DDT清水マリンビル大会「Judgement Tour in Shizuoka」
観客は100人にちょっと届かない感じくらい。
第一試合
×大家健、×趙雲子龍
VS
○三和太
太の体からラインが円から樽ぐらいにはシェイプされてる感じ。
趙雲先発。
ロックアップからリープロッグ。巻き投げを狙うが重過ぎて投げられない。
逆にボディスラム。
大家イン。
首投げを狙うが失敗。ボディスラムはボディにパンチを集めてから狙うが
持ち上げられず、逆にボディスラム。
ぶーちゃんローラーを予告したところ、趙雲カット。
が、趙雲もボディスラムでセットすると二人を縦に並べて
ぶーちゃんローラー&リバース。
太、二人をコーナーに振っての圧殺に失敗すると大家組、
交互のチョップでダウンを奪いフォール、カウント2
趙雲、ローキックでダウンを奪うと踏み付け。
大家が太を羽交い締めに捕らえると気孔砲！
が、威力が太を突き抜け大家に。コーナーまで吹っ飛ばされる大家。
太：驚かせやがって！
趙雲を大家と同じコーナーへ振るとボディアタックで圧殺。
続くエルボードロップはかわされるが、ロープへ跳んだ二人へ
カウンターのクローズラインで吹っ飛ばすと、左右で二人の足を抱えての
逆片エビでギブアップ勝ち。
まさか太に貫禄を感じるとは。
幕間
静岡プロレス代表、稲木氏が挨拶。
静岡プロレスの主力レスラー、みかんまん、お茶マンが
地元出身の高木ジェット選手と静岡軍団で戦う事を案内中にかかったのは
ファイヤー！
三四郎、猪熊、坂井リングイン。
三四郎：
と因縁をつける。
そこへお茶マン、みかんまん、リングイン。
静岡プロレスのエースが二日かけて考えたデザインを安直と罵る三四郎。
猪熊、坂井をけしかけ乱闘開始。
乱闘の最中、なんとみかんまんが車に轢かれた！
痛めつけに成功したDDT軍、セミでの決着戦を予告し退場。
試合前
アントン、トーゴー、モリ、リングイン。
今晩ファック！の後はキャプテン翼のオープニングのサビを使って
キックエ〜ンドファック！
アントン：
お前ら静岡人はサッカーが得意と言うが、アントンの方がはっきり言って上。
なぜならイタリア人だから！
アントンが長島茂雄クラスなら、お前らは草野球クラス。
今日の相手はお前達くらいプロレスの下手な飯伏幸太だ！
第二試合
○アントーニオ本多
VS
×飯伏幸太
飯伏の奇襲で試合開始。
が、サミングでペースチェンジを図ろうとするが、お構い無しの飯伏の蹴りが
アントンの喉元を捉えると場外へ逃走。
リングに戻ったアントン、ローキックを放つが、お返しの飯伏のローに
あっさりダウン。
飯伏が掴まえに来たところへローブロー。
さらにバックブリーカーからふるふるニードロップ、カウント2
エルボースマッシュからチョップを放ちロープへ振るが、
飯伏カウンターのドロップキック、カウント2
ハイキックからジャーマンを決めたところでトーゴー、モリが乱入。
トーゴーが浅野レフリーを抑えている間にモリを蹴散らした飯伏が
ムーンサルトを狙いますが、アントンがかわす。
アントン、ベルトで飯伏を殴るとロープに足を掛けてのエビ固め。
浅野レフリーこれに気付かずに3カウント成立。
アントン、勝利！
試合後
なおも飯伏をいたぶるトーゴー、モリに柿本、MIKAMIが救出に。
柿本：
おいおい、お前ら、多勢に無勢じゃなきゃ勝てないのかよ！
もう一回やれ。メインで飯伏を入れてもう一回だよ！
アントン：プッチンだよ！ここ清水でもう一度恥じかかしてやる！
MIKAMI：
