にスーパーKⅠ。コーナーへ詰めるとスーパーKⅢからⅡのコンビネーション
○DOJO生（スーパーKⅡ）×ペドロ高石
試合後もペドロを襲い続けるDOJO生。
マッスル：おい、ニラどういうことだ！一年前と結果が違うだろ！
ニラ：これが1年間真面目にプロレスをやったものとの差だ！
緊迫するリング上
亜門：やめやめ！騙された振りして乗っかるとか俺、そーゆーの嫌い。
鶴見亜門登場。
今度の亜門はちゃんとズボンもはいてるし、本物だ！
亜門：ニラ、お前今興行中じゃないのか？！*7
ニラ：前向きな職場放棄です！
亜門：前向き？なら許す！
いいのか（笑）
亜門：アントン、何だこれは、勝手な事をして。だが、ダイジェストのアイデアは買った。ここから俺が仕切りなおす。全員控え室へ戻れ。
控え室へ下がろうとするが、ペドロが動かない。
亜門：ペドロ、起きろ。ペドロ？ペドローーー！
ペドロを囲むが狼狽して何も出来ない。
藤岡メガネ：何やってるんですか！救急車着てますよ！
亜門：え？
藤岡メガネ：救急車が着てるんですよ、早く、ペドロさんを！
亜門：ペドロがどうしたの？
動揺しているのか、かみ合わない会話。
藤岡メガネ：大の大人が何してるんですか、早くペドロさんを担いで下まで運んでください！
亜門：いや、で、その間どうするの？
藤岡メガネ：休憩にでも何でもすればよいでしょ！！
亜門：そうだね！
休憩明け
亜門：今から行うマッスル4は私の初プロデュース作品です。マッスル4、K-Iグランプリ2005MAX2006を開始します！
選手入場
Aブロック第一試合：虎龍鬼 VS ゴージャス松野
Aブロック第二試合：大家健 VS 藤岡典一
Bブロック第一試合：アントーニオ本多 VS 塩田秀樹
Bブロック第二試合：ペドロ高石 VS ジャイアント馬謖
Cブロック第一試合：マッスル坂井 VS DJニラ
Cブロック第二試合：子川直也 VS 酒井一圭HG
Dブロック第一試合：趙雲子龍 VS マジック1号
Dブロック第二試合：726 VS 佐野直
マッスル：松野さんがいねぇじゃん。
亜門：松野さんはさっきのDDTで眼窩底骨折して入場式はお休み。試合には間に合うからちょっと休ませてだって。
亜門：試合はAブロック、Bブロックはここ。Cブロック、Dブロックは各サブアリーナで試合を行います。
説明画面によると、
1、2階ゲームバトルアリーナ、4階ボーリングバトルアリーナ*8、
5階カラオケアリーナ、8階フードバトルアリーナ*9
亜門：じゃ、趙雲とマジックはゲーセンでUFOキャッチャー対決ね。UFOキャッチャーはプロレスの原点「キャッチ・アズ・キャッチキャン」って言うくらいだしね、ははは。マッスルとニラはボーリングでいいや。726と佐野はカラオケっぽいからカラオケ。子川さんと酒井は食べ放題で。
マッスル：映像用意してないよ。
亜門：何やってんだよ、言っといただろ。もういい、お前に期待した俺がバカだった。マッスルディレクターの皆さん出てきて下さい！
どこからともかく現れるハンディカメラを持った集団。
マッスル：サムライのディレクターとかエンタ371のADさんとかじゃないですか。
亜門：30分、8時45分までに勝負の証拠のVTRを持って戻ってきて下さい。あとお客さん、好きな試合についてっていいですよ〜。ただし、各サブアリーナでは管理が違うので別途料金が発生する場合がありますので、その場合は各人で別途負担になりま〜す。あと移動される方はチケットの半券を持って移動してくださいね。再入場できなくなりますからね〜。はい、解散！
ばらばらに各アリーナへ向かう選手、と一部観客。
亜門：ここに残ってもたいしたもんが見れるとは限りませんよ〜。
Aブロック第一試合
Aブロック第二試合
Bブロック1回戦、ルチャリブレクラシカルール4WAY
アントーニオ本多 VS 塩田秀樹 VS ペドロ高石 VS ジャイアント馬謖
退場順
×ジャイアント馬謖（ロープエスケープ）○不明
×ペドロ高石（フォール）○不明
×塩田秀樹（ロープエスケープ）○アントーニオ本多
アントーニオ本多勝ち残りで勝利。
外に出ていたお客さんが試合中に徐々に戻り始める。
亜門：うぅ〜ん、ルチャの試合は面白いな！さて各アリーナの様子はどうだ？
が、画面が出ない。
亜門：映像まだ出せない？それじゃ場つなぎに私の一人京劇「桃園の誓い」でお楽しみ下さい。
ポーズをとったところで画面が起動。
まずはゲームアリーナ。
趙雲が先にキャッチ成功。趙雲の後ろで勝利を喜ぶ観客！勝者、趙雲子龍！
本当について行ったんだねぇ・・・。
続いてカラオケアリーナ。順番待ちする二人の様子が映る。
亜門：日曜だし、順番待ちか。時間かかりそうだし両者失格だ。
続いてボーリングアリーナ。
第1投はマッスル9本、ニラ、ガーター。（画面早回し）2フレーム勝負の結果、
16−1で勝者マッスル坂井
最後のフードアリーナ。食べ終わった様子は映っているが良く分からず。
亜門：よくわかんないからいいや、体重が多かった方が勝ちで。体重計持って出てきて！
子川、酒井リングインし体重測定。
子川直也86kg 酒井一圭HG91.5kg
亜門：酒井の勝ちだけど、726達が両者失格だから二人とも出ていいや！
