「逆さに咲いた薔薇」感想というか愚痴

ひまひま。はミステリーの中でも探偵の活躍する探偵小説が大好きな人間です。
探偵がちょっと・・・、だったのでコメントが辛いです。


連続殺人事件、それと極めて酷似した内容の小説。偶然?必然だとすれば何故?
という内容なんですが、なんですかこれは。
ひまひま。が氷川透に求めるのはこんな2時間ドラマチックなミステリーじゃない!
読みたいのはガッチンガッチンの本格。
もっと言えば、ロジック、ロジック、ロジック!
「密室ロジック」のような話中の現実を無視した探偵のロジック(=思考開陳)で
物語が終わるくらい極端なロジックが中心の本が読みたいんです!!
そういう意味ではハズレ。暇つぶしに軽く読むミステリーです。
もう一つひまひま。が駄目だったのが今作の探偵もどき。
性格も正直今一つどころか三つも四つも駄目だったんですが、安楽椅子探偵
ワトソン役である主人公が警察官ということもあって、推理を自分で開陳しない。
タイトルも作中の探偵もどきの台詞なんですが、思わせぶりな台詞を言うだけ。
登場している意味が見出せませんでした。
自分で推理を開陳しない探偵なんて、探偵じゃないやい!(極めて暴論)
逆さに咲いた薔薇 (カッパノベルス)