El Dorado新宿FACE大会「FINAL Basta」観戦記
入場式
山田 → 稲葉 → スパーク → CHANGO → SOS → 佐藤悠基(フリー) →
マサ高梨(DDT) → 清水 → 大柳 → HELL DEMONS(リングには上がらず) →
沖本 → ベアー → KAGETORA
KAGETORA挨拶。
第一試合
×スパーク青木
(FK → 片エビ固め)
第二試合
大柳錦也、CHANGO、マサ高梨(DDT)
大柳はストロングスタイルを標榜するなら、序盤の清水とのレスリングの攻防は清水のジャべの
動きに対してもっとベーシックなレスリングな動きで対抗しないと駄目じゃないかなぁ。
噛み合った攻防だけど、なんだか砂を噛んだような違和感。
高梨は山田のパワーを引き立たせる受けを見せるも、山田があっさり失速。
途中で肩を痛めたようだけど、それ以前にスタミナが無さすぎ。
その場飛びなのに膝から落ちるボディプレスとか、肩を庇ったにしても明らかに腕を伸ばしただけの
ラリアットは駄目すぎだろ。
そのほかのメンバーがかみ合った攻防を見せていただけに不協和音になっていたのが残念。
試合は大柳が卍固めでその山田からギブアップ勝ち。
第三試合
第四試合
KAGETORA、×稲葉雅人
(ファイナルフラッシュ → 片エビ固め)
沖本摩幸、○ベアー福田
ベアーが気合が入ってたし、KAGETORAも先日のみちのくでは危なっかしい感じでしたが
今日は高値安定。
が、そんな中誰よりも気合が入っていたのが稲葉。
以前に大鷲プロレスのダークマッチで見たときにはずいぶんもっさりとした印象でしたが
日本最南端のプロレス団体で修行中だそうで、身体も随分綺麗にビルドアップされていたし。
先輩に混じっても存在感が負けてなかったのは立派。
後半、先輩達の猛攻を喰らいながらも肩を上げ続けた粘りが稲葉コールを生み会場を更なる
興奮へと導きましたが、プルプルベアーの後に放たれたファイナルフラッシュで無念の3カウント。
第五試合
△バラモンケイ
兄弟対決というだけでも面白そうなのに、セコンドが全員ケイに着くというシチュエーションで
観客の関心をさらに引きつけるその発送はさすが。
同級生に「弟」と呼ばれていたことをケイが告白したり、序盤はコミカルな口撃を交えながら、
いつもはシュウだけがやるステップキックをケイも繰り出した時には観客全員で「ケイ」の声。
エルボーを打ち合えば「シュウ」「ケイ」のコールが交互に飛び交う。
試合は徐々にヒートアップしプロレスそのものでもリングにひきつけるが、そのままで終わる
はずも無く。ケイがお告ゲルを投入してからは一気にバラモンワールドへ。
みみず、水風船、ビールが次々投入され、果ては花道での兄弟会談から、レフリー暴行で
ノーコンテストに。
客に散々悪態(といっても中身はわりと正論)をつきながら、決め台詞で締める。
と、そこへ正規軍乱入。
正規軍対ヘルデモンズを要求。
数が違うとか、2試合はだるいとか、逃げようとするヘルデモンズだったが、SOSの二人が
お前らを挑発するのは簡単。とジャージを脱いだ下には「セーラーボーイズ」の衣装(懐かしい!)
この挑発にあっさりとのり、特別試合へ。