まずは悲しみの報告から

あれはそう、思い出すのも切ない、昨晩の話。
帰りがちょっと遅くなったうえ、一駅手前から歩いて帰ってきたひまひま。さん。
電車がタイミングよくきすぎて帰るコールのタイミングさえ逸したため、こうなったら逆に
急に帰って驚かせてやれ!とこっそり帰宅。


チャイムを鳴らしても反応なし。


ただいま〜


・・・し〜ん。
あれ?
いつもだと突然のことには


うひゃ〜!


とか、


ひぐっっ!!


とか言って驚くのに。
家の中に入ると、音楽をガンガンにかけてケータイに勤しむ相方。


た だ い ま 〜!


無反応。
そうですか、そうですか・・・拗ねましたよ、私、拗ねました。
そのまま布団に包まりましたよ。
24時回っても帰ってこなかったら、心配するよ。そしたらさすがの相方も電話をしてくるに
違いないよ。
その時にどうやって驚かせてやろうかなぁ。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


相方の居る隣の部屋からは電話をする音どころか、パソコンのキーボードの打鍵音。
悲しみにうとうとしかけると、今度は


ざぱぁ〜、っと湯音


ふ、ふ、風呂に入りやがった!


いや、まて、風呂に入ったってことは、風呂上りにドライヤーを使うため、この部屋に
入ってくるじゃん。
そしたら、その時に確実にひまひま。が帰ってきていることがばれる!
んむふふ、どうやって驚かせてやっかねぇ〜。
息を潜めて待機してると、風呂から上がったよう。
真っ暗なこの部屋に入って、


うぎゃっぁ!


踏んづけた!
ためらいも、恐れも、おののきも、てらいも、かけらの躊躇もなく、踏みつけおったこの女!


そんな素敵な話から一夜。
朝は痛んだわき腹の上にも平等にやってくるのです。
ちょっとだけ優しい?相方を駅まで見送ってその足で図書館と本屋。
ついでにコンビニ。