今日のメイン柿本、MIKAMIのタッグでしたが、飯伏を加えて6メンでやらせてもらいます。
カード変更だ！
第三試合
諸橋晴也、×タノムサク鳥羽
VS
○ポイズン澤田JULIE、マサ高マムシ
先にリングインした蛇界転生組、勝利のダンスを先に舞うことに。
モロトバの奇襲でゴング！
マサ、鳥羽の蹴り足をキャッチし膝へエルボーを落とすが、
鳥羽のボディーブローで前かがみになったところへ踵を落とされ
さらにサッカーボールキック。
代わった諸橋、パンチの打ち合いを余裕で制するとジャンピングジャーマン3連発
カウント2
JULIEが介入し、諸橋をマンハッタンドロップに捉えると
マサ、スリング式ネックブリーカー。
蛇イ〜ンからさらに連携。
JULIEがエプロンに戻ると途端に劣勢になるマサ、諸橋のラリアットは
カウント2で何とか返す。
モロトバ、コーナーへ振っての連続串刺し弾。
再度逆コーナーへ振るが、JULIEが呪文でカット。
諸橋、鳥羽の腕を止めるが、鳥羽がJULIEの手を蹴り飛ばし逃れる。
再度襲い掛かる鳥羽のパンチ、蹴りを呪文で止めると、ノド輪を掴みネッシー。
カウント2
マサ、諸橋をイナヅマで場外へ落とすと、エプロンからテーズプレス。
リング上1体1のJULIEと鳥羽、ノド輪をこらえてパンチを打ち込むが、
続くバックブローはかわされると、回転が止まったところへノド輪落とし。
さらにキャトルミューティレーションで絞り上げギブアップ。
第四試合
男色ディーノ、×中澤マイケル
ディーノ先発。HARASHIMAが出るが、ディーノ大鷲コールを要請。
会場もこれに応え大大鷲コール。仕方なくリングに入る大鷲。
ゴング。
ロックアップと思いきや速攻股間をつかみにかかるディーノ。
HARASHIMA：反則だろう！
いや、ヒールが反則だろうって、訴えるのは・・・。
すぐに離れる大鷲。
リストを取った大鷲だが、ディーノはリストを取り返すと大鷲の指を舐め回す。
大鷲：反則じゃないのか！
浅野レフリーに詰め寄る。ヒールなのに反則のチェックを要請するとは・・・。
リングのど真ん中で大股を開き挑発するディーノ。
じりじりとコーナーへ大鷲を追い詰める。
大鷲、驚くほどのダッシュで自軍コーナーへ飛び帰りタッチ。
大鷲が下がるのを見てディーノもタッチ。
HARASHIMA、中澤リングイン。
タックル合戦から巻き投げ、サイクロンホイップと翻弄するHARASHIMA。
ディーノリングイン。
コーナーの大鷲に目をくれると、大鷲、エプロンから離脱！
男色クローから男色スクリューでダウンを奪うと、すっげぇ優しい声で
ディーノ：しねぇ〜
ソフトタッチで襲い掛かる。
大鷲：ハラシマ、ギブアップしていーぞ
さらに長めの男色回転体楽しむが、一向にカットに入る気配のない
大鷲に飽きたのか中澤にタッチ。
すぐにエプロンに戻る大鷲。
代わった中澤、これまでの鬱憤を晴らされるかのごとく攻撃を喰らいまくる。
タッチの隙に戻りかけた中澤を超ダッシュで追っかけて阻止した大鷲。
さらに早いタッチワークで中澤を帰さないディザスターズボックス軍。
大鷲の踏み付けからHARASHIMAのサッカーボールキック。
さらに大鷲のギロチンドロップとHARASHIMAのスワンダイブ式ボディープレスの
競演をみせる。
中澤、脱出に成功しディーノリングイン。
HARASHIMAへコックボトムから男色ナイトメア。大鷲がチョップでカットに入るが
チョップのダメージでHARASHIMAの顔面へ尻が落下。
とうとうディーノと対峙した大鷲。
ディーノの男色クローに対し自らもディーノの股間を握るが、
