DDT後楽園大会「King of DDT 2008」観戦記

第一試合、一本目

マッスル坂井

(スクールボーイ)

×MIKAMI

真面目な試合になるかと思いきや、スクールボーイをレフリーに掴んで止めると、
金的からMIKAMIのどてっ腹へDDTへ。
苦しむ松井レフリーの後ろでMIKAMIに金的を加えるとそのままスクールボーイ。
痛みを堪えた松井レフリーが3つマットを叩いてマッスルが1本目先取。

第一試合、二本目

△MIKAMI

開始早々場外へ落とされた坂井。北側ステージまで連れて行かれると、ムーンサルトアタックから
椅子を積み上げてスピーカーの上からのスワントーン。
リングに戻ろうとするMIKAMIの足を掴んで離さないでいるうちにカウントは14。
エピトリカが流れ出し、抵抗していたMIKAMIも松井レフリーがスローになったのを見ると
諦めたようにスローに。
で、普通に音楽が止まると、カウントは実は進んでいて、あっさり20になって両者リングアウト

第一試合、三本目(途中)

小細工なしで3カウントのみの決着をつけることを宣言した坂井。MIKAMIもこれを了承し
場外カウントなしで行われることが決定しゴング。
開始早々、MIKAMIに腕折をきめると場外に逃走した坂井
坂井:ここから残り時間俺は逃げ切ってみせる、皆さんは1勝2分で坂井の勝ちとご記憶ください
言い放つと逃走。
あわてて松井レフリーを連れて追いかけるMIKAMI。
仕方がないので、先に次の試合を進めることに。

第二試合

諸橋晴也、安部行洋

(逆片エビ固め → ギブアップ)

×美月凛音、矢野啓太バトラーツ

美月が捕まる時間が長くて矢野の出番が少なかった。矢野啓太をもっと見たかった。
美月のムーンサルトのフォームが綺麗になってた。
モロによる美月の教育試合みたいだった。

第一試合、三本目(途中)

逃走するマッスルが行き着いたのは、水道橋から5分少々で着くらしい週プロ編集部。
解説をしている鈴木健記者の机近辺で暴れた後に画面に向かって現在進行形の後楽園大会の告知を開始。
さらに画面越しに鈴木記者へ週プロIモードへの告知UPを要請し、見た人には無料招待を(勝手に)宣言。
うわーっ自由だ。

第三試合

変態団:中澤マイケル、佐藤光留パンクラスMISSION

没収試合

ポイズン澤田JULIE、松永智充

いやぁ、マイケルの「むー」とか「うーっ」とかいううめき声と、変態団の撒き散らした
ピンクの雲しか記憶にない。
誰よりも辱められたのはレフリーのグレースさんだよな。
試合後、15時まで変態ショーの開催をぶち上げ、オリーブの首飾りを口ずさみながら
奇妙な踊りを続ける変態団。
そこへ再び第一試合中の二人がリングイン

第一試合、三本目

×マッスル坂井

(逆片エビ固め → ギブアップ)

○MIKAMI

長い場外戦を経て消耗戦となったこの試合。
雪崩式ブレーンバスターを狙った坂井だが、エプロンに着地したMIKAMIがジャンピングリングインしつつ
蹴りを放つと雪崩式スクールボーイ。
スクールボーイの仕掛けあいの中、MIKAMIがスク〜ルボ〜イを返されたところを体をいなして
逆エビで絞り上げギブアップ勝ち。
結果一勝一敗一分により引き分け。

第四試合

フランチェスコトーゴー、PIZAみちのく、○アントーニオ本多、ササキアンドガッバーナ

(イタリアンインパクト → 片エビ固め)

×マサ高梨、KUDOヤス・ウラノ、星誕期

ヤスがPIZAにつっかかり続け、イタリア軍のタッチワークにされるがまま。
誕期がパワーでアントンやササガバに優位に立つが、流れは変わらず。
最後は防いだはずのパウダーに高梨が頭から突っ込む不運で、ラリってしまいそのまま
イタリアンインパクト葬。

第五試合、ラスト・ガン・スタンディング形式

※相手のガンをスタンディングさせれば勝ち、という試合形式。
お互いの股間に1000分の1のエレクトをも感知できると言われる特殊な機械を装着し、
血流の流れを感知することでスタンディングはジャッジされる。
男色ディーノが勝てばミスター雁之助が今まで隠してきた「自分がゲイである」ということを
カミングアウトしなければならない。ミスター雁之助が勝てばゲイであることをカミングアウト
しなくてもよい。

×男色ディーノ

(雁之助ドライバー → 完全エレクト)

ミスター雁之助

試合よりもモニターのエレクトメーターが気になって気になって、リング上が時々おろそかに。
ディーノの土俵でなすがままになるかと思われた雁之助も「ほてってきた、熱くなってきた」の
どこかで聞いた事ある台詞から普段のリングコスチュームを脱ぐとその下にはディーノと同系の
パンツ。
そこまでするか〜。
ミスター雁之助、実は引退までで今日が最後の後楽園ホールとの事。これに触れたディーノに
返したこのマイク
雁之助:最後の後楽園、こんな試合でありがとよ
かっこよすぎ。

第六試合

HARASHIMA大鷲透

(側頭部への蒼魔刀 → 体固め)

高木三四郎、×石川修司

チャンピオンチームよりも石川修司を応援したくて、石川修司だけ応援してた。
序盤の大鷲とのヘビー級ならではのぶつかり合いはさすがのど迫力。
その後も勝利を思わせるシーンがいくつかあって一生懸命応援したけど、負けた。
D-BOXのチームワークもあるけど、HARASHIMAのホームでの粘り強さって凄い。