アイスリボン第8回、1部観戦記

全試合アップ完了!

入場式

リングアナのさくらえみさんより今日考えたキャッチフレーズ

見ればわかるよ、アイスリボン

が発表され、ルール説明後選手入場。
希月:今日は元気いっぱい、力いっぱい、夢いっぱい頑張ります!
春日:皆さん東急東横線を使って来たと思います。昔、妙蓮寺の駅で小学4年の時に落っこった事を思い出しました。
牧場:真琴選手に勝てるように頑張ります。
真琴:今日こそ勝ちます。
趙雲(無言)
チェリー:今日は怪しい中国人と対戦します。怪しいにも色々意味がありますが(メモできず)
リボン:勝てるように一生懸命頑張ります
浦井:子供に負けないよう若々しく頑張ります。
トミー:今日も応援よろしくお願いします。
椎名:NEOの椎名です。初参戦です。頑張ります。

第一試合

△“春爛漫戦士”春日萌花

(時間切れ引き分け)

△“高校三年生”希月あおい

コール時の声の出しから張り合う二人。
ゴングご一直線に組み合う。リング中央で力のこもったロックアップ。
これほど力の入ったロックアップはなかなか見れないくらい力の入ったもの。
徐々に前進したのは希月。押し込んでブレイク。
リスタート直後ガットショットからリストロック。更に回り込んでハンマーロック
脱出しようと回り込む希月をタイミングで離さない春日。
春日を引き回しダウンさせる。次いでリバースチキンウイングからの
チキンウイング・アームロックを極めるがブレイク。
中央でエルボーを打ち合った二人。手加減無しのドスドスと言う音が響く。
フルネルソンに捕えた希月。春日が一旦は切るが、次への流れが遅く
再び希月に捕まる。春日は切り抜けるとフライングメイヤーからヘッドロック
これを抜けた希月へエルボー。
しかし春日を捕まえた希月、フライングメイヤー3連発かららくだ固め。
そのままの状態でフェイスロックでギブアップを迫る。
更に希月、変形のカベルナリアを見せ、アンクルホールド。
これを下から蹴りぬけた春日がアキレス腱固めに捕えると希月も春日の足を
アキレス腱に捉え我慢比べ。
先に放した春日が後の先を制し足4の字に固めるが希月にあっさり裏返され、
ブレイク。
先に立った希月のランニングエルボーをかわした春日が逆さ押さえ込みから
モダンタイムス。連続フォールを狙うがカウント2
フライングボディアタックはキャッチされ、希月に回転エビ固め、スクールボーイ、
スモールパッケージホールドと怒涛の丸め込み。
全て2カウントでキックアウトした春日、ランニングエルボーをかわすと
ダウンした希月へその場飛びのフットスタンプからヒップドロップ。
希月もボディースラムからのセントーンでフォールを狙うが、意地で返す春日。
最後は春日のボディースラムからダイビングボディプレスを返したところで
時間切れ。

第二試合

ד無気力ファイター”真琴

(体落とし → 体固め)

○“ほのぼの劇場”牧場みのり

先に入場したみのりへインタビュー。
先にデビューした真琴への思いを聞くが、
みのり:今度対戦するときは負けません。
いや、それこの後すぐだから!って全員心で突っ込んだ!!
ゴング。
ロックアップから素早くハンマーロックに持っていった真琴。
みのりが返そうと大降りのエルボーを振るうとそのタイミングにあわせての
スクールボーイ!
真琴の先制に沸きあがる会場だったが、立ち上がったみのりが鮮やかな
一本背負いからフォール。カウントは2
エルボーから体落としに持っていったみのり、真琴がどうやら頭を強く
打ってしまったようでそのまま3カウント。

第三試合

ד新北京の赤い星”趙雲子龍(フリー)

(回転エビ固め)

○“ドラマティック桃色戦士”チェリー(ユニオン)

