DDT後楽園ホール大会「夏休みの思い出2008」 観戦記
蛇界流ちびっ子プロレス教室
参加した将来の蛇界のエースは6人。
スクワットから蛇、前回り×2からポーズと基礎練習が終わったところで、呪文の練習。
そこへ妖怪ヌルリひょんこと中澤マイケルが乱入。
ポイズンに襲い掛かるが、子供達の呪文の加勢もあり見事撃退。
マイケルは捨て台詞をはいて退場。
第一試合
諸橋晴也、タノムサク鳥羽、安部行洋、×美月凛音
(ジャーマンスープレックスホールド)
KUDO、ヤス・ウラノ、アントーニオ本多、○佐々木大輔
豪華なメンバーによる第一試合だった分、試合の中身の印象が散漫だったりして、
記憶に残ったのはアントンがつまづいたり、諸橋がたけし口調の「バカヤロ」とか
言ってるところだったり。
試合は佐々木が風車式背骨折りからのジャーマンスープレックスで美月から3カウント。
第二試合
○ポイズン澤田JULIE
(毒霧 → 首固め)
長井満也、×中澤マイケル、松永智充
1対3のハンディキャップのはずが、長井さんが「怪我で試合できないから下で見てる」と
言い出し、始まった試合もなんだかハンディがあったのかなかったのか、どっちかっていえば
あったのかもなぁ。という感じで、ヌルブラが子悪党ファイト丸出しなのにあんまり優位に
立ってないまま試合が進む。
ヌルヌルミストをよけたポイズンが毒霧からの首固めで3カウント
試合後
負けた腹いせにPSJをいじめるマイケルと松っちゃんを止め、マイケルをアンクルに捕らえた
長井さん。悶絶するマイケルを無視したまま長井さんと松っちゃんの話し合いにより、
PSJをヌルブラに入れるのも、全員で蛇界に入るのもお断りだけど、オールナイト興行で
PSJとマイケルのランバージャック戦の勝者のグループに全員で加入することに決まった。
そーゆー事らしい。
第三試合
×HARASHIMA
ケニー・オメガのDDTしばらくお別れ試合。
対飯伏、対高木戦とは違う、真っ当な形式の試合でしたが、やっぱりオメガはスペシャルだった。
コーナーからの振り返りボディアタックを迎撃されてから始まったHARASHIMAの珍しい腹への
集中攻撃に苦悶するオメガでしたが、スワンダイブのボディプレスを剣山で返すと、なんと山折り!
さらに飛び越え式のフェイスバスターと畳み掛ける。ストップエンズイで場外に落とすとノータッチトペ。
リングに戻して足をクロスしての垂直ブレーンバスターはカウント2
続いて狙ったドラゴン狙いのフルネルソンを切ったHARASHIMAが延髄蹴りから足を組んでのファルコンアロー。
山折りと続けて、蒼魔刀を放つがそのまま寝そべってかわすオメガ。
起き上がって狙った波動拳は逆にHARASHIMAが腕をはたいて失敗。そのままオメガの背中に飛び乗ったHARASHIMAが
リバースフランケンシュタイナー。
そして再び放った蒼魔刀へカウンターの波動拳!
しかし止まらないHARASHIMA、ヒーロースプラッシュから雪崩式リバースフランケンを狙うが、
マットに向かって回転しようとする足を掴んでとめたオメガ、肩車状態のHARASHIMAを
電気椅子式スパイダージャーマン!
そして最後は頭へのニーリフトから意地の波動拳でDDT初勝利。
次の来日を今から待ってます。
サンキュー&プリーズカムバック、ケニー・オメガ!
第四試合
大鷲透、Koo、スペル・ヴァンパイア
「大鷲に突っ込み入れさせたら自動的に正規軍入り」の試合ファイナル。
とにかく手段選ばず?で攻め立てるディーノと坂井。プロレス的には高梨が大鷲の腹いせを喰らいまくり。
・横に成長しきったスペル・ヴァンパイア
・通常のプロレスルールの他、青コーナーに設置されたボタンを大鷲が押せば強制的に試合終了ルール
・6メンのはずなのに、助っ人男色ディーノ2号(エディさん)入場
・6メンのはずなのに、男色ディーノ3号(マイクさん)入場
・6メンのはずなのに、諸橋晴也(ビルダーポージング係)入場
・もうリングに居るのに、「大鷲透」コール。生後まもなく時の全裸写真大写し。
・しかもその全裸写真で「大鷲プロレス」ポスターを製作され、ホールの通路に貼り出される(休憩前に完全撤去)。
・その間も北側でビルダーポージングを続ける諸橋。
・玲ちゃんに泣かれて平謝る諸橋。
・そんな諸橋にそろそろ落ちそうな大鷲。
・とどめに、プロレスのはずなのに大鷲母入場。
・「DDTからは一線を引き、(家業を継がせて)料理人の修行をさせる」と宣告する大鷲母。
・大鷲母の口調は毎度ながらガチ。
・ブルロープで母に連行される大鷲。
試合後
主の居なくなった会場でオチのために膝を合わせる面々の中、坂井がいきなり自主興行の改札を
ぶち上げる。が、マッスルとは何が違うんでしょ。
そんな中でもひたすら北側ステージで無視され続けなからポージングをとってた諸橋がようやく呼び込まれ、
ボディビル入賞の報告が始まったところで、ヌルリひょん乱入。
諸橋の関東7位を馬鹿にすると、日本人唯一のミスターオリンピア出場のボディビルダー、BIGHIDE登場。
そのまま世界最高峰クラスの筋肉を披露。
これが本当に凄かった。不格好な筋肉に見えるけど、ポージングをとるとそれがあるべき姿かのように
バチっとはまるの。まさに圧巻の筋肉でした。
このヒデさんのマッスルボディに、生まれたての子馬の様に震える諸橋。
諸橋を罵るマイケルを担ぎ上げ、落としたヒデさん。「同じボディビルダーだ」と、体格差に落ち込む
諸橋を激励し全員で、世界を目指してポージング。