DDT新宿FACE大会「What are you doing 2008」観戦記
第一試合
×安部行洋
（変形ゴリラクラッチ → ギブアップ）
○入江茂弘(でら名古屋)
でら名古屋の新鋭、入江選手のDDT首都圏初登場。
デビュー戦では先日まさかの引退をした高西選手におもいっきりぶつかり、
見事玉砕。
今日の試合はキャリアがやや長い安部選手。
スピード、テクニックに勝る相手にどうぶつかっていくのか。
試合は序盤はやはり安部のテクニックが目立ち、入江はついていくのがやっと
という感じ。
安部のドロップキックをきっかけに打撃戦に入ると息を吹き返し、おもいっきりのいい
エルボーで安部を怯ませると、串刺しのボディアタックからのスピアを決めてみせる。
負けるわけにはいかない安部も綺麗なフォームのドロップキックを連発し反撃。
受けにまわると脆さが出る入江だか、ここで踏ん張りエルボーエルボーエルボー。
ダウンした安部の足をとるとローリングしながら入るゴリラクラッチ。
ロープに手を延ばす安部に対し体を横にずらすと、ゴリラクラッチのまま逆エビ。
まさに鯱のごとき強烈な反り上げに安部がまさかのギブアップ。
すごい！ビックリ！
スピアだけじゃなくて、エルボードロップとか、うつぶせの相手への
ジャンピングボディプレスやセントーンとか、観客に分かりやすい腰を攻めてる
技が増えるといいよね。
第二試合 マッスル坂井復帰戦
×高木三四郎、星誕期
（マッスルボンバー → 片エビ固め）
○マッスル坂井、矢郷良明
リングに上がった坂井、対角線に立つ三四郎に例のアレを要求。
それに応え、観客に復帰おめでとうコールを煽る三四郎だが、坂井は不満顔。
ぶっちゃけ、ハンデが欲しい、と（笑）
健康的にプロレスの試合をし続けてきたお前らと病み上がりの自分が一緒なのは
おかしい。入院してたら弱くなるのが普通で、強くなって帰ってくるなんて
体育会系の発想で全然文化系じゃない！
これには駒沢大卒の三四郎も納得。
坂井組は2カウントフォールが認められるが、坂井は病み上がりだか、パートナーの
矢郷さんは健康体であるとの物言いが入る。
矢郷さんに近寄った坂井は腕を掴むと、アームブリーカー！
味方の腕をへし折り、ハンデを承認させる。
三四郎：わかったよ、お前達が2カウントで俺達が3カウントな。ゴング！
言い終わるや否やダッシュした坂井が腕を振り抜きマッスルボンバーから体固め。
ワン、ツー、カンカンカン！
プロレス史上最短のフォール負けじゃないのか？
これには堪らずマイクを持った三四郎。
再戦要求かと思い気や、
三四郎：俺達にもハンデをよこせ！
そうくるか！（笑）
坂井の出した答えは誠意or3000万。
三四郎はキャンバスに大の字になると、コーナーに控えていたタンゴさんを呼び込み、
三四郎：やれ。
誕期さんのジャンピングボディプレスを喰らい足を負傷。
残ったタンゴさんも
誕期：ゴッチャンデス
セコンドに控えていたでら名古屋のSHIGERUと美月がリングに上がると、
タンゴさんの両腕にアームブリーカー。
高木組も2カウントフォールとなり再戦。
再試合
第三試合 ヌルヌルvsDNA
○中澤原マイケル、松永智充
（ビックブーツ → 体固め）
×高木三四郎DNA、HARASHIMA-DNA
タッグ復活以来、挑戦者の調整相手やチャンピオンの調整相手と、実力を
評価されてるのか、単なる噛ませ犬なのか、寂しいシチュエーションでの
試合が続くヌルブラ。
今日の対戦相手は、高木三四郎DNAとHARASHIMADNA。
一応新旧エースのドリームタッグって事なのかなあ。DNAってのがかなり微妙だけど。
そのDNA組、高木三四郎は腕肘のサポーターがマジック書きの上、顔にも試合中は
しないメガネが書かれ、何がしたいんだコラタコな名古屋の人。
次いで現れたHARASHIMAは本物よりも髪サラサラで浅黒いながらもちびっこい、
