アイスリボン11千本桜ホール大会観戦記
休みとなかなかあわなかった上に、アイスボックスだとなかなか当日チケットが無かったので
随分とお久しぶりのアイスリボン。
アイドルなメイクとスカートをまとったさくらさんの挨拶から始まった今大会。
アイドルな格好の原因は映画スリーカウントの主題歌「いつかきっと」ですが、プロレスデビューした子が
実は誰も歌っていないということで、ならば自分の歌にしてのっとりを宣言。
アイドルユニット「さんかくChu」を結成しダンス対決をしたところ1回目はよもやの圧勝。
気を良くしての第二戦に向けてのお披露目とのこと。
センターの安藤さんはさすがの現役アイドルパワーで観客を魅了。
さくらさんもその安藤さんに負けないダンス。
やりなれている二人に比べ、やはりダンスが時々省略されたりしてるアイドル浩代に萌えたり。
第1試合
○タニー・マウス
(タワーブリッジ → ギブアップ)
×都宮ちい
本当にちっちゃいよ、ちい選手!
りほもちっちゃいけど、小学生と高校生だからその小ささに改めて驚かされる。
で、試合。
タニーがちいにガンガンエルボーを打たせ、その全てを真っ向から受け止めびくともしない。
チョップ一発、エルボー一発でちいを倒すものの、立ち上がりエルボーを打ち込み続けるちいに押されてか
徐々に後ろに引いていくタニー。ついにエルボーで場外へ押し出すことに成功。
それでもタニーは余裕のまま、大人の階段登るぞ!と宣言し場外戦。本部席側まで連れて行く。
カウント18でギリギリ戻るちい。そのまま走って間に合うのになぜかダイブしてマットイン。
タニーの攻撃を喰らってしまう。
それでもダウンを奪えば馬乗りになってエルボーを振り落とし、ボディースラムを首投げに切り返すが、
タニーが頭突きをゴツン。
2発目、3発目の頭突きは見ているこちらが目を覆いたくなるような一撃だったのに、それでも向かう姿勢が
揺るがないのが凄いよ。
最後はタニー選手がアルゼンチンならぬタワーブリッジでギブアップ勝ち。
第2試合
△リボン高梨
(時間切れ引き分け)
第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
澤宗紀、×安部行洋
(澤のシャイニングウィザードで倒れた宮本が安部の上に倒れて → 体固め)
○宮本裕向、CHANGO
チャンゴ選手のコールの時に「エルドラドのかいざる」って言ってたけど、
おそらく怪猿(かいえん)だよね。
試合はオタクレスラー安部が長く捕まる展開の中、宮本がジャスコならぬてんや宣言をするが、
安部が「てんやはいやー」と必死の抵抗により未遂。
その後、俺ごと刈れが恐ろしいまでの誤爆の連鎖を生み、気がつけば全員がマットに大の字。
更に安部、澤組は何とか体制を作ったダブルインパクトまで二度とも迎撃され、踏んだり蹴ったり。
チャンゴが偶然蛍光灯を外してしまい、落ちてきた蛍光灯に宮本が素で驚いたり、敵二人を同時に
ジャベで固めたチャンゴがなぜか敵味方まとめてラナで飛ばしたりして、なんだかよく分からないけど
4人の魅力が際立ったごった煮な中、澤のシャイニングウィザードを喰らった宮本が安部の上に
倒れたため、安部が宮本にフォール負け。
狐につまされた感じな試合でした。
第4試合 タッグマッチ 15分1本勝負
松本浩代、×真琴
安藤選手、初めて見ますが、コスチュームがワンピース型で昔のアイドルレスラー風で新鮮。
田村様のコスチュームは逆にファンタジックでかっこよかった。
試合は序盤は安藤が捕まりローンバトルを強いられる。
田村様は簡単にカットに入らず、時折ワンセンテンスの激を飛ばすが、それが観客が首をすくめるほどに
恐い。
途中、安藤の髪をかきあげるアイドルポーズに本気で衝撃を受け、のけ反る真琴。
さらにボディシザーズからのクレイドルの時も客席に投げキッスとアイドルパワーを随所に発揮。
見かねた松本のフォローのアイドルポーズも逆効果で、田村様がカットインして蹴り飛ばす。
そして田村様がマットにあがるが、松本、真琴組は安藤を攻め続けた勢いのまま田村様を攻め立てる。
松本は真琴を壁がわりにしてのスプラッシュや、ホールドア付近の壁を使ってのサンドイッチからの
アルゼンチン、東海道落としと臆する事なく攻める。
真琴もローリングエルボーをさけてのハイキックで田村様をぐらつかせると、ダブルリストアームサルト、
クロスアーム式のダブルリストアームサルトも堪え、何度もよもやの場面を作るも、冷静な田村様は
カットに入った松本をこの日一番のエルボーで吹っ飛ばすと、ガストで3カウント
その間安藤がコーナー椅子まで使って必死の足止め。
これはナイスフォローでした。
そしてその頑張りが認められてか反省会では田村プロレスにまさかのスカウト。
安藤さん逃げてー!