DDT後楽園大会「Into the Fight 2010」観戦記

第一試合

アントーニオ本多、ササキ&ガッバーナ

DDT → 片エビ固め)

伊橋剛太、×高尾蒼馬

高尾が頑張ってたけど、もう一粘りが足りない感じがした。
伊橋は身体はちょっと小さくなってるような気がしたけど、だからといって
動けていたかといわれるとちょっと微妙。
メモを取るのに目を落とした間に高尾が味方を巻き込んで技に失敗したらしく
アントンがハードヒットなナックルからDDT一発で試合を強制終了。
ササガバが試合後に放ったイタリア式DDTもお仕置きか?

幕間

リングに登場したBH×H。王者の石川を呼び出すと高梨と大家が舌戦。
大家:石川に秘策を授けた
高梨:ディーノさんなんか、秘策しかないぞ
コンバット男色殺法を披露することを予告したディーノだが、
大家:今回もユニオンが、石川が、いや俺が防衛する!

第二試合

○MIKAMI

(ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)

×松永智充

プロレスも時代ごとの進歩とか流行すたりがあって、この試合については
明らかに昭和風味。
手四つからブリッジ潰しに行ったり、互いの足をクラッチしながら身体を
持ち上げたり。最近なかなか見れない攻防が続き、最後は松永を綺麗にたたんで
MIKAMIがジャパニーズレッグロールクラッチで勝利。

第三試合、中澤の証明

中澤マイケル、マサ高梨、佐藤光留石井慧

無効試合
※相撲が悪目立ちしたため。

大鷲透、星誕期、安部行洋

中澤CEOがDDTに必要であることを試合の中で目立ってもらうことにより
証明するための試合。中澤CEOの曲で入場し、コールも中澤CEO以外は小声。
対する大鷲組は大鷲の曲でなぜか大鷲と安部だけが入場。
空気のような残りのメンバーは試合中にこっそりと入場するという大鷲の説明に
高梨が了承しゴング。
試合はBH×Hが中澤CEOのために安部を攻め立てお膳立て。
後は中澤CEOがコーナーからダイブして試合を決めるだけ!というところで
相撲の太鼓がなり、まわし姿で頭にちょんまげのヅラをつけた誕期さんが入場。
リング上で相撲をとり始めたところで松井レフリーがゴングを要請し試合終了。

再試合

中澤マイケル、マサ高梨、佐藤光留石井慧

無効試合
※変態がグラドルを見て暴走したため。

大鷲透、星誕期、安部行洋、安藤あいかアイスリボン

目立って入場したばかりか、最近話題の相撲を持ち出したことを高梨に攻められる
大鷲。反省したところで再試合。誕期さんとエルボー合戦になり、コスチュームを
脱ぎだした瞬間、マドンナのライクアバージンに合わせて北側ステージに登場した
のは安藤あいか
リングに登場しTシャツを脱ぐだけで視線を独り占め!
そしてリング上で激しく反応した光留が大暴走!安藤へ襲い掛かったため
危険を感じた松井レフリーのため無効試合に。

試合後

どうしても目立てない中澤CEOに業を煮やした高梨の提案により、その肉体美で
観客を魅了することになった中澤CEO。
リング中央でポージングをとると次々と観客からため息と「きれてる」の声
が、北側ステージの山本義徳(フィットネスジム“ミッドブレス”アドバイザー&ベンチプレッサー&ボディビルダー)へ。
世界レベルのボディビルダーはすげぇ。

再々試合

○中澤マイケル、マサ高梨、佐藤光留石井慧

裸絞め → K.O)

大鷲透、星誕期、×安部行洋、安藤あいかアイスリボン)、山本義徳(フィットネスジム“ミッドブレス”アドバイザー&ベンチプレッサー&ボディビルダー)withゴージャス松野、田代純子

結局何をどうやっても目立てない中澤CEOにほとほと愛想をつかした面々。
声を掛けても目もあわそうとしない。
中澤CEO:プロレスをやらせてください
泣きつかれて仕方なく、再度プロレスをして自力で目立ってもらう事に。
再々試合のゴング。
と同時に北側ステージにゴージャス松野さんが登場し「空に太陽があるかぎり」を
熱唱。ゴージャスオンステージがサビに差し掛かった瞬間、ゴングが鳴り試合終了。
驚いてリングに目を向けると中澤CEOが安部を落としてた・・・。
高梨:空気読めなさ過ぎ!
ステージには田代純子さんも登場し「心よわせて」を松野さんと熱唱。
気がつくと中澤CEOが消えてた。

