DDT新木場大会「NON-FIX 06.11」観戦記
記者会見
ハードヒットに関する記者会見。
追加対戦カードとしてタノムサク鳥羽VS竹田誠志、木郄イサミVS島本宗薫
が発表。島本宗薫はこれが再デビュー戦とのこと。
俺の空の店主さんですね。ようやっとデビュー戦。
打撃やサンボを含めた練習をしてきたとのこと。
対戦相手に選ばれたイサミは「かませ犬になるつもりはない。叩き潰すだけ」と
早くも闘志が漲った状態。
試合前
リングに上がった松野さんのご挨拶からスタート。
後楽園大会King of DDTに向けて選手の要望を聞くために全選手を集合させる。
現役チャンピオンはリング上、意外はリング下と意外と順列にはシビア?
MV以外の全選手が登場し、まずはチャンピオンの要望を聞くことに
飯伏(インディペンデントジュニア):TAKAみちのく
他団体という事で保留。前向きに交渉には当たってみるとの事。
柿本(世界大森級):全然防衛線をしてなかったので、とりあえず25日までに考える
しかたないので保留。
高梨(エクストリーム級):ぶっちゃけずっとベルトを持っていたいので防衛線はしたくない
全試合防衛戦なので無しにはできない事を言われると
高梨:じゃぁ弱いヤツとやりたい
結局保留。
KUDO(アイアンマン):せっかくの後楽園だから普通の試合がしたい。防衛戦はしたくない。
気持ちは分かるけど(笑)
松野さんに言われリングに横になるKUDO。松野さんは坂井を呼び込むとKUDOを
フォールさせるが2カウントで肩を上げてしまう。
ディーノも上げ、二人で交互にフォールするが、レスラーの性でついついカウント2で
肩を上げてしまうKUDO。
ディーノ:あたし達が責任を持ってベルトを奪うから
残るタッグ王者はエプロンに居た選手から候補者を募る。
早速手を上げたヌルブラだが松野さんの返事は芳しくなく、どうやら保留。
自由が丘6人タッグは大鷲、Koo、X組対正規軍3人という事で確定。
KO-Dは東郷VS諸橋で決定済み。
最後に和田京平レフリーから松井に向けたビデオレターが流されるが、中指を立てて
松井は退場。
第一試合
×美月凛音
美月がゴング早々ドロップキックからの串刺しエルボーで先制。
さらにミドルキック2発からエルボーの打ち合いとなるが、優位に立ったのは飯伏。
美月はロープを使ってのエルボーを叩き込むがこれを受け止めた飯伏はビックブーツ。
スリーパーからのキャメルクラッチはロープに逃れるが、飯伏は遠心力を利かせた
早いボディスラムからサッカーボールキック。
美月もミドルキックからドロップキックを連発するが飯伏は片膝をつくだけでダウンは
奪えず。ミサイルキックでダウンを奪うと起き上がらせてのウラカン・ラナを狙うが
飯伏は堪えて逆エビに固める。逃れた美月だが、ダッシュミドルで3カウント。
うーん、飯伏と美月が技の威力、正確さが違いすぎてなんとも。
やってることがモロ被りだからなぁ。
幕間
控え室で準備するヌルブラ。側に居るのは練習生の石川。
この石川は松永レスリング専門学校で頑張ってる、らしい。
第二試合
柿本大地、×安部行洋
(ガッタイネックブリーカー → 片エビ固め)
○中澤原マイケル、松永智充
安部はAVE一号機のユニフォーム。うーん、それはプレミアムは一着にすべきで
新木場で着てはいけないような・・・。
試合はヌルブラがタッグチームとしての完成度を見せつけるかのように
ピンチらしいピンチもないまま圧勝。
逆にインパクトを残せなかった柿本が気になるなぁ。
試合後
マイケル:無様だな、安部。なんでお前がデビューできて石井がデビューできないんだ?
おい柿本、お前のベルトに挑戦させろ!
なぜか石井のデビュー戦をぶち上げるマイケル。
柿本が前代未聞とこれを断るが
松永:馳浩さんの日本デビュー戦はタイトルマッチでベルトを獲ってるんだよ!