男色フラットライナー*1からあてがい
キスを狙うがこれを阻止した大鷲へ中澤がタックル。
さらに中澤、大鷲をボディスラムで投げると、これを受けてディーノ
69の体制でフォール、HARASHIMAのカットでからくもカウント2
カットに入ったHARASHIMAへ男色スクリュー。HARASHIMAのハイキックをかわすと
キスから男色ドライバー。
カットに入った大鷲へとうとうキス成功！そのままコーナーへ追い詰めるディーノ。
コーナーに沈み込む大鷲を舐りつくします。
一方リング中央ではHARASHIMAと中澤。
中澤、タックルからブレーンバスターと繋ぎスパインバスターを成功させるが
カウント2
立ち上がったHARASHIMAハイキック一発で中澤の動きを止めると
コンビネーション乱打からハイキックを一閃し、蒼魔刀でがっちり体固め。
HARASHIMAがディーノを引き剥がすと、大鷲バックステージへ逃げ帰る。
楽しそうにディーノが後を追いかける。
休憩
みかんまん、お茶マンのサイン会予定でしたが、会場内の交通事故により
サイン会が中止に。
入場口から大鷲のコスチュームを高々と掲げ登場したディーノが
サイン会を行うことに。
第五試合
お茶マン、みかんまん、○“ジェット”省吾
VS
高木三四郎、マッスル坂井、×猪熊裕介
ヒールと化したDDT軍、三四郎のFireのノリも今一つ。
児童唱歌「茶摘」にのって登場したお茶マンとみかんまん、
お客さんにそれぞれお茶とみかんを配ります。
そしてJET STOMEが流れると、会場、主に西側大声援！
しかもジェットコールではなく、省吾コール。明らかに親族中心だ！
コールの紙テープも圧倒的多数を締めるも、色は何故か昔のカラーの赤。
ゴング。
先発するジェット、猪熊。
タックル合戦をジャンピングショルダーで制したジェット、本家ジェットパンチ！
お茶マン、三四郎にチェンジ。
お茶マンは打撃ごとに、お茶！お茶！の掛け声。
が、体格に勝る三四郎、微動だにせず。
代わったみかんまんを捉えた三四郎、しきりにみかんまんの頭部の葉を狙う。
みかんまんをコブラツイストに捉えるが、みかんまんの足元に1つみかんが
転がり込む。口にしたみかんまん、コブラを外して生還。
代わったお茶マン、三四郎をコーナーへ詰めると
お茶マン：お茶茶茶茶茶茶茶茶茶！
の掛け声とともに百烈拳を叩き込むと、ダウンしたどてっぱらにフットスタンプを
ぶち込み、そのままフォール。
カウント2
両軍入り乱れての場外戦の中、お茶マンを捉えた猪熊。お客さんの飲みかけの
缶コーヒーを無理矢理お茶マンの口へ流し込む
たちまち弱るお茶マン。
リング上はジェットと坂井。
エルボーからドロップキックを喰らわせた坂井。ダウンしたジェットを抱え上げると
バーディクト！
何とかカットに成功したものの、今度は合体パワーボム。カウント2で
肩を上がるジェット。
起き上がったところへ三四郎のスタナー、坂井のマッスルボンバーと繋ぎ
コーナートップの猪熊
猪熊：俺の、時代が、キター！
成功！がお茶マンがカットに成功。
猪熊の投げ技を首固めに丸め込んだジェットだが、カウント2
フルネルソンからジャンボジェットを狙うが、ロックが極まらず猪熊、金的。
しかし猪熊へお茶マン、お茶噴射！
ジェット、ジャンボジェットから体固め、3カウント奪取！
試合後
試合後のお茶の格別さにすっきりとリングを降りた三四郎、猪熊、坂井。
稲木静岡プロレス代表から挨拶を勧められたジェット。マイクを持つが
肉声はなし。
が、ブラックボックスよりお手紙を取り出す。