第四試合

×HARASHIMA真霜拳號

オファーの入っている試合をのぞき4月までの長期休養に入る飯伏。
それと関係しているのか、胸筋の張りがちょっと落ちてたような気が。
動きもちょっとキレがなかったようでした。
真霜やっぱりふてぶてしさがカッコイイなぁ。
試合はHARASHIMA、真霜が早いタッチワークをみせケニーを攻め立てる中、
HARASHIMAのスワンダイブエルボーを下からドロップキックで迎撃すると
X-SLASHから反撃を開始したゴールデンラバーズ。二人がそれぞれカミカゼ
叩きつけるとその場シューティングスター。HARASHIMAの蒼魔刀を身体を反らして
よけると波動拳ジャーマン。PKこころαからのゴールデンシャワーで3カウント。
相変わらず恐ろしい同調率だなぁ、ゴールデンシャワー
しかし、出来るなら飯伏復帰後にもう一度見たいなぁ。真霜と飯伏だったら
もっと凄い試合も出来ると思うんだけどなぁ。

第五試合

KUDO、×ヤス・ウラノ

(お卍固め → レフリーストップ)

高木三四郎、○澤宗紀

地味に防衛を続ける王者組。
先発したのは澤とヤス。
手四つに組に行きそうで、スッと外すヤスの揺さぶりにほんの僅かな隙から
ビンタを放つ澤。
これを受けて、のらりくらりから一転して、あっという間に澤をグランドに
引き込むヤス。
フィンガーロックからリストを捻ってリストロックとかすごい。
リリースごがっぷり四つから澤が払い腰から腕十字。
ブレイクされると頭突きをかましてチェンジ。
ドラゴンリングインからのドロップキックから、コーナーに括り付けて、
逆コーナーへ登る三四郎
まさかFromToと思ったら、ドラゴンリングインからのドロップキック。
やられた、完全に手玉に取られた(笑)
さらに対角線コーナーからのドラゴンリングインドロップキックはヤスが
コーナーから突き落として阻止するが、落ちる時に変に落ちたのか、
全く動けない三四郎
リング上では澤の膝へ王者の一点集中攻撃が続く。
一方リング下では奥にいた松井レフリーまで飛び出して来ており、相当やばい状況。
澤選手のセコンドにいた小笠原館長が三四郎の足をテーピングでガチガチに固め、
どうにかエプロンに上がる。
集中砲火を必死で堪えた澤は二人の足を捉えるとまとめてドラゴンスクリュー。
三四郎リングイン。王者のダブルのブレーンバスターを一人で投げ返すと、
シットダウンヒマワリボムを狙うが、ヤスは着地。
が、ロープに飛んだところを追いかけてサンシローズライン。
澤を呼び寄せ、黄金シャワーを狙うが、KUDOが突き落としてカットし今回も幻に。
そのKUDO、澤をコーナーに振ると、8×4からダイビングダブルニーアタック。
2で返した澤だか、瞼をカットしてしまい流血。
KUDOを寝かせると、三四郎の「澤君、大丈夫か」に澤選手は「駄目でしょ、これ」
申し訳ないけどちょっと笑った。
澤選手を抱えてのデスバレーはKUDOが避け、自爆。
KUDOのトペからヤスがパイルドライバーと畳み掛けに入る王者だが、
満身創痍で粘る挑戦者。
先にリングに戻った三四郎がヤスを肩車に抱え上げるとダブルインパクト式
伊良部パンチからシットダウンヒマワリボムが決まるがカウント2
澤のジャーマンスープレックスからお卍固め
カットに入ったKUDO三四郎STFで足止めし、さらに絞りあげると
ついにヤスがキブアップ。
試合を止めるゴングがなった瞬間の会場の雄叫びったら。

試合後

初防衛線はリングの無い場所を希望した澤選手。
高木:澤君さ、このベルト一応CMLLが認定してるんだ
澤:それはちょっと気まずいっすね
高木:面白そうだから、やっちゃおっか!
というわけで、新王者はDDTで防衛戦を行わない事を宣言(笑)
ノーリング、女子、どインディーでの防衛戦を宣言。
オファーがあった場合、話次第ではギャラは最悪0.5でも可だそうだ。
澤選手は過去に国際の鶴見青果市場で3000円だった事をさりげなく暴露。
三四郎さんが師匠に代わって頭下げてました。
しかし、DDTは早目に取り戻さないと、挑戦者にどんな名前が記される事に
なるか分からんぞ。
あー、ニヤニヤが止まらない。

第六試合

石川修司

(サンダーファイヤーパワーボム → エビ固め)

