浮世絵を見る
山種美術館で開催中のボストン美術館浮世絵名品展を見てきました。
恵比寿をガーデンプレイスじゃないほうで降りたの初めて!
初広尾ですよ。
天気が良かったうえ、風がやや強かったので、桜吹雪舞う中
お散歩気分。
美術館は混み合う時間帯に当たってしまい、入場制限をしながらの
入場となりましたが、中は思ったほどの人混みではなく、
一枚一枚をじっくり見ることができました。
いや、原画が凄いのも分かるんだけど、彫り師、摺り師が
はんぱないですよ。
鍋島を見たときにも思いましたが、大量生産が難しい時代に
よくもまあこれだけの技術を高めたもんですよ。
本当に凄い。
清長、歌麿が様式美の極みだとしたら、写楽は明らかに異端でした。
線とか、表情の豊かさとか、いきなりこれが出たらそりゃあ
デカルチャー!ってなるわ。
それを受け入れられるだけの軟らかさがあったのはやっぱり凄い。
絵毎にコンディションが違ってて当たり前なんだけど、なかでも
色が鮮やかに残ってたのは蔵の奥にしまいっぱで忘れ(ry
江戸時代は本当にすごい時代だったんだなあ。
その時代に生きたいかは別だけども。