El Doradoプレゼンツ 大鷲プロレス観戦記

いまさらながらにしてアップ終了。
観戦仲間と無事合流し会場入りするとちょうどエキシビジョンのコール。

エキシビジョンマッチ

中島洋平

(逆エビ固め → ギブアップ)

ベアー福田

これが初めて人のいる前でのプロレスという中島洋平選手。
体は締まっているものの、細い!
対戦相手がベアーなこともあってか余計に細く見える。
膝上まであるスパッツがさらに細さを強調。
試合は、ベアーは何もしませんでしたが、中島君は何も出来ず。
チョップで倒れ、ボディスラムで投げられ、最後は逆エビにギブアップ。

開催宣言

体育館ステージ上にセットされたスクリーンで煽り映像。

大阪プロレスDDT大鷲プロレス化に夢破れた大鷲。
地元佐久でついに夢の扉が開かれる!

どっかで聞いたような懐かしいフレーズだ。
炎が上がり、花火が上がり、ド派手なライトの演出の中大鷲リングイン
大鷲:

おぉーい!もういっちょ、おぉ〜い!
今日は本来であればお爺ちゃん、お婆ちゃんを敬わなくてはならない日にお集まりいただいたプロレスファンの皆さん、ちゃんこ大鷲の後援会皆さん誠にありがとうございます。

わっしー君をいつも通りいじり頭をはたくと、いつもの通りリザーブさん。
大鷲:

これが現実と言うヤツです。デ○ズニー○ンドのミッ○ー○ウスも、ウル○ラマンも仮面ラ○ダー*1も、中はこんなくたびれたおっさんが入っているんです!
夢も見せる、現実も見せる。そんな楽しい大鷲プロレスを今ここに開催します!!

第一試合

ジャンピングキッド沖本、×清水基嗣

(ゾンビキング → エビ固め)

バラモンシュウ、バラモンケイ

バラモンの予言によると
赤毛の男が同じ顔を持つ二人の男にいたぶられ悶え苦しむ」
との事。
シュウ、ケイの奇襲でスタート。
場外戦でどっちかが清水を台車に乗せて走らせ、待ち構えた方が
蹴りを食らわしたのはお見事な攻撃。サスケとか好きそうだけど
一人じゃ出来ないもんなぁ。コンビならではの攻撃。
試合はバラモン組が優勢。沖本が流れを断ち切ろうとするものの、
チーム力を覆す事はできず、最後はWのコンビネーションキックを面白いように
叩き込んだバラモン組がシュウのゾンビキングで3カウント。

第二試合

吉田万里子、×松本浩代*2

(ビックブーツ → エビ固め)

チェリー、○木村響子

吉田万里子の試合の生観戦は初めてだ。全女時代のはテレビで見ているはず。
しかし惚れ惚れするほど鍛え上げられたいい体をしてますね。
初めて見る松本選手は大型選手。まだちょっとぷに感がありますが、頑張って
師匠みたいな身体に鍛えて欲しいものです。
久々の女子の試合。
序盤はロックアップからスタートし、割合静かな立ち上がり。
声は出ているものの、女子特有の「コノヤロー」とか「バカヤロー」がなくて
あれ?っと思っていたら、徐々に出てきてちょっとほっとしたり。
ヘアーホイップとか見ると女子の試合を見ている気分になります。
試合は松本が先輩達に喰らいつき、チェリーが吉田に喰らいつき、
木村と吉田がぶつかり合う。
吉田とも当たり負けしない木村。中盤のハイキックとビックブーツの蹴りあい
裏投げとバックドロップの打ち合いで負けなかったのはお見事。
チェリーも吉田のダブルアーム式フェイスバスターをキックアウトしてからの
ビクトル式腕十字からジャーマンスープレックスには驚かされました。
最後木村が松本から当てるんじゃなく、蹴りつけるような説得力抜群の
ビックブーツ一発で3カウント。

第三試合

フランチェスコトーゴー、モリ・ベルナルド、○ミラニートコレクションa.t. withアントーニオ本多

(ナターレ・ビアンコ → エビ固め)

菅原拓也KAGETORA、×卍丸

先に入場したイタリアンフォーホースメン。
アントンの手には黒いロープ状の物。
アントン:

コレは今日千曲川で捕まえた透明マグロのツナちゃんだ!
あれ?え?えら呼吸してないよ!ツナちゃん?!ツナちゃん?!
ツナちゃんの仇はここで取ってやる。仇をとるための助っ人を用意した。
誰を?この男だ!

