「RING SOUL LIVEvol.2 〜新宿カス野郎プロレス〜」新宿FACE大会観戦記
スキットだけは寝る前に済ませたいと思う次第であります。
全試合、わずかですが感想をつけました。
開始前
ディック東郷選手、欠場挨拶。
靭帯損傷とのこと。相方情報によると親戚のフランチェスコさんは
5/4日のDDT後楽園大会出場予定だとか。
何故かカツラを被ったマサロックリングアナによる両軍紹介。
試合形式は第一、第三試合がシングル、第二、第四試合がタッグ、
メインが6人タッグになる事を告げると、YASSHI登場。
YASSHI:
今日は待ちに待ったカス野郎プロレスやカス野郎!3ヶ月ぶり?
マサロック氏に絡んだ後TARUさんへバトンタッチ。
YASSHI:
意外とお前が強くて返り討ちにあうのも嫌やしなぁ、ここはひとまず
TARUのおじきにお願いするわ。
おじき、頼んま〜す!
白いスーツに身を包んだTARUさん登場!久々の生TARUさんはかっこいい!
マサロック氏のカツラをいじって遊ぶTARUさん。
そこへTARUさんを完全コピーしたいでたちの藤永リングソウルオーナー登場。
いよいよ対戦カード抽選会、の前に藤永軍、TARU軍それぞれの控え室を中継。
藤永軍:
いきなり映ったのはうんこ座りでヤバ気な空気ビンビンの村上選手。
その隣でどっしりにこやかな吉江選手。その置くには二人で音楽をノリノリで聞く
南野選手とマンゴー選手。さらには何やらお話中のカズ選手とAKIRA選手。
手前にカメラを引くと、肩から何故か東北Jrヘビーのベルトを提げたポコチン選手。
TARU軍:
まず映ったのが、部屋の一番奥隅でにやにや携帯を見ながら右手が
非常に怪しい動きをしているYASSHI。
その隣にはYASSHIに見せられた携帯を見て相好を崩すランジェリー選手。
その隣にどっしりと構えた透ちゃん。壁に寄りかかるジェット。
そして手前にはガッちゃんが居て、ひとりパイプ椅子に座る浜田選手。
自軍選手のカードをリングに置き、抽選スタート。
まずは藤永オーナー、TARUさんの順で相手軍のカードを引き合う。
藤永オーナーが引いたのは“ジェット”省吾。
対してTARUさんが引いたカードは村上和成!
藤永軍控え室:依然うんこ座りのまま微動だにしない村上選手。
TARU軍控え室:口に手をあて泡食った顔をしたあといきなり鞄を引き寄せ
帰ろうとするジェット!慌てて周りにいた大鷲、ランジェリー、ガッちゃんが
止めに掛かる。
TARU:ジェッさん、スマン!
次は自軍のカードを自身で2枚選ぶことになり、まずTARUさんが選んだのは
菅原拓也、浜田文子。
続いて藤永オーナーが選んだのはロス・サルセロス・ハポネスの二人。
TARU軍控え室:お互いにお前か!って顔で見合わせたガッちゃんと浜田が握手。
藤永軍控え室:音楽を聴いていた、と思った二人のイヤホンの先は何故かマンゴーの頭。
何を聞いてリズムに乗っていたんだ、南野?
次のシングルは選んだ二人が同時にカードを出す。
TARUさんの手にはランジェリー武藤。対してオーナーはマスクド・ポコチン。
TARU:んま、こんなもんやろ。
さて、
TARU軍控え室:胸のブラジャーを整えるランジェリー武藤。
藤永軍控え室:相変わらずベルトを肩から提げたまま鼻くそをほじって
余裕の表情?のポコチン。
2枚を先に選んだ藤永オーナーが出したのはカズ・ハヤシ、ディック東郷。
TARUさんが選んだのは当然、近藤修司、“brother”YASSHI
TARU:
自信を持ってのタッグや。
藤永、お前、さっきそいつは欠場の挨拶をしたばっかりやろ。
代わりの選手はどうした、見つからんかったんか?
藤永:
ちゃんと用意しましたよ。代わりの選手はこちら!
と別封筒から取り出したのは、竹村豪氏!
藤永軍控え室:いきなり武村選手の顔面どアップ!
TARU軍控え室:すでに事を終えたYASSHIと、あっそって感じの近藤。
そして残った3枚がメイン出場選手。
TARU:お前、そのハヤブサ推薦選手って誰や?
藤永:僕も知らないんですよ。
TARU:おらへんちゃうか?
藤永:
入場の時までお楽しみ。
ところでTARUさんこそ、透ちゃんとは仲が悪いって
TARU:
アホかぁ、それは前の団体の時までの話じゃ。
今はTARUちゃん、透ちゃんの仲や。
お客さんには入場時に藤永軍を応援する人には緑のサイリウム。
TARU軍を応援する人にはピンクのサイリウムが配られており、
勝利チーム応援者には試合後にRINGSOUL特製リストバンドをプレゼントする事。
敗者チーム大将がリストバンド代を自腹で支払う事が決定。
第一試合
×ジェット省吾(El Dorado)
VS
○村上和成(BIG MOUTH LOUD)
入場口に姿を見せたものの、リングに上がろうとしないジェットを練習生?