拝啓、稲木様
この手紙を読んでいるって事は僕が勝ったって事ですね。
僕は無口なんですが、さっきテレビ静岡の取材を受けてしまいました。
25日土曜「パロパロ」に出てしまいます。
本当はみかんもお茶も好きじゃないけど、お茶とみかんを交えて
ジェットと楽しい仲間達、静岡三銃士として静岡のプロレス文化を盛り上げたい。
高木”ジェット”省吾
第六試合
MIKAMI、柿本大地、○飯伏幸太
MIKAMI組が奇襲を仕掛けるが、精したのはイタリア軍。
飯伏はアントンを執拗に追いかけ、蹴りを入れる。
リング上は柿本、トーゴー。柿本がドロップキックを連発するが
当たりが浅く、トーゴー微動だにせず。
持ち込んだグランドもトーゴーの手のひらで遊ばれる柿本、
エルボーからのセントーンでカウント2
アントンが捉まるが、ローブローで脱出すると代わったトーゴー。
地獄突きの3連打から地獄突き落とし。さらにキッチンシンクで一回転させると
その場とびのフットスタンプでフォール。カウント2
代わったアントン、ローキック2発からチンロック。さらに首四の字に捉えると
トーゴー、モリが左右の足をアキレス腱に捉える。
レフリーの反則カウントにあわせ、1、2、3、フォー！
アントンのブレーンバスター、モリのエルボーからのバックドロップはいずれも
カウント2
代わったトーゴー、ボディスラムからダイビングボディープレス。
フォールをブリッジで返した飯伏のブリッジを潰そうとするが、飯伏も堪える。
再度勢いをつけたところを利用しモンキーフリップからドロップキック！
代わった柿本、3人をボディースラムに切ってとると、
さらにぶっこ抜きジャーマン。飯伏は場外へプランチャをみせ一気に攻め立てる。
代わったMIKAMI、619からスワントーンボムはカウント2
さらにデュランダルからストレッチ技へ繋ぐが、トーゴーがカット。
飯伏のイナズマをブロックしたトーゴー、ミドルキックを即頭部へぶち込みモリへ。
モリ、スリーアミーゴからのフロッグスプラッシュ。
しかしカット。
続いて狙ったジャーマンを空中で回転し着地した飯伏を待っていたのは
トーゴーの蹴り。
イタリアンインパクトを狙うが、飯伏が前方回転エビ固めで避けたため
トーゴーのダイビングラリアットはアントンへ誤爆。
柿本のカッキー・カットから飯伏シューティングスタープレスで3カウント。
試合後
柿本：3対3でやったらこんなもんだ、次の後楽園また3対3で勝ってやる！
飯伏：次の後楽園も俺がまた勝ってやる！
MIKAMI：ご来場ありがとうございました。皆さんが一人でもいる限りDDTは不滅だ！
三四郎集会
平日にこんなに集まってくれてありがとー！
静岡のプロレス熱もまだまだ捨てたもんじゃないぞ。
高木ジェット選手の親族の方が多数来場いただきました。
私は親族ではない高木ですが、どうぞヨロシク！
感想
地元団体をゲストに迎え、DDT本体もヒールファイト？
普段とちょっと違うファイトスタイルが面白かったですが、
みかんまんが調子が良くなかったのか動きに精彩を欠いていたのが残念。
お茶マンはなかなかキャラも立ってたし面白かったですよ。
ジェットのご親族、友人の方が多数来場されていましたが、ジェットコール
ではなく、省吾コールだったところに凱旋試合なんだなぁ、と思ったり。
しかし、透ちゃんはディーノにてきめんに弱くなっていますが、
ホールのシングルまでに克服できるのか？
トラウマが悪化しているようにしか見えませんでした。
しかし残酷なようですが、そんな透ちゃんがすげぇ楽しいんですが！