ラニートコレクションa.t.入場。
ダンスの間コーナーに控えるトーゴーとモリ。アントンはリング下で客いじり。
と思ったらリングに滑り込むアントン。
んぎゃー、全員でダンス踊ってる!
演劇出身のアントンが踊れるのは納得なんだが、残りの二人も踊る。
特にモリの完璧な仕事っぷりったら!この人どこまで小器用なんだ!!
トーゴーさんも若干の遅れがありながらもきっちり踊りきる。
ひまひま。含め会場各所に散らばっている遠征組、大興奮!!!
決めのポーズも正面と裏で2回決めてくれる親切っぷりに心の底からメロメロ。
試合はニートトーゴー、モリが支える展開。
わずかながら、ガッちゃんとトーゴー、ガッちゃんとモリ。
KAGETORAトーゴー、KAGETORAとモリのマッチアップが見れたので
良しとしとくかな。って感じ。
エルドラ組が卍丸と菅原の不仲をこんなところまで引っ張って、途中の誤爆
ガッちゃんがやる気なくして退散したところで勝敗は確定。
最後はナターレビアンコで卍丸から勝利。
ラニート:

ご声援ありがとうございます。フランチェスコさん、ベルナルドさんアントーニオさんと僕はタッグを組めて幸せです。ここ佐久で生まれた新しい軍団はプロレス界にイタリアン革命を起こしていきます!!

エルドラで続きがあるなら、大きな援軍だけどフォーホースメンも
ヒールだからなぁ、ベビーのニートとは続けられないだろうなぁ・・・。

休憩時間色々

休憩時間にはいるかと思われた会場に鳴り響いたのはキング・ポコダのテーマ。
荘厳な音楽に合わせて入場する大鷲透被害者の会の2名。
ポコダ:

佐久の皆さんこんばんは、大鷲透被害者の会のキング・ポコダとリザーブ池田です。当初僕と大鷲のシングルのはずでしたが、気がつけば試合は流れ、気がつけば雑用にモギリ。

ポコダが証拠として流したのは大鷲プロレス第一回記者会見映像。
概要を聞かれた大鷲が一言「現在決まっているのは俺様とポコダ、以上!」
そこかしこで「え?」という反応。
ポコダ:

僕にはシングルマッチと聞こえました!
大鷲、どっかで聞いてるんだろ。出て来ーい!んまぁ出てこないだろうということは想定内ですよ。ここにはもう一人、「大鷲」がいるよなぁ。子の責任は親にとって貰おうか。オヤジ、出て来ーい!

リング上に父大鷲こと伊藤平氏登場。さすが元幕内力士でかい。
ポコダ:

お前の得意な相撲で勝負だ。

前半戦最後の取り組み

西:●キング・ポコダ

(おそらく掬い投げ)

東:○大鷲*3

ポコダ:

後半戦、絶対どっかに乱入するからな〜!

被害者の会退散。
大鷲父による挨拶。
ビーフェイス大鷲透たっての希望により佐久市の福祉のために
収益の一部を寄付。
興行プロモーターの伊藤徳子氏*4より佐久市長三浦大助氏へ贈呈。
伊藤徳子氏ご挨拶。

第四試合、ちゃんこ大鷲・一生無料券争奪時間差バトルロイヤル

“ちゃんこランブル”時間無制限

煽り映像

大鷲プロレス開催の目的。
それはちゃんこ大鷲の全国展開
さらには首都機能の佐久市移転を実現!
ちゃんこランブルはその壮大な計画の第一歩としての全国展開用の
新広告塔探しだったのだ!!

高木三四郎男色ディーノゴージャス松野HARASHIMA、THE MAC、“ジェット”省吾、ベアー福田、KEN45°、ダンプ松本(選外:キング・ポコダ)

が出場予定選手でしたが、やはり色々ありました。

高木三四郎ゴージャス松野、THE MAC、Ken45°、HARASHIMA男色ディーノベアー福田、X(大柳錦也)、“ジェット”省吾、ダンプ松本、キング・ポコダ、TARU(全12選手、入場順)

