DDT後楽園大会「Into the Fight 2011」観戦記

・スヴェンソン公開耐久実験&公開収録

諸橋選手が登場隠していた頭部を公開すると、会場がどよめく。
遠目ではまずわからない!
説明によるとドイツ発の植毛技術らしく、耐久性は従来の技術とは段違いらしい。
自分が選ばれなかったと憤慨する誕期が登場し、生まれ変わった諸橋と
試合をすることに。
(ちなみに植毛技術なので自毛のない誕期さんはそもそもが無理らしいです、念のため)

・耐久実験試合

頭(というか髪)を攻める誕期さん。
当初は不安そうな諸橋選手でしたが、ヘアーホイップにも耐えきると反撃開始。
ラリアット対クオーラルボンバーから最後は横入り式エビ固めで勝利。
いや、スヴェンソン、本当に凄いよ。
びっくり!

・インフォメーション

3月の周年記念大会にロホ・デル・ソル選手と内藤恒仁選手の参戦が発表。
両選手を知ってる人アンケートに手を上げたのはほんのわずかでした。
ひまひま。もあんまり歴の長いファンじゃないから存じ上げませんでした。

・オープニング

INTO THE LIGHTの前奏がやっぱり短くなってた。
拍手の転調までが1フレーズまるまる無くなっててちょっと慌ただしい感じ。

・幕あい

ノーDQマッチでセコンドが介入しない旨の誓約書にサインするシットハートのマイケルと松永、
アントンと佐々木。
さて、どうやってルールの壁を抜けるんでしょ。

・第一試合

先月のホール、今月の新木場に比べると美月が良くなかった。
終盤、石井に放ったジャーマンスープレックスは良かったんだけど、
中盤戦に使いこなせない見栄えのする技を使おうとしてるみたいだったのが、
見ててヒヤヒヤさせられた。
石井、彰人組はタッグを続けたらちょっと面白そうだったので続けて欲しいなあ。

・第二試合

シットハート対フロムノーザンカントリー
松永とマイケルはやっぱりヌルブラがいいなあ。
なにげに元KO-Dタッグ王者チーム同士の対決でしたが、中盤に差し掛かったところで
スーパーストロングマシン似の謎のマスクマンと蒼馬様が乱入し、マイケルが反則負け。
試合後、マイケルがSSマシーン似マスクをスーパーシットマシーンと紹介したところで
蒼馬様がマイケルを攻撃し、追放宣言。

・第三試合

序盤から飛ばす展開ながら飯伏がスリーパーだったりキャメルクラッチだったり、
入江のスタミナを奪いにいくような攻めを見せたのが意外。
入江がロコモーション式バックフリップを決めた時にはこれは!と思ったけど、
飯伏が見たこともないような速さのハイキックを見せ、ハイアングル式の
ダイナミックボムをみまった時にはもう口あんぐり。
入江も凄かったけど、飯伏はもっと凄かった。

・第四試合

前フリ映像で善処の注釈に「行政的には何もしないこと」って(笑)
スクランブルバンクハウスということで平田選手が東郷さんの控室、
鳥羽さんが地下駐車場、ニラさんが東京ドーム付近、男色先生が東京メトロ後楽園駅出口、
菊池さんがリング上からスタート。
いやあ、とても酷い試合でした(褒め言葉)
開始5分、実況解説付きとはいえ観客は菊池さんしか見てなかったのに、
全く飽きさせなかった菊池さんの存在力はハンパない。
試合は男色先生が勝って、両国は字ずらが面白そうだから、
ってことでボブ・サップとのシングルを提示。


男色ディーノボブ・サップ

異次元だわ。

・第五試合

敗者髪切りマッチ。
ここで高尾を圧勝、もしくは大ヒールに化けさせるために誓約書にサインをしてない
新メンバーのSSマシーン投入かとばっかり思ってたのに、介入は一度。
追放されたマイケルが阻止にきたけどあっという間にいなくなって、
SSマシーンはただ囲んでるだけの傍観者に。
高尾は自分で凶器をだしにエプロンに入る始末。
この状況にポカーン。
っていうかこれはいくらなんでもダメダメ過ぎ。
蒼馬様は頑張ってたけど、このシチュエーションでシングルはまだ荷が重かった。
試合中もう少し光留んの髪の毛をいじるとかね、して欲しかったかな。
試合は蒼馬様が一斗缶へのシュバインで勝ったけど、そのシュバインも危なっかしかった。
試合後の髪切りは松永の思いきりのよさに吹いた。
光留んは一旦は坊主にするしかないけど、ある程度生えそろったら、
スヴェンソンさんにタイアップ第二弾ということでお世話になってみるのはいかがでしょう。
しかし、髪切りマッチは何回見ても後味が悪い。