×男色ディーノ

ゴング後ディーノから差し出された手に対し、敢えて同じ手を差し出し
相手から握手をさせようとする石川。
心理戦からスタート。
大きい選手は寝かせてしまえば大きさは関係ないと言わんばかりに
カニバサミでテイクダウンさせるとヘッドロック。逃れようと伸ばした手を捕らえて
脇固めから両腕を離さずタブルアームバー。フロントスリーパーから逃れるために
延ばした足をリバースインディアンデスロックに畳んで上半身は
サーフボードストレッチ。そして再びヘッドロックへ。
ロープへ伸ばす石川の手をフィンガーロックをしつつアームバーに捕らえると
体を潰して素早くSTFへ移行。少しずつロープに迫る石川の手を背後へ回しながら
ラクダ固め。
アームバーを強引に立ち上がりボディスラムを狙った石川だが、まわされた腕を
キムラロックに捕えるディーノ。それでも強引に反り投げを放った石川だか、
先に立ったディーノは石川をヘッドロックへ。
しかし、石川はこのヘッドロックからのグラウンドをアトミックドロップで阻止。
リング内からコーナーポストを跨ぐ形で足を引っ張りだし、更にダメージ。
場外へ引き落とすと南側客席にスロー。
引き起こしたディーノを抱え上げ、南側鉄柵にアトミックドロップ。
更にパイプ椅子を腰へ振り下ろすとリングに戻し椅子の上へボディスラム。
再び抱え上げようとするのを堪えたディーノは逆にパイプ椅子の上へ
ブレーンバスター。椅子に座って思索したディーノ。石川の上にパイプを乗せると、
コンバットナイトメア。
コーナーに登るが息を吹き返した石川がコーナーに突進。ぶつかった衝撃で
ディーノはよろよろしてロープにクロッチ。石川はブレーンバスター、
串刺しラリアットダブルアームスープレックスと畳みかけ、
32文ミサイルキックを放つがカウント2
スプラッシュマウンテンに抱え上げようとするが、腰を落としたディーノ、
そのままコーナーまでタックルで打ち付けてリバース。
シャイニングあてがいからホモイェを前から後から計3発。
ファイト一発でコーナーに叩き付けられた石川だが、その頭はディーノの
コスチュームではなく、頭にゴン。頭突きでやり返したディーノは石川の頭を
コスチュームへ突っ込み男色ドライバー。
カウント2で返されると立ち上がり様にバズソーキックを放つ。
石川もカウンターのニーからランニングニー、ツームストンパイルドライバーと
畳み掛け、ついに32文ロケット砲からスプラッシュマウンテン。
しかしカウントは2
コーナーに立ったディーノはウルトラウラカンラナからムーンサルトプレス
が、カウント2
パンチの打ち合いからディーノを閂に捕らえた石川は頭突きを打ち下ろすが、
ディーノは金的からソバットを放ちゲイ道クラッチもカウント2
返されるとすぐさまブレーンバスターからパンツを一枚ずつ下ろしながらの
ムーンサルトプレス3連投するが、返す石川。
男色デストロイを狙ったディーノだか、そのまま立ち上がった石川は持ち替えて
シュバイン。更に張り手の連打から膝を突き上げるが、ディーノもパンチを
ガンガンと打ち返し、ダイビング頭突きを見舞うがカウント1
立ち上がった石川は張り手からまさかのリップロック。後ろへ振り返った
ディーノの尻へ膝によるファイト一発を喰らわすと、自身のコスチュームを
おもむろに引き下ろすと、男ならぬGの印されたディーノ型コスチューム。
コーナーに打ち付けられたディーノの頭をパンツインさせると、
ジャイアント男色ドライバー!
更には肩口まで抱え上げてのサンダーファイヤーパワーボムで決着!


男色タイツのまま関本を呼び込んだ石川はユニオンでのシングルをKO-Dの
防衛戦にする事を宣言。
中澤CEOは反対するが、パイプ椅子で追っ払った大社長は
「勝者に3月の後楽園大会で自身が挑戦すること」を条件にこれを了承。


リング下の中澤CEOのいつでも挑戦権ランブル次回後楽園大会開催の提案を
了承すると、会場にはガンダムの迷曲「シャアが来る」

南側通路に赤いパイロットスーツに白いメットの謎の男が目の部分をくり抜いた
鉢巻きをしたこれまた謎の男を連れて登場。
大社長の「あんた矢郷さんでしょ」の問いかけにヘルメットの下の金髪を披露。
??:我はヤゴウ・アズナブルそれ以上でもそれ以下でもない
自らの名を明かすと、従者のアブ・ノーマルと共にDDT進攻及び殲滅を宣言。
矢郷さんでない事を認めた大社長は新木場大会で向かい討つことを決定し
ファイヤーで締め。

感想

1月はかくし芸大会だったので、今年初のちゃんとした後楽園興行。
やっぱり面白かった。しかし、あえてディーノの土俵に上がって勝負を決めた
王者石川の進化を見ると、ぶっちゃけ大社長でも勝ち目は薄いような・・・。
その前の関本戦も見てみたいなぁ。
しかし、飯伏から奪い、HARASHIMAに勝ち、ディーノに勝っちゃった今、
ストップ・ザ・石川が見当たらない。


帰りに太陽のトマト麺に寄って鷹の爪団コラボ商品「太陽の鷹の爪麺」を
食べてきました。
島根県、頑張りすぎだって!すっげぇ辛かった。

今日のGNO2

GNO2

ハッテ連邦 レベル 少佐 貢献 戦功 VPランク位 MPランク位