Ken入場時にリング上にいた全選手がステージに向かいエアギターセッションを
始めて次のHARASHIMAが入場。
HARASHIMA何のコンテストだ、オラー!
三四郎えっ?エアギターコンテストじゃなかったの?!
ディーノは入場からリングそっちのけで男狩り。
潤:ホモが来ます!お下がり下さいっ!!
次の入場のベアーがディーノを止めに向かうが無力・・・。
リング上では大柳がマジックハンドで三四郎、Kenをきりきり舞いさせてました。
初の失格者は大柳。オールドスクール中に落下。リストを取られていたKenも
ロープを越えかけたところ、入場したジェッさんがパンチで追い出しOTR。
膠着したリング上が動いたのはダンプ松本の入場。
花道で襲い掛かるがあっさりと竹刀に返り討ち。
リングに上がると蜘蛛の子を散らすように全員がリング下へ逃走。
ポコダが入場し意気揚々とダンプに向かうが眼力だけで追い返される。
ステージまで逃げ帰ったところで、シークレットゲストのTARU登場!
前にTARU、後にダンプに挟まれたポコダ、ステージ脇へ逃走!
戦意喪失とみなされ、失格。
リング上、MACがダンプを吹っ飛ばすとすかさず全員がフォールし、失格。
殊勲のMACにスタナーを放った三四郎だが、回転エビを踏み潰されフォール。
上に乗っかっていたMACも全員に体制をひっくり返された上フォール。
HARASHIMA、ベアーがOTRで退場すると、松野さんが相手を見ないように
腕で目線を遮りながらTARUへエルボーを打ち込む。
無表情でじりじりと迫るTARUに松野さん自らトップロープを越えて逃走!
リング上はTARU、ジェット、ディーノ。
まさに異次元対決。
先に動いたのはジェット。TARUと共同戦線を張ろうとするが、
あっさり拒否され、逆に攻撃を喰らう。
串刺し攻撃を避けられたジェット、エプロンに着地。TARUをエプロンに引き込み
エプロンでジェットパンチ!
受け止めたTARUの背中からディーノがキス。TARU、転落。
リングに戻ったジェット。中央で睨み合うとディーノがフレンチキス
堪えたジェットがパンチ。
キスとパンチのラリーの中、ディーノがジェットを摑んでディープキス!
落ちる寸前で復活したジェットだがあてがいからの男色ドライバーからの
漢固めに陥落。

退場順:大柳錦也(OTR)、Ken45°(OTR)、キング・ポコダ(戦意喪失により失格)、ダンプ松本(フォール負け)、高木三四郎(フォール負け)、THE MAC(フォール負け)、HARASHIMA(OTR)、ベアー福田(OTR)、ゴージャス松野(OTR)、TARU(OTR)、“ジェット”省吾(フォール負け)
試合後

ちゃんこ大鷲一生無料券を歌手:菅原洋一さんから受け取ったディーノ。
初めてち○こ一生無料券で無い事に気付く!
そっから先はちん○連発のディーノ劇場。会場がものの見事にどん引いてる中
喜んでいたのは確実にDDTファンだ、間違いない!
ディーノ:

私がち○こ大鷲をナイスなちん○にして行こうと思います!

第五試合

大鷲透近藤修司、brother“YASSHI”

パワーボム → エビ固め)

川田利明、エルブレイザー、×飯伏幸太

飯伏、ブレイザー入場後、コンブラ様がYASSHIが入場曲を生うたで聞かせながら
入場。
最初、やけに歌詞がクリアに聞こえるなぁ。と思ったら
本人が歌っていましたよ!
これには驚いた。そして以前のカス野郎プロレスの時の急いで作ったRAPより
格段に上手かった!
川田入場後、ついに本日の主役、大鷲透入場。
大鷲コール時に投げ込まれた紙テープ。
相方が必死で巻いた100本の紙テープも加わり壮観な光景に。
そしてゴング。
先発したのは、大鷲と川田。ロックアップからスタートし、
やはりこの二人ならではのど迫力チョップ合戦。
が、この後大きな絡みはなし。ちょっと残念。
試合は、川田をタッチワークでリングになかなか上がらせなかった大鷲組が
連携のよさもあいまって、ペースを握って離さない。
途中、ブレイザーの縦旋回のティヘラからスペースフライングタイガードロップ。
飯伏のムーンサルトムーンサルト
川田、飯伏のサンドイッチローキックから飯伏のムーンサルトプレスなど
反撃を受けたものの、最後はランニングノド輪からのダイビングボディープレスを
堪えた飯伏へトドメのパワーボムで文句なしの3カウント。

試合後

大鷲:

おぉーい!お前ら、大鷲プロレス面白かったか!
川田、待て待て。コラ、逃がねーぞ。川田、いや川田さん、こんな田舎までお越し下さってありがとうございます。第一回大鷲プロレス。川田さん、あんたが出てくれた事最高に誇りに思うよ。
どうです、お一つ。

退場しかけていた川田がマイクを受け取る。
川田:

試合に負けたんだ。悔しいんだよ。
もっと悔しいのは俺よりお前の方がテープが多かったって事だ。

大鷲:

それは地元だからです。

川田:

これだけ身内で集められるのはお前ぐらいだ。ほとんどお父さんの力だろうけどな。大事にしろよ。

大鷲:

えぇ〜、沢山の身内の方々、ありがとうございました。お前等全員大鷲の身内みたいなもんだ。

退場後、人々が出口に向かう中リングに登場したのはまわしを締めて、
弓を持った太。
弓取り式を披露し終幕。

感想

お客さんがプロレスを楽しめるように色んな要素をぶち込んだ試合をずらりと
並べた大会でしたが、とにかく面白かった!
地方大会のアットホームな雰囲気の中、演出はビックマッチ並みの豪華さという
ミスマッチも微笑ましく、全部がいい方向にまわっていたと思います。

*1:伏字は全て自主規制

*2:渋谷シュウ選手は負傷により欠場

*3:最高位、前頭3枚目

*4:透ちゃんのお母さんです