強制的に演武をさせられた趙雲酔拳を見せるが、フィニッシュ直前の
ヘッドスプリングを失敗?その後ポーズを決めて終了。
チェリーは演武を首を振って拒否。
ゴング。
周りながら、口撃を開始する二人。
チェリー:さっきの演武、32点
趙雲アイスリボンキタノニ年上トタタカウト思ワナカタヨ
痛いところを突かれたチェリー
チェリー:バカだから、年が数えらんないの
趙雲今ノチョト苦シイヨ、チェリーサン。カカテコイ、オバサン!
ロックアップから素早くリストを取ってヘッドロック。さらにブリッジ。
ブリッジを潰そうと跳んだタイミングにあわせてフリップ。
手を離さずに、フリップで返そうとするが潰れてしまう。
気分的にもすっかり優勢になった趙雲は舌好調。
らくだ固めに捕えると顔いじめ。
趙雲オ客サン、ノリ気ジャナイネ
リリースすると中華式ストレッチで再捕獲。
コーナーに振っての串刺し攻撃を避けたチェリー、延髄蹴りからDDT
さらにスイングDDTを狙うが、スイングを途中で止めた趙雲が逆にチェリーを
マンハッタンドロップ。コーナーからの飛び蹴りはカウント2
中華式ゴリースペシャルを狙った趙雲だが、これをエビ固めに切り替えした
チェリー。丸め込み合戦を制したのはレフリーのブラインドを利用した
金的からの回転エビで3カウント奪取!

・試合後

レフリーのトミーさんに金的を必死にアピールする趙雲
チェリー:

シャーラップ!
今こいつが言ったのは「こんにちは、おはようごうざいます、チンジャオロース」
こいつはエセ中国人です。なぜ分かるか。私は別名、チェ・リー。
第二部ではウラ・イーを引き連れてやっつけてやる!

趙雲

同ジ痛ミノワカル男性レフリーナラ良カタヨ。
熟シ過ギテ市場ニモ出セナイヨウナ(聞き取れず)
悪イ大人ヤツケテヤル!大陸ノ力、見セツケテヤルヨ、再見!

笑撃展開!
さくら:アイスリボンは別にお笑いプロレスじゃありません。スイマセン

第四試合

○“霊界の貴公子”怨霊(666)

(怨霊クラッチ

דアイスリボン男子部のエース”リボン高梨(DDT

本日の目的であるリボン高梨登場。対するは666のエース怨霊。ワクワクですよ。
握手からスタート。
ロックアップした瞬間に派手に飛び散る怨霊のエクトプラズム。
いつもより大盤振る舞いだ。
再度ロックアップからリスタート。リストを取って素早くハンマーロックを
極めた高梨だが、怨霊が頭を振るとエクトプラズム大噴射。
それだけで脱出に成功する怨霊。
リングサイドで咽るトミーさんとさくらさん。
リストの取り合いからグランド。足から頭へ攻め場所を移しながら優位に立つべく
攻防を繰り返す。
巻き投げからコルバタを決めた高梨。
迫ってくる怨霊をアームホイップ。投げ飛ばされた怨霊が戻ってくるところを
再びアームホイップ。ぽんぽんと鮮やかに投げ飛ばしリングを往復させる高梨。
次第に速さがなくなってきた怨霊。ついにへばりダウン。
しめしめと近づいた高梨へ下から金的一撃。
場外へ。
最前列に座っていたので目の前で突然始まったチョップとエルボーの迫力に
驚きつつも途中で食べようと思っていたが食べ損ねた天丼を必死で確保。
だって、750円もしたんだもん。必死にもなるさ!
再度怨霊の金的を喰らった高梨、リングへ戻されるとフライングメイヤーから
フォール。カウント2でキックアウト。
さらにボディースラム、エルボー、低空ドロップキックと攻め立てる怨霊。
高梨を立たせるとリングサイドで観戦していたさくらえみへ高梨をスロー。
全く油断していたさくらに大激突。
戻った高梨をブレーンバスターに狙うが、これは堪えた高梨。
逆に顔面へ思いっきり蹴りを打ち込むとダイビングニードロップを狙うが、
怨霊が回避。更に高梨、旋回式ブルドッキングヘッドロックを決めるがカウント2
先に立ち上がった怨霊。リバースチキンウイングの体制からバックブリーカー
さらにブレーンバスターはカウント2。次いで放たれた低空ドロップキックを
かわした高梨、トラースキック一閃。
再びダイビングニーを狙うが、冷静に見ていた怨霊の低空ドロップキックからの
怨霊ロックで3カウント。

第五試合

アイスリボン初参戦”椎名由香、×春日萌花

(ダブルリストアームサルト)

○希月あおい、“ガッツ爆発ガール”浦井百合(ガッツワールド)