・第六試合

KO-Dタッグ選手権試合。
男'Sクラブ組は仲がいいんだね。
さておき試合は、序盤、GENTAROと大石が互いに裏を読みすぎたのか、
この二人らしからぬちぐはぐした動きがありましたが、噛み合ってからは一進一退。
連携で攻めた男'Sクラブでしたが、とにかくGENTAROが揺るがない。
合体プレーでなく地力でじわじわ追い詰めたGranmaがヤスのツームストンパイルドライバーで防衛。
勝てるチームどころか、誰が挑戦するんだ、このチームに??

・第七試合

毎月ホールで防衛戦をやったとしても今日を含めあと5回。
ディック東郷に勝てる可能性の高い挑戦者となるとやっぱりHARASHIMAに託すしかないわけで、
ある意味DDTにとって正念場なタイトルマッチ。
ゴングがなるやいなやビックブーツで強襲に出たHARASHIMAが、腹攻め。
一気の勢いで襲い掛かりましたが、簡単に飲み込まれるわけもなく、
場外戦で自爆を誘った東郷はHARASHIMAの足に狙いを定め、反撃開始。
腹攻め対足攻めの我慢比べがスタート。
じわりじわりと攻める王者と一発のダメージで返してく挑戦者。
最強のチャレンジャーとしていつもの自分を貫いたHARASHIMA
ディック東郷の蒼魔刀を返し、ダイビングセントーンを2で返し、
リバースフランケンシュタイナーからスタンディング式蒼魔刀、正調蒼魔刀が決まった時にはこれで勝った、と思いましたが、まさかのカウント2。
そしてクリップラーフェイスロック。
ロープに手が届きかけたところで回転して中央に戻しにまわしたところを更に半回転して
逆転のフォールを狙ったHARASHIMA
諦め掛かった会場の空気が変わりかかると思った矢先に、先に動きいた東郷。
HARASHIMAに飛びつくとトルベジーノからクリップラーフェイスロック。
更にHARASHIMAの腕を首に巻き付けて締め上げる変形クリップラーフェイスロック(TAKAさんのディックキラー?)で応援してる観客をも捩じ伏せて防衛成功。


・試合後
次回後楽園大会での次期挑戦者に飯伏を指名したチャンピオン。
HARASHIMAが敗れたからには飯伏のまさかに期待するしかないんだけど、
マイクを持った男色先生の「去年と図式が全く変わってない」の言葉が図星過ぎて
痛すぎる。
メインイベンターはいても、HARASHIMA、飯伏以外にここぞというコンテンダーがいない
という現実。
去年はまだ大社長がいたし、ジョーカー的に高梨選手が使えたけども。
名指しされたKUDO、佐々木、石井も勿論なんだけど、個人的には松っちゃんに期待したい。
でもシットハートの参謀に忙しいみたいだし、シングルはないのかな。
こうなったらランブルにユニオンの石川修司と大社長と大家拳號を呼・・・んだら
男色先生のマイク意味ないですね。


試合は髪切りマッチ以外は面白かった。
DDTには申し訳ないけど、こうなったらいっそ、東郷さんにチャンピオンのまま
世界ツアーに出てもらってもいいような気がしてきた。
そしたらカナダあたりでケニーがベルト獲ってくれるかもしれないし(苦笑)


帰りに出口にいた諸橋選手を間近で見ましたが、全然境目が分からない。
すごい自然。
スヴェンソン、遺伝的にはお世話になる可能性が高いので忘れないようにしないと。


マックのビックマックが200円だったので観戦のお供にしましたが、
やっぱりフィレオフィッシュの方が隙がないな。
うん。

今日のGNO2

GNO2

ハッテ連邦 レベル 少佐 貢献 戦功 VPランク位 MPランク位