プロレスリングSEM Vol.14 ディファ有明大会(健介オフィス主催大会)観戦記

会場に入ったら南側最前列ど真ん中付近の席が空いていたので、ダッシュして
名札をペタリと貼って席を確保。
SEMも何回か来てるけど、最前列は初めて!いやがおうにもテンションが上がるなぁ!
試合前売店一番乗りだったためか、健介オフィス売店を独占。
商品を見ていたら、佐々木久子代表やら売り子の方のトークに危うく鬼嫁トートバックを
買ってしまうところでしたよ。佐々木代表は非常に物腰の柔らかい人でした。
相方はひまひま。が堪えた鬼嫁トートバックを購入。
鬼嫁トートバックは「鬼嫁直筆サイン入りトートバック」となりました。

第一試合

○柿本大地(DDT

ジャーマンスープレックスホールド)

×豪(El Dorado)

先に登場した柿本がコーナーに控えていると、花道に登場した豪が下がれ下がれと
アクション。
?なんで??
さらにボディチェックのあとレフリーが両選手に握手を求めるが、前に出た柿本に
対しまたも下がれと手を振る豪。ヒールだからなのか、なんだその態度?
柿本が背中を向けたところでコーナーからダッシュして奇襲を仕掛ける豪。
だったら握手した瞬間に蹴りいれるとかの方がよっぽどヒールだろう。
奇襲を仕掛けた豪だったが、仕掛けたエルボーに打ち負け、さらには無理矢理
ビックブーツを打とうとしたり、自分のやりたい事だけしようとしているようで
印象ダウン。
対して柿本、グラウンドをしのいで立ち上がると、裏投げを放って反撃開始。
アームブリーカーを皮切りに腕攻め。腰攻めをすることが多い柿本なのでちょっと意外。
一角蹴りのようにコーナーに横向きにセットすると大暴走。
2で返した豪、ブレーンバスターからパワーボムを狙うが柿本はこれをリバース。
エルボーの打ち合いを制した柿本がバックドロップ3連発からのジャーマンで3カウント。

第二試合

×太田一平

(ファイナルスプラッシュ → 片エビ固め)

ベアー福田(El Dorado)

最初のロックアップを押し込んでブレイクをとったのは体格に勝るベアー。
リストの取り合いからエルボーの打ち合い。
どちらも引かずにガツガツと打ち合う中、ロープに飛んだ太田のエルボーを堪えると
逆にタックルで吹っ飛ばしてダウン。
明らかに先日のエルドラドの対大柳戦とは当たりが違うよ。
太田の攻めを要所要所で食い止めるベアーはカウンターの世界柔道から反撃。
串刺しのラリアットからブレーンバスター。ファイヤーマンキャリーからの
バックフリップと攻め立てるベアーだが、太田は間隙をつき首固めで逆転を狙うが
これも返したベアー。
ラリアット3発からフルネルソンバスター、ファイナルスプラッシュと畳み掛け勝利。
正直あんまり期待をしていなかった試合だったけど意外や好試合でした。

第三試合

石森太二、○青木篤志、伊藤旭彦

(アサルトポイント)

×マサ高梨(DDT)、KAGETORA(El Dorado)、円華(KAIENTAI-DOJO

思いもよらぬ高梨選手の登場に俄然テンションが上がるひまひま。と相方。
その高梨が闘龍門の同期にして出世頭の石森と先発。
バックに回った石森が高梨にバックをとらせないどころか拒否するかのように
背中から離れなず、格が違うんだよ言わんばかりの石森に俄然応援に熱が入る。
しかしリストを取った高梨が脱出成功。
変わって入ったKAGETORAもこの二人と同期だったりして、思わぬところで思わぬ
出会い。石森は変わらず、KAGETORAとタックル合戦。
タックルで倒したのはKAGETORAだったが、石森もすかさずコルバタをやり返し
場内息をのむ。
その後はNOAH組の早いタッチワークに高梨が捕まる展開。青木得意の腕攻めを
きっかけに高梨の右腕に狙いを絞っての攻めが伊藤ともども続けられる。
イライラが募る展開の中、ついに高梨がスクリューキックからのミサイルキックで
石森から逃れ、KAGETORAリングイン
鬱憤を晴らすかのような連続攻撃で石森を痛めつけると、円華が入っての連携から
合体のトリプルフェイスバスター、ランヒュイと攻めるが、首固めはカット。
残り時間5分のコールの中、今度はNOHA勢が混成軍を分断しリングに残された高梨が
3人のフォームの違うダイビングボディなど畳み掛けられるが、3カウントは許さない。
ついに残り時間は1分。
青木のロコモーションノーザンライトを返した高梨。これで終わりかと思いきや
青木が高梨を引き起こすとアサルトポイント。
試合終了30秒前に熱戦、ついに決着。

第四試合

起田高志(健介オフィス

(不知火 → 片エビ固め)