さくらの突然、希月インタビュー
さくら:さっきは引き分けでしたが?
希月:悔しいです。(メモ判読不可)
次いで、浦井インタビュー
さくら:中国人なんですか?
浦井:(困った顔して)・・・じゃぁ、中国人で。
先発は希月、春日でゴング。
第一試合同様、力のこもったロックアップでスタート。
押し込まれた春日だが、自軍コーナーそばで体を変えると椎名が希月を捕え
春日のエルボーが先制打。
リストロックをぐるぐる回して脱出した希月、椎名リングイン
希月を捕えるとステップキックから四つんばいにしてのストレートアームバー。
さらに三角締めへ移行するが、堪えた希月が逆にフォール。
カウント2で返した椎名が流れるようにアキレス腱固めへ。リング端だったため
希月すぐにブレイク。代わった春日、足四の字に捕えるがあっさり反転されるが
すぐに椎名の手によって正位置に再反転。希月ブレイク。
先に立った希月、春日へストンピング雨あられ。動けなくなったところで
浦井とチェンジ。浦井、ボディスラムから逆エビを狙うが、春日ここは身体を
突っ張らせて反転させない。
フォールを要求する浦井だが、春日は肘で体を上げていたためフォール未成立。
キャメルクラッチで絞る浦井へ椎名がカットに入るが、春日自軍へ戻れず。
どうにかこうにかタッチに成功しリングに入った椎名。
ヘアーホイップでぶん投げるが、浦井も近づいた椎名へスクールボーイからの
ジャックナイフ固めで抵抗。
カウント2で返した椎名。あっという間に脇固めからクラップラーフェイスロックで
ぐいぐいと絞り上げる。
ブレイクした浦井へ低空ドロップキック3発。
代わった希月、椎名をボディースラム2連発で投げると、コーナーの春日を捉え
椎名の上へボディースラム。さらにセントーン落下。
カウント2でキックアウトした椎名が素早く腕十字を狙うが、腕が伸びる前に
反応した希月、身体を回転させ脱出。
春日、希月へのしかかるとエルボーを振り下ろしそのままフォール。
カウント2で返した希月、春日の上にのるとお返しのエルボーを振り下ろす。
こちらもカウント2
希月、浦井をそれぞれ捕えた春日、椎名組、スローでぶつけるとリング中央で
お嬢様固めの共演。
脱出した希月、椎名へコブラツイスト。カットに入った春日を捉えると、
二人纏めてコブラツイストに。
一旦リリースすると改めて椎名をコブラツイストに捕獲。グランドに転がると
スクールボーイで固めるがカウント2
代わった浦井も回転エビ固め、スクールボーイと丸め込むが、冷静に返した
椎名がSTS。希月がカットに入り何とか引き剥がすが、すぐに前転しながら
入る不思議な入り方で気がつくと再びSTS
代わった春日、溜めの長いボディースラムから寝そべった相手への
足踏み踏みつけでフォール。返されるとモダンタイムズで連続フォールを狙うが
全てカウント2
さらにスクールボーイ、逆さ押さえ込みと狙うが、逆さ押さえ込みは腕のロックが
キチンとできず逆に低空ドロップキックからブレーンバスターで投げらてしまう。
代わった希月、ボディースラム3連発。更には椎名のエルボー誤爆を誘い
ダブルリストアームサルトで見事3カウント。

・試合後

希月:
ありがとうございました。次、夜の部。椎名さんとシングルをやらせてもらいます。最初で最後かもしれません。是非見に来てください。

感想

レフリーのトミーさんを見るのが本当に久々でした。懐かしい。
目的のリボン高梨が、本当にプロレスラーらしいいい表情をしていた事に
驚きました。エルドラドの時のキング・ポコダの陰のある表情と同じ人物とは
思えないくらい生き生きしていた。DDTよりも良いかも?!
趙雲選手もマッスルやDDTの試合よりも、懐の深さが見られましたこれにも満足。
何よりも素敵だったのは椎名選手。
引退を控えた選手とは思えないくらい、誰よりも声を出し、試合を引っ張り、
タッグマッチと言うよりか、椎名先生によるプロレスの勉強会だった
と言っても過言でないくらい。
新人達に胸を貸し、その一生懸命を全て受け止める鍛えられた強さ。
かっこよかった。
2試合目にもかかわらず、へこたれず、へたばらず、まっすぐぶつかっていった
希月選手にも拍手。
仮にチケットを持ってなかったにしてもこの時点で第2部を観戦するのは
決定事項でしょう。それくらい胸いっぱいの充実がありました。