新北京プロレス新木場公演「第五回新北京プロレス〜JAPAN TOUR2011〜」観戦記
こちらもmixi掲載分をまんま転載。
既に読んでた方、ごめんなさい。
趙リングアナが来日してないので誰がリングアナを務めるのかと思ったら、初来日のモンゴル・マイク、リングアナが登場。
扇子をバサって開くのは新北京の形式なのね。
声質はDDTの新藤シングアナ似でしたが、絶叫系ではなく落ち着いた感じでした。
新北京の歴史において解散は一度や二度ではないということで、現在の新北京が何期になるのかは分からんけど大陸的おおらかさとプロレスに絶対はないことを再認識（笑）
あ、だからロゴが変わったのか！（納得）
第一試合
曹彰with真琴姫の美男美女っぷりに惚れ惚れ。
パイプ椅子を持ってゴングを聞いた伊東劉備でしたが、曹彰が巨大ハンマーを取り出すとパイプ椅子を置いて試合開始。
今日の曹彰は伊東劉備の存在感の前に良いとこなし。
なかなか反撃のチャンスも掴めない中、劉備がムーンサルトの体制に入ると南蛮の襲来が告げられ、無効試合に。
戸惑う観客にモンゴル・マイクより
いつものように南蛮襲来
ということらしい。
いつもの事なら仕方ないね。
襲来してきた孟獲、兀突骨の南蛮軍を蜀、魏連合で迎え撃つ事に。
孟獲は熊っぽい感じのパワーファイター。兀突骨は猿っぽい感じのテクニシャンというよりはこ狡さを感じさせる選手でしたが、劉備のパイプ椅子、曹彰のハンマーで足の止まったところを曹彰が落空鳳坡で勝利。
最初は青コーナー側に控えてた真琴姫が南蛮襲撃後は北側花道に移動してしまって、席から見づらくなっていと悲し。
第二試合
選手紹介画面に明らかに「嘘、大袈裟、まぎらわしい」な選手が。
ね、ランジェイ選手。
試合はアチョーと周瑜の正統派コンビがランジェイ、バーの変則コンビにやりたい放題やられて大変。
バーとアチョーはまだ打撃戦でかみ合うところがあったけど、ランジェイは本当にもうブレーキの壊れた不審者（笑）
それなのにタイミングよく周瑜の反撃は刈り取ってくんだから、まさに実力の無駄遣い。
ジェットの名を持つ者だからジェットパンチに期待したんだけど、ジェットパンチは無し。
それは残念だった。
試合はランジェイが閃光魔術師で完勝。
いろんな意味でランジェイが一人勝ち。
面白かった。
第三試合
阿片に対してはさしもの金角、銀角も阻止側にまわるのか。
そしてここでも選手紹介画像に大きな手違い。
金角、銀角の画像が故きんさんぎんさんに（笑）
前回同様何やら怪しい道具を持って入場してきた金角、銀角。
続いて入場してきた、なにをもうどこから突っ込んだら良いのか分からないエリザベス女王＆ダビデ像。
タビデ像の出で立ちは想定内だったけど、エリザベス女王・・・。
金角、銀角がエリザベス女王を奇襲しいきなり場外戦。
その間ダビデ像はリング中央に我関せずで立像（笑）
場外戦中、金角、銀角のどっちかが女王に「ブス」と言い放ってからの女王は怒髪天を突く勢いで脱出。
やっと見られたエリザベス女王様、豊満過ぎる御身に御召し物がセクシー過ぎです。
リング中央に立つダビデ像に気がついた金角、銀角。
肌に触れて、乳首つまんで、股間に触って、おまえらは小学生かっ！
女王に卵、味噌、をぶつけようとしますが、寸前でかわされ全てダビデ像に。
ポーズが崩れないダビデ像でしたが、わさびにはさすがに動きが見られ、豆腐を股間にぶつけられると、硬化が解けたのか、金角、銀角に反撃。
金角、銀角が持ち込んだ阿片を投げ付けるが女王に誤爆。
そそくさとリング片隅で彫像に戻るタビデ像（笑）
中央では誤爆を喰らったエリザベス女王が銀角の断頭台脚で敗北。
コーナーに佇んでいたダビデ像は休憩時間中に撤去されました。
第四試合
伝國の玉璽争奪マッチ。
前回までに出て来ていた選手は分かるけど、初来日の蜀王・劉禅が気になって、気になって。
そして花道に登場した劉禅は、まっことイメージ通りの劉禅（笑）
ちょっと名古屋のお馬鹿さんの風を感じた劉禅のほっぺたの渦巻きにやられた。
試合はランブルらしいごった煮。
奴隷に身を落とした三四六とヌルハチは互いに楽しんでたなあ。
試合は劉禅のおバカっぷりを操った大秦国王・安敦が玉璽を奪取し勝利。
第五試合
老師トーゴーが200年に渡る闘いの果てについに身体が限界に。
元大老と足だけの華麗な攻防をみせるも、限界に達した身体がいうことをきかず戦線離脱。
ヤングマスターと曹磨刀はなぜかストIIみたいなステップワークからの攻防。
試合は趙雲が長く捕まる展開に。
特に今回のジャイアント馬謖はすごかった。ヤングマスターの波動拳を受け切る耐久力と破壊力をもって攻め立て、ついに元大老がどどん波の体勢に入るがなんとか阻止。
しかし、勢いは止まらず馬謖がチョークスラムからツームストンパイルドライバーの必殺フルコースでフォールを狙いましたが、ギリッギリで返すと元大老がご立腹で刀を持ち出す。
命乞いする馬謖を座らせ、刀をかざす大老でしたが、ヤングマスターがカット。
これをきっかけに分断に成功すると、老師が最後の力を振り絞りヤングマスターと親子波動拳を馬謖に叩き込むと、趙雲が中華式ゴリースペシャルに抱えると北京式ゴリースペシャルボムで3カウント！
切られなかったものの、厳しい顔の元大老にリストロックされて連れ去られた馬謖の運命は？
老師トーゴーの教えはこれからも新北京に生き続ける。
と言ったのはかっこよかったけど、老師の遺体を「どっか連れてって」って（笑）
慌てて「闘いの無いどこかへ」って言い直してましたけども、一字違いが大違いですよ。
帰り途中から携帯で観戦記を書き始めるも、2大会分はやっぱり無理で
DDTの分だけmixiにあげたところで睡魔にギブアップ。
