秋の声が夜を駆ける
もう鈴虫や松虫が鳴くような頃になったんですねぇ。
ここ数日の雨で一気に気温が下がったからかな、やっぱり。
さて、今日は午前中にネットを見てたら同人誌を値切る論争があったことを知り、
今更ながらまとめてるところを読んで、うなづいたり、首を捻ったり。
同人誌を買うようになって15年近く経つけど、「同人誌を値切る」なんて考えもしなかったわ
と思ってまずは目から鱗。
見本誌を売ってもらう交渉はしたことはあっても、同人誌を値切るなぁ。
・・・個人的には場にそぐわない行為だなぁ、と思う。
人には言えない趣味を具現化してくれた同好の士の作品に対して、共感したらお金を払って
頒布してもらっている。
やってる行為だけ切り取ったらそりゃぁ商行為なんだろうけど、その意識の差から選ばれる
言葉の差が大事なわけで。
そんなもん理想主義だっちゃあそれまでだけど、それが大事で、そこにしがみつかないと
いけないんじゃないの同人誌って。
後は上の話とは関係ないけど「同人誌=儲かる」っていう頭の人が多すぎるような気がする。
なんでそんな幻想が漂うんでしょうかね。
大手しか買わないような人が、とりあえずお札を入れてるダンボールの札束見て思うのかなぁ。
あれって、武田信玄だかの、貝を山のように積み上げて数を当てさせたら、本来の数よりも
全然多い数を武将が言った、見たいな印象と錯覚の話の典型みたいなもんで、整理して入れてる
わけじゃないだろうから、見た目ほど金額があるとは思わないほうが。
しかも、そこにあるお金で前に払っている諸経費分を差っぴいて初めて利益になるわけ出し。
本を作ったことの無いと作るための費用とかまで頭回らないんだろうなぁ。
何かを作るのに金が掛からないなんてことはないんだよ、現代日本は(苦笑)
まぁいいや、そんなことしてたら仕事をほとんどせずに終わった。
やっべー、という事で午後は帳尻合わせにフル回転。
自業自得とはいえ、疲れたよ。