DDT千葉BlueField大会「日曜朝の連続プロレス小説」

第一試合、エクストリーム級選手権試合

男色ディーノ

    VS

MIYAWAKIKAIENTAI-DOJO

    VS

マッスル坂井

    VS

星誕期

ディーノのコールはされるが入場はなし。


モニターに大柄の男性が複数雑魚寝する画像。
一人がもぞもぞと目覚ましを確認すると慌てて跳び起きる。


起きたのはワンピースタイプのパジャマに身を包んだディーノ。
ディーノの声に起き出したのは坂井、誕期に松井さん。
話を整理すると、早朝興行の無茶な集合時間に間に合うわけがないと踏んだ第一試合の
出場メンバーが、DDTの後に興行を行うΩのMIYAWAKIさん家に泊まっていたらしい。


MIYAWAKI家から徒歩30分の会場まで戦いながら向かうことに。
早速MIYAWAKI家で戦い始める面々。
本棚の漫画を投げ、フィギュアのブリスターで殴るという、コレクター的には相当厳しい行為に
走る面々に家主のMIYAWAKIも参戦。


到着まで試合を先延べすることが伝えられる。

第二試合

○柿本大地

(サソリ固め → ギブアップ)

×安部行洋

鬼軍曹大地の公開プロレス教室。
という面持ちの前半に対し、後半は大地の新技公開テストみたいな感じになってちょっと
だれたかな。
ジャックハマーを使うならきっちりとフィニッシュに使って欲しい。

幕間

移動中の面々が某牛丼屋で朝食中の映像

第三試合

アントーニオ“ザ・ドラゴン”本多、×諸橋正美、松永智充

(クラップラーフェイスロック → ギブアップ)

ディック東郷大鷲透、○諸橋晴也

試合前に大鷲より「DDTに一人裏切り者がいる」と不気味な予告。
大鷲のマイクを意に解さず、奇襲したアントン組だが、メタル組に分断され、
正美が捕まりなぶられる。
アントン、松永の反撃も繋がらず椅子へのペディグリーからのクラップラーでギブアップ。


試合後もいたぶりを止めないメタルだが、Newマスクで復活のKooが救出。
アントン、後楽園で東郷の成敗を宣言。


松永選手が全く目立たなかったのが逆に気になる。
やっぱりヌルヌルブラザーズは必要ですよ。

※第一試合到着。
男色ディーノ

(不完全デスペナルティ → 片エビ固め)

×星誕期

    VS

マッスル坂井

    VS

MIYAWAKIKAIENTAI-DOJO

アントンのマイクの中、リングサイドを歩く不審な人影。

でかでかと「できた」書かれたポスターを持って練り歩く猪熊料理長。
色めき立つ会場に、第一試合が到着したとの報。


セクシーなディーノのふとももと下着にドキマギ。
誕期さんのパジャマ姿のかわいらしさに和んでいると試合は終盤。
各人がデスペナルティーを仕掛けあい、勝負に出る。
この化かし合いを征したのはディーノ。
ただの裏DDTにしか見えなかったけど、デスペナルティーで防衛成功。


理由はどうあれ、今のダメな政治制度をみんなで考えていくべきであって、
デスペナルティーはそういう技なんだ!
と口から適当にしゃべり出す坂井に、試験制度を問い掛ける戦いをし続けるための
デスペナルティー。
と、適当に合わせた風の解答でさらに空気をグダグダにしたところでΩのMIYAWAKIさんに
締めを押し付ける坂井とディーノ。


戸惑いながらも「僕がワッツアヘルって言うんで、皆さんで、アーユードゥーイングで」
と締めに入ったΩのMIYAWAKIさんにそれじゃ長い、締まりがないと適当ぶーたれる
坂井とディーノ。


結局、
MIYAWAKIさん:ワッツ
観客:アーユードゥーイング!


で締め。
流れ出したΩのMIYAWAKIさんの曲冒頭で何か気がついた顔をした坂井とディーノ。

幕間

観客が散々待たされた猪熊ちゃんこに向かう中、モニターでは乱立するチャンピオン達を
「敢えてカス」と言い切った矢郷さんがベルトコレクター矢郷良明として、伝説第二章を
ここ、千葉からスタートさせることを、カメラに初々しく、ひっそりと宣言していたので
あった。
本当に半数の人がちゃんこを買いにでてたからなあ。

幕間

早速ベルトコレクターとして伝説第二章を幕開けした矢郷さん。ブルー事務所で爆睡中の
アイアンマン王者を見つけるとフォール!
が、レフリーのニード?トニー?も爆睡中でこれに気付かず、ひっそり部屋から出ていく
ベルトコレクター矢郷良明
タノムサク鳥羽(カウント不可による無効試合?王者防衛?)谷郷良明

第四試合

高木三四郎ポイズン澤田JULIE、タノムサク鳥羽

(体固め)

マサ高梨、×中澤マイケル、矢郷良明

控室。
大阪で旗揚げした反体制もいよいよ大詰め。ここ、千葉で伝説の幕開けを目論む高梨。
この人の野望が成就したところを見たことがない気もするが・・・。
パートナーはフリーの中澤マイケルと大物助っ人。


レジェンド軍は、さっきまで寝てた鳥羽が起きる気配まるでない。
三四郎の大声での呼び掛けにも帰ってくるのは「おっぱい〜」とか、夢の中身を逆に知りたくなるものばかり。


お前がドロップキックでこき使ってるからだ、自業自得だな!と高笑いの高梨。


大物助っ人、ベルトコレクター矢郷良明、中澤マイケルと三四郎が攻め立てる。
試合自体は至って普通なのに、かわされる言葉の寒さになんだか微妙に。
マイケルドントクライに捕えた三四郎へ「ギブアップって言っちゃいな!」
高梨の悪魔の誘惑が囁かれるが、三四郎の口から漏れた言葉は


鳥羽さん、木曜に一緒にドロップキックにきた美人の女性は誰ですか?


この一言にそれまで眠り続けていた鳥羽が覚醒!
リングに入ると、反乱軍を一撃KO。さらには近づいた三四郎にまで鉄拳制裁。
偶然にも三四郎がマイケルの上にダウンしたため、3カウント。


ホールの前に弾みがついたのか、な?

第五試合

KUDOヤス・ウラノ

(ジャックナイフホールド)

×HARASHIMA飯伏幸太

コンビとしては安定しているものの、インパクトが弱いKUDO、ヤス組とKO-D、
インディペンデントジュニア王者のHARASHIMA、飯伏組。
シングル王者の印象が強い2人だけど、この二人も一応タッグチームなんだよね。


試合は序盤、ヤスにお帰りコールが跳んだり、ヤスも旭大石と宣言してのどーした、おら
をみせたりと緩やかな展開から入れ代わりの激しい攻防戦へ。
最初にチャンスを掴んだのはKUDO、ヤス組だったが、ヤスの雪崩式フランケンを
止められると逆にHARASHIMA、飯伏組にチャンス。
山折りからの蒼魔刀を狙うが、蒼魔刀の助走中に飯伏のカットを振りほどいたヤスが
横からドロップキックをぶち込むと一気にスクールボーイ。
これをうけたKUDOがさらに上からジャックナイフで3カウント!

試合後

KUDO、ヤスがベルト挑戦のため挑戦者決定ロイヤルランブルに名乗り。
中澤マイケル、高木三四郎、パジャママックス略してPJMの坂井、ディーノ、誕期も
名乗りをあげ、ベルトキラー矢郷良明も参加を表明。