マイケル:今中澤原様が決めた、ケッテー!
が、選手退場後に新藤リングアナから
「中澤原マイケル選手に決定権はありません。コミッショナー預かりとなります。誤解を招く表現お詫びいたします。」
とあっさり保留(笑)
第三試合
×マサ高梨
(ブエノスアイレス午前二時 → 体固め)
試合後
王者に勝ったため、ベルトを持ち帰ろうとする誕期さんだが、ノンタイトルだったため
ベルトの移動はなし。高梨が慌ててベルトをひったくると
高梨:このベルトは渡さねぇ。このベルトはなぁ、弱いやつとしかやらねぇ。
俺はこのDDTで常に下を見てんだ!
衝撃発言に場内が沸く中、高木三四郎入場。
三四郎:そのベルトはなぁ、よごれの道具にするために作ったんじゃねえ。
俺様もベルトに挑戦する!
高梨:誰が作ったかなんて、このディープでコアな新木場のファンだって覚えてねえよ。
このベルトに挑戦するって事はどういうことか分かってんのか。俺の庭で、俺のルールで
戦うってことだ。チャンピオンであるこの俺がルールを決めるんだよ。
お前らがあー、挑戦しなきゃ良かったって後悔するような複雑なルールを来週発表してやる。
今までで一番複雑なルールにしてお前らが挑戦したことを後悔させてやるからな。
せいぜい楽しみにしとけよ、この汁レスラー!
幕間
新木場控え室。
横たわるKUDOをはさむように座る坂井とディーノ。
交互に手を置きフォールをするが、2カウントで返し続けるKUDO。
通りかかった松野さんがこれを見て2対1は卑怯とご立腹。松野さんを加えリングで
決着をつけることに。
第四試合
×男色ディーノ、マッスル坂井
先に登場した松野さん。来場のお客さんと丁寧に握手しながら入場。
ついで入ってきたKUDOが坂井、ディーノに襲われているが気付かない。
奇襲を受けたKUDOだが、キックで反撃。ディーノを蹴散らすと坂井をコーナーへ振り
8×4を決めるが、腕を押さえて苦しみだす。
立ち上がった坂井がコスチュームの中からKUDOのヌンチャクを取り出す。
奇襲の際に奪ったヌンチャクをしまいこんでいたらしい。
これをきっかけにKUDOの腕を集中攻撃する二人。早いタッチワークでいたぶり続けるが
KUDOはなんとかドロップキックをきっかけに脱出。松野さんにスイッチする。
が、あっさり自滅。
再びKUDOがリングへ戻ることに。さらにKUDOの腕を攻める坂井とディーノ。
ディーノは腕へのナイトメアから、尻に挟んだ割り箸を(手で)割るという
パフォーマンスから、KUDOの腕を割り箸のごとく尻に挟んで腕折り。
大いに苦しめられたKUDOだが、最後はめずらしいラリアット連打から
ダイビングラリアットで3カウント。アイアンマン防衛に成功する。
試合後
勝ち名乗りを受けるためKUDOの腕を上げようとする松野さんに、試合で腕を痛めていた
KUDOがギブアップ。
×KUDO(アームバー → ギブアップ)○ゴージャス松野
ゴージャス松野が第743代アイアンマンヘビーメタル級選手権保持者に。
そうきたか(笑)
第五試合
第六試合
高木三四郎、ポイズン澤田JULIE、○JARASHIMA
(ゴーゴンクラッチ)
MIKAMI、タノムサク鳥羽、×佐々木大輔
新メンバーJARASHIMAを加え、休憩時間のマラカスの売り上げも上々。
勢いを取り戻しそうな蛇界軍だが、前半はポイズンが腕を痛めたようでタッグ王者に
捕まり翻弄される。佐々木を加えた細かいタッチワークで攻める王者組だったが、
ポイズンが何とか脱出に成功、高木、JARASHIMAの反撃開始。
一進一退の中王者組がミカトバラッシュから450°を決めるが仕掛けが早かったか
これはカット。逆に呪文で佐々木を孤立させた蛇界が一気呵成に攻め立て、
JARASHIMAが腕を固めながらのアンクルホールドでギブアップ勝ち。