アイスリボン93 市ヶ谷アイスボックス大会
第一試合
○大畠美咲（エスオベーション）
（ジャックナイフホールド）
×聖菜
大畠選手の入場曲が恋のメガラバでテンションアップ。
明るそうに見えてもなんとなく以前の真琴みたいな陰がときおりのぞくのはやっぱり
なんでしょうか。
試合は序盤のエルボー合戦に聖菜選手が打ち勝って大興奮。そのまま押し通せるかと
思ったけど、そこまでは甘くなく、大畠選手がじわじわと優勢に。
アイスボックスに慣れていないためか、技の位置に失敗とかしてましたが、最後は
がっちりジャックナイフで3カウント。
アイスリボンの押さえ込みのガッチリぷりって本当に押さえ込んでます！って感じで
すごい。
第二試合
○市来貴代子
（ダブルリストアームサルト）
×星ハム子
さくら選手の大先輩である市来選手。GAEAで見て以来だから何年ぶりだろう？
試合はなんていうか、若手いびり？市来選手のびんたやら顔面蹴りがガシガシと
繰り出される中、ハム子選手がこれに喰らいつく。
ビンタは張り返し、顔面蹴りを喰らいながらも必死に睨み返し、立ち上がっては
やり返す。ハム子選手は気合が表に出やすい選手だけど、今日のハム子選手は
今までとは格段に漲ってて良かった。
会場全体がハム子選手を応援する中、市来選手がダブルリストアームサルト一発で
フィニッシュ。
技らしい技ってこれとボディスラムくらいしか結局出なかったような。
第三試合
○リボン高梨（DDT）
（変形逆エビ固め）
×スパーク青木（El Dorado）
試合開始前に高梨選手が「今日はスパークさせません」の宣言どおり。
スパーク選手の呼び込みのスパークを奇襲で止め、グランドへ。
昨日のSEMの影響で右肩をテーピングしていた高梨でしたが、影響を全く感じさせない
試合運びでスパーク選手を完封。
さらに観客にスパーク選手の足を持たせての膝へのヒップトスという、普段は壁扱いの
お客さんを参加させる攻撃までみせてお客さんの心までもガッチリ掴む。
わずかな反撃で距離が出来たスパーク選手がスパークニーを出すべくポーズを構えた
瞬間立ち上がった高梨選手が一気に距離をつめここでも不発。
結局、宣言どおりにスパークさせること無く高梨選手が変形の逆エビ固めにギブアップ。
試合後
3分繋ぐようにレフリーをやっていたさくら選手にいいつけられた二人。
高梨選手がいにしえの団体の思いで話を軽く披露。
メキシコの某団体でともに練習生として汗を流していた二人。
二人ともその団体でデビューは出来なかったものの、アイスボックスという場で
偶然にも戦うことができて嬉しいとのお話。
で、今日のスパークさせない宣言は最近ちょっとアイスボックスで局地的ブームを
生み出してるスパークポーズへの嫉妬だったことが判明。
最後は先輩、後輩でダブルのスパークポーズで締め。
第四試合
○小林華子（伊藤道場）、りほ
（フィッシャーマンズスープレックスホールド）
さくらえみ、×真琴
小林選手も初めてみる選手。週プロでアイドルレスラーみたいな紹介をされていた
ような気がする。井上貴子がアイドル性を評価してるとかしてないとか。
先発は小林選手と真琴選手。ゴング早々真琴選手を無視してコーナーのさくら選手に
つっかかる小林選手。無視された真琴選手が小林選手の背中に攻撃を仕掛けようとして
空ぶった！
これで歯車がおかしくなったのか、真琴選手がどうにもぎこちない。
攻めの間がおかしかったり、足四の字の入り方がおかしくなったりとギクシャク。
さくら選手が出て立て直そうとするものの、りほ選手の厳しい腰攻めなどもあり、
大反撃とはいかず。
なんとなく軽くなった自分の体のキレをもてあましているような感じもしました。
試合は小林選手が首かっきりポーズというアイドルらしからぬ予告からの
フィッシャーマンズスープレックスで3カウント。
反省会
市来選手の「泣くまでやろうと思ったけど、なかなか泣かないから諦めた」という
いじめっ子発言に対し「もっと打たれ強くなりたい」と応えたハム子選手に
感心しきりのさくら選手「あたしなんか、試合後毎日泣いてたよ」
さらに小林選手の「自分伊藤道場所属で舞ちゃん（市井舞選手）がいるから、
呼ばれないのかと思ったけど、今日呼ばれて良かった」発言にさくら選手が
隣に座った高梨選手と「これがアイドル」と感動。
ウキウキ気分だったところへりほが「市来さんとのシングルが見たい」発言。
これにどんより曇り、断固拒否の構えをみせるも、観客はシングルを後押し。
しかたなくタッグマッチで応じるものの、パートナー候補の真琴選手は
「私には三田さんがいらっしゃいますから」と軽く拒否。
言いだしっぺのりほは「さくらさんが嫌い」との理由であっさり市来選手の
パートナーに納まるいつもの魔性っぷりを披露。
さくら選手のパートナーは真琴選手とハム子選手と会議して決めるという事で
お開き。
