DDT新木場大会「NON-FIX 5・21」
第一試合
幕間
ポイズンが再度控え室をのぞくと、三四郎はどこかに出た後。
蛇界ドリンクを飲んで、居ても立ってもいられず飛び出した?と浮かれるポイズンだが、視界の隅に
入ったゴミ箱をのぞくとそこには蓋の開いていない蛇界ドリンク。
がっくり落ち込むポイズン。
第二試合
幕間
控え室で吊るしたペットボトルに呪文を放つポイズンだが、ペットボトルはぴくりとも動かない。
通りかかったMIKAMIへ「恭平、呪文使えなくなっちゃった」
第三試合
○佐藤光留、松永智充
(腕ひしぎ逆十字固め → ギブアップ)
×ポイズン澤田JULIE、MIKAMI
レジェンド軍VS新世代の争い。
MIKAMIと佐藤の腕十字と丸め込みの仕掛けあいがあったりと試合が進む中、ポイズンが呪文を放つ。
佐藤の手が徐々に上がり、カットに入った松永の手も上がったと思ったら、普通に手を下げる松永。
佐藤にも「効いてないから」と伝えると、それまで苦しんでいた佐藤もあっさり手を降ろす。
完全に呪文が無効化された瞬間だった。
試合はポイズンを捕らえた佐藤、松永が佐藤の脇固めをこらえるポイズンの顔面へ蹴りをいれての
腕十字でギブアップ勝ち。
試合後
傷心のポイズンだったが、呪文に頼らなくてもトーナメントを勝ち上がると宣言。
第四試合
男色ディーノ
以前に後楽園ホールで対決をしたことはあるものの、あまりに唐突なマッチメイクとなったこの試合。
リングに登場すると早速ディーノが「さくら、何でこの試合が組まれたか分かるわね」とふるも
さくらも首を横にふるばかり。
そこへ高笑いとともに売店から登場したのは大家健役員。
8月23日のDDT両国大会の同日にアイスリボンの後楽園大会をぶつけてきたさくらえみを潰すために
この試合をマッチメイクしたとの事。
DDTを代表して男色ディーノ。アイスリボン代表のさくらえみ。
ディーノが勝てば両国大会は成功。さくらが負ければ後楽園大会は失敗。
多分、この試合に勝った方の大会が成功に導けると言うなんだろうってことで、ゴング。
試合は特別レフリーについた大家のディーノフォールは高速カウント。さくらのフォールには見ないふり
といったDDTびいきのレフェリングの中試合が進む。
対女性ということで余計にシビアなディーノの攻撃に耐え、反撃するさくらだが、大家が炎のスピアで介入。
これに抗議しリングに入ったアイスリボン勢を蹴散らすと、さらにはもたつきながらリングしたから
パイプ椅子を取り出し、ディーノに使用を指示。
手にしたディーノだがこれを放り投げると、さくらにびんたを打たせる。
熱いビンタのラリーが続く中、無視された大家がパイプ椅子でディーノを強襲。
止めに入ったサブレフリーのグレースさんにまで手を出し、無効試合が宣告。
試合後
両者ダウンの状況に、DDT、アイスリボン両大会の失敗を宣告する大家。
きょとんとする会場のなか言葉を続ける大家。
8月23日の1週間後、8月30日にはユニオンの初後楽園大会があり、注目度の高い大会が
続けて開催されることによる客足を心配してのことであることを明かす。
確かに、DDT、アイスリボン、ユニオンじゃ、どれも観戦しているお客さんが多そうだし、
実際どれかは行かない決断をせざるを得ないお客さんも多いだろうしなぁ。
泣き崩れる大家にさくらが「大家さんごめん、大家さんの気持ちわかってなかったよね」とまさかの発言。
それでも、DDT、アイス、ユニオン、折れそうな矢だけど三本の矢を束ねたら世界に宇宙にだって飛ばせる
と前向き発言。
続けての「大家さん、立って」「後ろを向いて」「頭を入れて」に従って動くと頭の動いた先は
ディーノのタイツの中。
「ディーノさん」の声にあわせて男色ドライバーがずどん。
第五試合
○マサ高梨
(変形雁之助クラッチ)
×高木三四郎
殊勝な態度で登場。DDT最終マッチに臨むマサ高梨。
そんな高梨にわずかに情がわいたのか「10分逃げ切ったらマサ高梨DDT復帰」を提案。
ただし敗戦した場合は「アイスリボン、STYLE-Eなど主要参戦団体に圧力をかけて、結果プロレス界追放」
ハードル急上昇。
いきなりプロレスラーとしての進退まで掛かってしまってゴング。
不意打ちのラリアットを喰らった高梨だが、とっととリングを降りると観客席まで逃走。
追いかける三四郎だが、なかなか捕まらない。
そんな中、埒が明かないと思ったのか松井レフリーが「両リンでも追放」と追加ルールの上
場外カウント開始。
カウントが進む中慌ててリングに戻ると、三四郎が一気の攻勢にでる。
2カウントで凌いだ高梨も低空ドロップキックからイナヅマ、タカタニックと狙うがこちらも決まらない。
三四郎はロープへ走った高梨へのサンシローズラインからパワーボム、スピコリドライバーと大技攻勢。
SHBをラナに切り返した高梨へ追撃のラリアットを狙うがこれを防いだ高梨がランヒュイのような入りの
雁之助クラッチ?で3カウント
第六試合
HARASHIMA、大鷲透、×安部行洋
大阪でKO-Dをかけて戦うKUDO、HARASHIMAの前哨戦となる6人タッグ。
前哨戦をいい事にそれぞれパートナー達が先発をKUDO、HARASHIMAに押し付けあいゴング。
前哨戦の二人はKUDOのコンディションのよさが目立つ感じ。
が、試合でめ(悪)目立ったのはマイケルと安部。
特にパートナーに抑えさせた対戦相手にマイケルの痛くも無いビンタを延々と続けるという
「俺が中澤」には唖然呆然。
発想が新機軸が過ぎる。 つーかこれ、本当にドMかドSの発想だろ。
全米を凍りつかせたらしいけど、分かるわ。
飯伏と対峙した安部はミドルキックに耐えると「そんな打撃じゃ菊池は倒せないぞ!」なぜ菊地?!
さらには合体攻撃は自爆し、連携攻撃はタイミングが合わず。
チャンピオンの足を引っ張りまくり。
結局捕まった安部がKUDOのダイビングダブルニーアタックからのダイビング延髄ダブルニードロップで
3カウント。