子川、酒井達が引き上げる中、メガネを呼び止める亜門。
亜門：メガネ、ちょっと残れ。リング下にあるそこのTシャツ着ろよ。
Tシャツを受け取り袖を通すメガネ。胸元にはnMoのプリント。
藤岡メガネ：これは・・・、nMo。
亜門：そうだNEW MEGANE ORDER、略してnMoだ。次の試合けちょんけちょんにしてやれよ。その後は・・・分かるな。
激しく抵抗する藤岡メガネ。そこへ現れたマッスル坂井、藤岡メガネを殴り説得。
マッスル：ヒールが嫌だとかそんな事言ってるんじゃない！ヒールがいて支える人がいてプロレスが成り立つんだ！みんなお前に協力するぞ。
nMoTシャツを着て入場するニラ、マジック、趙雲、子川、酒井、ペドロ。
亜門：お前ら、自分達の試合はどうするんだ？
マッスル：俺達の試合はどうでもいい！俺たちは全員でメガネをバックアップする。
藤岡メガネに次々に声をかけるnMo軍
ニラ：これで殴ってやれ(手持ちの竹刀を渡す)
マジック：マジックは人を騙す事だ、騙してやれ（マジックセットを渡す）
趙雲：中国製のわりに切れるヨ（刀を渡す）
子川：怪我したふりをして襲ってやれ（松葉杖を渡す）
ペドロ：怪我した時には保険だよ（契約書一式を渡す）
マッスル：この代々伝わる弓でハートを射抜いてやれ（弓を渡す）
Aブロック決勝戦
虎龍鬼 VS 藤岡典一
ゴングと同時に襲い掛かるように支持するメガネ。
エプロンにいたnMoが虎龍鬼を襲う。何度か返した虎龍鬼だが多勢に無勢。
ついに囲まれてしまう。
そして中国刀を手にかけた藤岡メガネが振りかぶる。
時の流れが変わった！
観戦していた亜門、ただならぬ様子にリングに入ると虎龍鬼を庇うが
メガネ、そのまま亜門を斬殺。返す刀で虎龍鬼さえも斬殺。
そして3カウント
×虎龍鬼（体固め）○藤岡典一
勝つためとは言え自分の行為に箍が外れた藤岡の元へ駆け寄るアントン。
アントン：おい、何だよこの針の跡は？！
藤岡メガネ：抜けらんないようになってんだよー！
魂の慟哭
アントン：真面目な子ほど真面目に壊れる。傷がある子ほど・・・。先生はお前が優しい子だって知ってる。病気の母さんにフレンチトーストを作った話、先生忘れられない。
ドラッグ？先生？急展開！
藤岡メガネ：オヤジのせいだ、俺たちを捨てて逃げたオヤジの！
アントン：お前のお父さんはなぁ、
会場に響き渡るセパラドス！
ツルティモ・ドラゴン校長登場。
アントン：校長・・・。
校長：典一。
マスクを取ったその顔に驚く藤岡メガネ
藤岡メガネ：父さん。
アントン：お父さんはなぁ、プロレスラーだったんだよ。お前を捨てたんじゃなくて世界中を旅をして試合をしてたんだ。
校長：俺はもう膝がボロボロでジムも続けられない。お前が、継いでくれ。
マスクを静かに渡す。
意を決してマスクを被る藤岡メガネ。
ニラ：これはK-DOJOもうかうかしてらんねぇな！
マッスル：次ぎ会うのはプロレス学校対抗戦で会いましょう！
最近の曲*10が流れて、会場全員で合唱。
マッスル：えぇ〜、全部歌うのは長いんでここで締めます。
全員：3、2、1、マッスル、マッスル！
エンディング（VTR）
しかし決勝へ進むことはなかった。ゴージャス松野に手をかけたことを悔いた藤岡典一は警察に自首をしたのである。
台所の洗い物にまぎれた優勝の皿、そこには優勝者アントーニオ本多の文字が。
マッスル10 END
エンディングの先
会場に明かりが戻るとリング中央に正座するマッスル。
マッスル：えっと、本来なら予告編が入るんですが、マッスル・ハウスもここに来ている方ならご存知のはずなので、今更予告する事もないんで・・・。だいたい人間が表現したい物なんてのは10回もないわけで、って亜門さん？
今までリング隅で横たわっていた亜門さんがむっくり起き上がる。
マッスル：死んだんじゃなかったんですか？！
亜門：そう思っていたけど、胸に入っていたこれのおかげで助かったみたい。
取り出したのは1枚の紙切れ。
マッスル：これって婚姻届じゃないですか！さっきこれを取り入ってたんですか？
亜門：そう、10月1日に結婚するんで開けといて。
マッスル：えっ、えぇえぇ、何かの公演みたいに？
亜門：ふつーに目黒雅叙園で。
マッスル：いや開けときますけど、何で今？
亜門：告知がないなら、俺の告知でもなぁ・・・って。
この後二人で愚痴る。
どうやら松野さんが眼窩底骨折をしたのがまぎれもない本当の話で、
16時ごろに発覚。その段階で用意していた映像がほぼ全て使えなくなって
慌てて練り直して今回の状況に至ったとの事。
亜門：まさか虎龍鬼頼みになるとは思わなかったもんなぁ。
マッスル：結局エンディングまで間にあわなくって松野さんの名前思いっきり出ちゃってますもんね。
エンディングの先の先（ボーナストラック）
前回マッスルでアントンがジェルを使っていたところを見た関係者により、
今回大会に男性化粧品大手のマンダムがスポンサーがついていたとの事。
さらにK-Iグランプリ2005マックス2006の優勝者がCMに抜擢される事が判明。
というわけで、これよりアントーニオ本多主演のCM撮影が開始されましたが、
詳細はひ・み・つ！