インディーのアイドル。遠目に一瞬でも似てるって思ったことが屈辱。
試合は三四郎DNAのスタナー自爆に付き合わされた中澤原がビックブーツ一発でピン。
第三.五試合 ヌルヌルvsDNAパート2
○中澤原マイケル、松永智充
（合体ネックブリーカー → 体固め）
第五試合 CMLL認定KO-Dタッグ選手権試合 無制限一本勝負
○MIKAMI、タノムサク鳥羽
（ブーメラン式スク〜ルボ〜イ）
×柿本大地、飯伏幸太
後楽園大会でMIKAMIからまさかのスクールボーイで勝った柿本が
大物ゲストを完全無視の暴挙でこぎつけたタイトルマッチ。
これが今大会のベストバウト！
飯伏、鳥羽の激しさと技術を見せつけた打撃戦にMIKAMI、柿本のレスリング。
久々のタイトルマッチに意気込む柿本の気迫の攻めをみせるが、
要所要所を締める王者も3カウントは許さない。
ミカトバラッシュからのデュランダルを止めた柿本がMIKAMIを
コーナーに上げたところで勝った！と思いましたが、そうは問屋がおろさず。
雪崩式ブレーンバスターを体を変えて着地すると、逆にコーナーに立つ柿本へ
雪崩式スク〜ルボ〜イで返したMIKAMI。
柿本の起死回生の丸め込みも返すと、ブーメラン式スク〜ルボ〜イで
防衛の3カウント。
後々考えてみると、ロングマッチになったのにMIKAMIはまだヴォルガニックも
ディープMも出してなかったんだよ。
柿本のカキチュードは出せなかったけど、MIKAMIのヴォルガニックは温存。
そう思うと王者組の懐の深さは凄いね。
第六試合
試合後
松野コミッショナーが一人の女性をつれて登場。
女性は妊婦さんで、諸橋の奥様とのこと。9月に第一子が誕生予定。
諸橋：おい、今までみたいにな、お前らと悪いことばっかりやってるわけには
いかねーんだよ！お父さんになるからな！
一人増える家族のためにもお父さん頑張らなきゃいけないんだよ！
という事で東郷への挑戦を表明。
この理由には会場も納得の上拍手で後押し。
恋人や結婚を隠すことが多い人気商売の中で、こうして発表して祝ってもらえるのは
幸せだよなぁ。なんとしてもこのワンチャンスを掴んで欲しい。
第七試合 Welcome to the 蛇界？
○HARASHIMA
（蒼魔刀 → 片エビ固め）
×ポイズン澤田JULIE
マラカスの販売が落ちている。再生期の半分どころか1/4ほどに落ち込んでいることが
久々のグラフで説明される。
年収の81％をマラカスの販売たよるポイズンは大ピンチ。
送球にマラカスの売り上げを改善すべく新しいパートナーとして目をつけたのが
HARASHIMA。悪徳コンサルタントっぽい三四郎を引きつれ地方から続く決着戦。
徹底した足攻めを繰り広げるポイズン。さらに執拗なスリーパーで襲い掛かるが
HARASHIMAの反撃も、呪文、毒霧で防ぎ、キャトルミューティレーションに繋ぐが
これをロープブレイク。
ポイズンのバックドロップを近くのコーナーを蹴って相打ちに持ち込むと
ポイズンの呪文を「鍛えているからだー」で跳ね返す。
これで気落ちしたのか、HARASHIMAのバズソーキックからの蒼魔刀で撃沈。
試合後
身も心もボロボロに加え、一人でやっていくことに疲れたと言うポイズンは
蛇界の終了と引退を（HARASHIMAを横見しながら）宣言し10カウントゴングを要請。
10カウントゴングがなる中、ついにHARASHIMAが蛇界入りを決意し、蛇人間ドリンクを
口に運ぶ。
飲んでも特に影響の無い様子だったが、
HARASHIMA：鍛えてるから蛇ー！
大人のいやらしさをまざまざと見せつけ、当初の目的であるHARASHIMAの勧誘に成功した
ポイズン。蛇界の巻き返しが始まるか？
試合後に相方と相方のの友人とともに高野フルーツパーラーでフルーツバイキング。
色々食べてゲプー。
マンゴーとメロンが美味かった〜。
帰りに渋谷のまんだらけでお買い物