リングスタッフが無理矢理リングに誘導。
そして村上選手入場!遠くからでも分かる眼光の鋭さに、ジェットたじたじ。
村上リングイン、ジェットリングアウト。
またもリングスタッフに逃走をさえぎられ何とかゴング。
リング中央に仁王立ちする村上。明らかに攻撃範囲に入らないところで
ぐるぐる回るジェット。
観客:恐くないよ!
ジェット:恐いわ!
観客:村上さん、実はいい人だよ!
ジェット:ほんと?!
ロープに跳んだジェット、そのまま滑り降り逃走!リングアウト負けを狙うものの
コレを阻んだのはリングスタッフ。
自然にランバージャックマッチになってる・・・(笑)
どうしたものか、思案する村上選手の一瞬の隙をつき、ジェット
ダイビングショルダーでダウンを奪うと、ジェットパンチ敢行!
渾身のジェットパンチを叩き込むが、首しか動かない!
首をロボットのようにジェットへ向けると、ストレート一閃!
そのまま、カバー。
ある意味最小のダメージで済ませたジェットの作戦勝ち?
村上選手、リング中央のロゴから出ることなく試合が終了しました。
第二試合
ロス・サルセロス・ハポネス:×南野たけし(El Dorado)、マンゴー福田(El Dorado)
南野:浜田、来い!浜田!
菅原:やらしいだろう!
この挑発に乗った浜田が先発しゴング。
つかつかと近寄ると強烈なビンタ一閃!コレはお見事。
しかし試合はチームワークに優れたサルセロスが、個々で攻めてくる菅原組を
寄せ付けない。
浜田選手、椅子を使って当たり負けをカバーしようとするものの、
振り下ろす椅子に躊躇がみられて駄目。女子の後輩に使うんじゃないんだから
底抜けるくらいビシバシ行かないと。
途中で見せたムーンサルトwithチェアーぐらいかな、良かったのは。
南野選手はまた見たい良い選手でした。
左右の張り手から始めるコンビネーションを基点に、シャイニングウィーザード
新日の田口選手も使うどどんなど、技のつなぎ方が見事。
南野が浜田を捉えると椅子を持った華井がエプロンへ。
椅子を振りかぶるが、浜田が脱出。それを確認?しながら椅子を振り下ろす華井。
この隙を逃さない菅原、ランニングエルボーを食らわすと浜田が
ジャックナイフ固めで3カウント。
仲間割れしているのは知ってるけど、ここでやるのは筋違いじゃねぇの華井選手は。
第三試合
×マスクド・ポコチン(リングソウル)
脇を念入りにチェックするポコチン。が、動き出すとやはり臭かった!
と言うことで、制汗スプレー。
ダメージが全て膝へいくランジェリー。が、途中で見せたドラゴンスクリューは
自らも空中で行う見事な見栄え。
ポコチンもポージングがパワーアップしたりして、笑いが詰まった試合でしたが
最後はカウンターのドラゴンスクリューからのシャイニングウィザードで
ランジェリー快勝!
試合後
勝ち名乗りを揚々と受けるランジェリー。
そこへ
謎の声:
おい、おい、おい、おい、ちょっとお前、いい加減にしろよ〜!
選手入場口に現れた大男は、武藤敬司!
パニクったランジェリー、何故かポコチンにシャイニングウィザードを食らわすと
場外から会場外へ逃走。追っかける練習生!
が、出入り口付近にのっそり現れた大男が捕獲!そのままリング上へ。
捕獲した大男、プルート一生ですよ!
武藤:
お前、神無月より似てんなぁ・・・。
プロレスラーならみんな知ってる事だけどなぁ、シャイニングウィザード、
一回使うと確か2,000円だぞ。お前何回使った?
慌てて指を折って数えだすランジェリー、両手だけじゃ足りない!
武藤:まぁいいや、これからも武藤敬司を広めといてくれよ。
二人揃ってプロレスLOVEポーズ!
第四試合
近藤修司(El Dorado)、דbrother”YASSHI(El Dorado)
VS
○カズ・ハヤシ(全日本)、竹村豪氏(フリー)
先発はYASSHIとカズ。
じっくりとしたグランドの展開からスタート。
昨日はJKO相手に余裕をぶっかましなおかつ完封して見せたYAHSSIでしたが、
カズ相手にはそんな余裕微塵もなく、どう動くかを探りながら展開するものの
カズが優勢でリリース。
一度は交代を拒否した竹村だが、2度目は強引にコーナーに戻ったカズに
無理矢理出される。
竹村、YASSHIの股間へニーを落とすと、相手コーナーへぶん投げる。
近藤リングイン。
近藤:力比べだ、オラ!
