ユニオンプロレス北千住大会観戦記
第一試合 今年卒業予定の東大大学院の学生がこの時期プロレスなどやってていいのかを考察するリポート
×DT-YUTA、726
(デスバレーボム → 片エビ固め)
第二試合 ガイジンの逆襲!!長野県争奪戦
ガイジンA、○ガイジンA
無敵を誇ったガイジン組を止めたのは信州プロレス。
ガイジン組のリベンジマッチとなったこの試合。
前田明日を絞首刑にしたものの、クロスボンバーをかわされ続くジャイアントスイングで
前回同様無職のマスク、ヅラが取れてしまう。
笑いの壷は克服できておらず、大爆笑のガイジン組。
絞首刑にされていた前田明日も復活し、反撃と思われたところへ第三のガイジン登場。
無職透明の真っ黒にしたようなガイジン通称「コクジン」のアシストによりガイジン組が
辛くも勝利。
第三試合 テレビも無ぇ!遺恨も無ぇ!あまり組んだことすら無ぇ!オラこんな村いやだ
第四試合 けんかをやめて 二人を止めて 星野明子争奪戦 〜アイクイットマッチ〜
×大家健
(スリーパー → 失神 無効試合)
○スパーク青木(ソウルコネクション)
なぜか明子姉ちゃんを巡り、完全決着ルール、アイクイットマッチで戦うことになった
スパークさんと獅子王様。
試合前の明子姉ちゃんの激励は獅子王様にまだ未練のある様子。
久々のスパークさんは動きにキレがあった。
作戦か偶然か、獅子王様の弱点であるスリーパーで失神葬。
試合に勝利したスパークさんだったが、肝心の明子姉ちゃんの心は動かせず。
まあ、ぶっちゃけスパークさんの横恋慕だったわけだし、人の恋路を邪魔するやつは
馬に蹴られちゃうわけですよ。
そんなわけで、獅子王様に市販のチョコレート風の自作チョコ(自称)をなぜか自分も食べながら
あげて告白した明子姉ちゃんでしたが、獅子王様はこれに蹴りで応え、To Be Continued
さらに、悲しいことにどうやらコールによると、この状況からか、試合そのものが
どうやら無効になったようで、スパークさんの勝利も幻の記録となりましたとさ。
スパークさんにまでそんなオチがつくとは(笑)
第五試合 日本の女性平均初婚年齢(2005年度発表)は28.0歳ですが何か?
○チェリー、高梨マサ子
(春夜恋が崩れてブリッジでフォール)
松本浩代、×大畠美咲(エスオベーション)
ユニオン女子部に復帰したマサ子さんがチェリー先輩と組んで三冠王者松本浩代、大畠組と対戦。
試合前から松本を強く意識し、その眼力で睨みつけるマサ子。
これまでの経緯からチームワークが不安視されたユニオン軍でしたが、口ではギスギスしながらも
要所要所では連携攻撃に、カットプレーに、なんとか足並みを揃える。
しかし、その前に大きく立ち塞がったのはやはり松本浩代。
力で、技で、マサ子、チェリー、それぞれに圧倒し三冠王者の力量を遺憾無く発揮してみせる。
ひまひま。はアイスリボンのマット上でしか見たことがなかった松本選手でしたが、
リング上だと更に凄みが増して見えたのは本当にすごい事だよなあ。
試合はマサ子が何とか松本選手を抑えている間に丸め込み合戦を制したチェリー先輩が
春夜恋が崩れながらもブリッジで何とか押さえ込んで勝利。
試合後、チェリーwithマサ子でチェリーズとして女子プロをかき回すことを宣言した
チェリー先輩にマサ子が噛み付き、やっぱり空中分解?
第六試合 激突!神に守られし者 VS 神をも見下ろす大巨人
×石川修司
(ヘルム → 体固め)
○フジタ"Jr"ハヤト(九龍)
力で襲い掛かる石川。
打撃と関節で攻めるハヤト。
両者のわかりやすい対比から生み出される攻防が本当に面白かった。
ベルトを巻いてからのハヤトの試合を初めて見ましたが、攻めのえげつなさ、躊躇のなさに
更なる磨きがかかったうえ、持ち前のふてぶてしさが風格へと変わりつつあるようで、
圧倒的なサイズ差にもかかわらずオーラで負けてない。
負けるわけにはいかない石川もハヤトの蹴りに手を焼きながらも、側頭部への蹴りを
自ら頭を突き出しての頭突きでブロックすると、頭突き、更にはニーリフトを腹へ、顔へと
突き刺し攻め立てる。
バックドロップの二連発からラッシュに出た石川がロープにとんだところで、
それまで大人しくしていた南野、まぐ狼がパイプ椅子で介入。
南野がレフリーの目を逸らしている間にまぐ狼が椅子で殴り付けて気がつけば3カウント。