丸藤正道

初めて見る起田ですが、さすが健介オフィスの新人だけあってでかいしごつい。
あとで調べたらアメフト出身だそうですね。なるほどなるほど。
ロックアップ後ブレイクをとったのは丸藤。じっくりと時間をかけてブレイク。
すぐにロックアップに行った起田はそのままロープへ丸藤を押し込みブレイクすると
そのままビンタ一発。
中央で手四つ。力比べを制したのはじりじりと体の位置をずらして起田のバランスを
くずした丸藤。起田はそのままブリッジ。
丸藤が乗っかって潰そうと仕掛けるが微塵も揺るがず。一気に起き上がると
タックル、タックル、タックルでエルボー。
さらには丸藤のビックブーツもものともせずさらにタックルを打ち込みダウンを奪う。
丸藤は場外にエスケープ。追いかけた起田を鉄柵に振るが、ガシャーンという音の
後にバターン。鉄柵にぶつかった起田がそのまま丸藤へ突進してダウンを奪う!
ここから丸藤が様子見から反撃にギアチェンジ。
対角線に突っ込んできた起田に冷静に膝を叩き込むと、中腰の起田へキック二発。
さらに場外へエスケープした起田を捕まえるとブレーンバスターの体制で抱え上げて
エプロンに顔面から落とす荒業を見せる。
それでも折れない起田、リングに戻ると丸藤へエルボーを打っていくが打ち勝ったのは
体格に劣る丸藤。スリーパーで起田を寝かせると顔踏みから頭を足ではさむと
軽く飛びながら首を捻る。
起こした起田へエルボーを打ち込み首を抱えてのニーを打つが、そのまま抱えた起田
ロープへ丸藤ごと突っ込み足を止めると、さらにエルボーで追撃。
ガンガンエルボーを打つ起田だが丸藤はこれをソバット一発で止めるとコーナーへ
振って、ふわりと浮くフライングフォアアーム。
しかし起田、ランサルセからエルボースマッシュとまだまだ攻める姿勢を崩さない。
エルボースマッシュからファイヤーマンキャリーに抱え上げてバックフリップ。
追撃をかわした丸藤は珍しいテーズプレスから逆エビ。
ロープ近くまで来た起田を引きずり対角線コーナーまで。すぐ横にロープがあるにも
かかわらず対角線を愚直に前進しブレイク。
この頑張りへのご褒美か、ソバットから不知火を敢行し3カウント。
起田が物凄い頑張ったけど、その頑張りを引き出した上で一撃で締めてみせた
丸藤がお見事。

第五試合

KENTA、×平柳玄藩

(R-15 → 片エビ固め)

中嶋勝彦健介オフィス)、南野武(闘龍門

いきなりの場外戦で幕をあけた試合ですが、組み合わせは中嶋平柳とKENTA南野と
ちょいとやきもきさせる組み合わせでした、が、平柳が奮闘。
この場外戦でもエプロンからのドロップキックをみせガンガン攻め立てる。
いつもの開始5分でネタが尽きるようなヒールファイトではなく、中嶋KENTAの間に
割ってはいる大奮闘。
中嶋のパートナーである南野も頑張っていましたが、この3人の間に入ると
技が軽い印象がぬぐえない。
そして待望の中嶋KENTAは親の敵でも討つかのような激しすぎる戦い。
蹴るは、投げるはに会場はどんどんヒートアップ。
南野の畳み掛けを堪えれば平柳がやり返し、と打てば響くような反応の中
試合時間も残りわずか。KENTAが中嶋を花道に連れ出しバックドロップを仕掛けるが
着地した中嶋がKENTAを逆にバックドロップに切って捨てるとそのままリングイン
平柳の後頭部へR-15をガツンと叩き込み時間切れ3秒前に3カウント!

感想

はずれ試合なしで後半3試合が大当たりと、とにかく素晴らしい当たり興行!
これで3,000円なのは逆にもったいないと思うくらいのいい大会でした。
ディファ有明ってなんとなく声の出し辛い会場なんですが、第一試合は半分以上
ひまひま。と相方の声みたいなもんでしたが、徐々に盛り上がり第三試合の高梨の
奮闘で一旦ピーク。
うまい事休憩で落ち着いたところで丸藤が起田の頑張りをうまい事引き出してメイン。
KENTA、中嶋のバチバチは勿論でしたが、平柳の中嶋に対する奮戦が目を引きました。
終盤場外へ誘い出したKENTAが逆に中嶋のバックドロップでKO
試合終了後も勝利者チームが帰ってもあのKENTAが自力で帰れず、若手に両肩を
抱えられての退場ですよ。いやいや、驚いた。

今日のGNO、1&2

・GNO

ハッテ連邦 レベル 中将 勲章 VPランク位 MPランク位

GNO2

ハッテ連邦 レベル 少佐 貢献 戦功 VPランク位 MPランク位