手四つで組み合った二人、肩で押し合うが互いに動かないとみるや
肩と肩を手四つのままぶつけ合う!
このど迫力に会場、一気にヒート。
手四つを解いた二人、タックル合戦へ。
近藤がロープへ跳び、竹村がロープへ跳び、それぞれが受けきると
お互いがロープへ走りぶつかり合う!
が、どちらも倒れない!
ここからYASSHIに狙いを定め、早いタッチワークで攻め込むカズ、竹村組に対し
YASSHIが踏ん張ると玉砕でカズの動きを止める。竹村はコレを無視。
近藤がリングインし、一気に乱戦。
コンビネーションで攻め立てるコンブラ、個々のハイパワーと最低限のカットで
3カウントだけは許さないカズ、竹村組。
カズへのバビロンを決めた直後、竹村がスピアーで近藤を場外へ分断。
ビッグヘッドを狙ったYASSHIだが、これを交わされるとカズが一気のハイスパート。
バズソーキックからWA4、これを2カウントで返されると万全のファイナルカット。
ついに決着。
試合後
YASSHI:(息も絶え絶え)おい、近ちゃん、試合の最中にどこ遊びに行っとんねん
画面に映ったのはTARU軍控え室入り口で乱闘を続ける近ちゃんと竹村選手。
YASSHI:まぁ、ええわ。今日のところはコレくらいで勘弁しといたるわ!
久々に聞いたなぁ、このフレーズ。
第五試合
試合前
TARU軍、藤永軍の5人が入場後、次のテーマで現れたのは車椅子に乗ったハヤブサ。
ハヤブサ:紹介しましょう、俺の遺伝子を継ぐ者出て来い!
現れたのはちっちゃい、でも紛れもないハヤブサ!
コーリングされた名前は、ハヤブシート。
TARU:
これで2勝2敗。そんなしょーもないの連れてきて、今日で引退させたるわ。
勝って美味い酒呑も、なぁ透ちゃん。
TARUさんから離れる透ちゃん。
TARU:まぁええわ、それじゃ行きますか!
TARUさんの声にあわせて奇襲!
透ちゃんと吉江選手の絡みとか事前には色々楽しみがあった試合でしたが、
初顔合わせの難しさが出てしまった試合。
わずかながらもチームワークに勝るTARU軍が早いタッチワークでひたすら
ハヤブシートを掴まえて離さず、延々といたぶる展開に弛んでしまいました。
もうちょっとAKIRA選手と吉江選手が動けたら面白そうだったのに。
最後はHエッジからファルコンアローを決めたハヤブシートがブードゥーマスクから
ファイヤーバードスプラッシュで3カウント。
試合後
藤永オーナーによる勝利宣言。
TARU:
今日は全日本とは違うモードで甘く行ったけどなぁ、次はこうはいかへん。
あと、こっからは真面目な話や。
ハヤブサ、久しぶりや。俺は、俺だけじゃない、Jrで飛んできた選手はみんな
お前に憧れてプロレスラーになったんや。こんな情けない奴用意しやがって・・・。
お前がリングに帰ってくるまでこいつで我慢したる。
ハヤブサ、俺も含めここに居るみんな、プロレス界、お前の帰りを待っとる。
頑張ってはよ帰って来いや!
ハヤブサ:
ありがとう。
こういう姿を見せることで、がっかりさせてるかもしれないけど、
こうやって試合を見ると(メモしきれず、ゴメンナサイ)
まだ時間はかかるかもしれない。そこにあるリングを目指し一歩ずつ頑張っていきたい。
最後に久々にプロレス会場に来て思ったのは、
プロレスっていいなぁ!って
本当にみんな、ありがとう!
藤永オーナーのお願いで歌を披露したハヤブサ選手。
とてもしっかりとした声で、時々手を動かしながら熱唱してくれました。
ハヤブサ:プロレスは最高です。お楽しみは、これからだ!
藤永:これからも大好きなプロレスをみんなと楽しんでいきたいと思います!
感想
客入りは昨日よりもさらにさびしく、およそ7〜8割程度。
試合で一番良かったのはセミのタッグ。
特に近ちゃんと竹村選手の力と力のぶつかり合いはど迫力バトルでした。
東京愚連隊で竹村選手が全日に上がるなら、すっげぇ楽しみですよ。
メインはハヤブシートがちょっと捕まり過ぎて吉江選手やAKIRA選手が
通り一遍の魅力しか出せなかったのが残念。
浜田選手は椅子を使うなら相手は男子選手なんだし、もっと力いっぱい
フルスイングしなきゃ!どうにも遠慮が見えて手加減しているように見える。
この辺は以前から変わらないなぁ。初対決に弱いのかしら?
でもひまひま。が楽しかったのは昨日よりこっち。
てきぱきとした進行といい主催者側のイベントに対する意識が違いすぎる。
出場レスラーの半分が昨日と同じメンバーでこの違いって事はやっぱり
裏方さんの差って事?