DDT両国国技館大会「両国ピーターパン〜二度あることは三度ある」観戦記

売店入っていきなり目に飛び込んできたのは新日本の「社長の西澤さん」こと
西澤管理部長がTシャツにサインを書いてる風景。
慌てて列び着れるサイズを購入。
これを着るためだけに新日に行ってみるか?!


賑わう売店の波を掻き分け、上半期DVD、ユニオンセットを購入し着席。


結構間際に購入したわりにはなかなかの良席。
相方のフリマの戦利品やら長丁場の空腹解消用に購入した荷物を
どかどか広げても楽々スペースなのは枡席二人がけのいいところ。

・ダークマッチ

大中華統一中原タッグマッチ、だっけ?
大人気ない大人達が国技館内全てをリングに遊び倒す企画。
やろうと思ったことが失敗しても実況解説陣に「ちょっと考えたら
分かりそうなものなのに、馬鹿ですね。」って言われたらそれで
片が付くんだからそりゃあまずやるわ(笑)
今年は話題にもなってなかった鶴見五郎が地下で焼鳥をパック詰めしてたり、
大控でクレイジークルーが両国公演を勝手に開演したり、
サプライズを詰め込んだ試合は誰もトイレに流される事なく、
変態大社長組が勝利し、今日からの新作Tシャツ発売に花を添えた。
サスケと澤の自転車チキンレースが面白かったなあ。

・肛門爆発〜オープニング

肛門爆発総選挙の結果3年連続の栄誉を手にした中澤マイケル。
最初に悪ふざけでばってんに入れた人があまりに多かったんで、
ばってん当選がどうして嫌って人の後押しを結果受けただけな気も
しなくもない。ひまひま。家は投票自体を忘れるという失態を
犯しました。ごめんなさい。


さて、今年の爆発係として花道に現れたのは葉巻をくわえたディック東郷
銃を構える仕種がかっこ良すぎる!
2発撃ったものの、威力に満足出来なかったのか3発目は何とバズーカ。
これは満足いく一発だったようで無事オープニングへ。
オープニングは逃げるマイケルを東郷が狙撃する弾に流れてカード紹介。

・第一試合

いかにも数合わせ的な6人タッグではなく、入江、石井という
若手二人が勝ち取ったシングルマッチが第一試合というのがいいね。
しかし、入江のオールメタルカラーのコスチュームはなんなんだ?!
欠場が長引いてる伊橋の刺激になって欲しいなあ。
試合は首四の字で先制した石井だが、カウンターのパワースラムで
逆襲に出た入江。ぷるぷるマンゴーのような旋回式サイドバスターで
追い撃ちをかけるも、倒れ込む際に自身も顔面を強打してしまい、
次につなげられず。
しかし、石井の攻撃を受け止めながらも前進する入江は捻りながらの
バックドロップからテディベア。
コーナーからのテディベアは石井が復活して阻止すると、
コーナーポストへ入江の頭を突き刺すDDT
この発想は新しい!
互いにオーバーヘッドキックを蹴りあい、石井がジャーマンを
決めるがカウント2
互いの蹴りラリアットをよけあう読みあいから石井が飛び付いての
クルックヘッドシザーズに。
これを強引に抱え上げた入江は自分が垂直式バックフリップで
石井をマットに突き刺すが、カウント3は奪えず。
立ち膝の相手へのエルボーや膝蹴りから即フォールと、なりふりかまわず
勝ちにいこうとする二人。最後は対角線からランニング攻撃をを狙いあうが、ヒットしたのは
石井のニールキック。更に駄目押しのニールキックを決め石井が勝利。
オープニングから熱くさせられました。

・第二試合

DDTが誇る飛び道具であるアイアンマン。
レスラーのみならず一般人や無生物までもが歴代王者に名を連ねる、
世界で一番移動回数が多いチャンピオンベルトなんじゃなかろうか。
ゲスト選手が多数参加するランブルは見てて非常にぎくしゃくしがち
なんですが、嫌なヒヤヒヤは無く楽しめました。
ゆずぽんこと愛川ゆず季がプロレスしてるとこを生で初めて見ましたが、
ちゃんとプロレスラーだった。
入場時に抱えて来てたベルトのデザインは微妙だったけどね。
しかしファンタジェンヌと婚活レスラーの若い女子レスラーへの
嫉妬はすごい。
さくらさんはいい仕事をするなあ。
そしてすごいといえばミスター6号。今年もフリーダムっぷりを遺憾無く発揮。
しかし勝手に中締めをしなくなったのは成長の明かし?
その6号上手くを利用したのはニラ。
本当にニラの安定感はさすがやで。
今日も言葉巧みにロケットパンチ
最後は現王者と元王者が一騎打ちになりアントンがリベンジに成功。
が、帰りの花道でまさかのゴジャ松さんがベルト強奪。
流浪のベルトはどこに流れるのか。

・第三試合

ポイズン復帰戦。
キャラチェンジの話もあったようですが大会場用の蛇神モードで
入場してきて一安心。
ポイズンが火を使ったり、ミッキーブーメランを旋回中に呪文で
止めたかと思ったらMIKAMIまで異能力に目覚めたのか、一時は超能力戦争に。
試合は互いに好きそうなじっくりとしたグランドレスリング中心で
行くのかと思ったら今の自分の全力疾走を試すようなファイト。
MIKAMIの450°エルボードロップにはびっくりした。
最後は大会場に問答無用で映えるヴォルガニックボムでMIKAMIが勝利。

・第四試合

KO-Dタッグ選手権試合4WAYマッチ。
試合権利者は二人まで、かつ誰にタッチしても可
というルールによりゲーム性が高くなるかと思い気や、一人だけ
すでに試合とは関係ないところでダメージを負ってる人がいて、
最初にGENTAROに捕まった高梨がマイケルに無理矢理タッチ成功すると
マンハッタンドロップを中心にマイケルの尻に集中砲火。
大きく受け身を取るのも厳しくなってきたマイケルでしたが、
ケニーにチェンジすると一気の攻勢にで、ケニーのジャンピングトラースキックから
マイケルのトラースキック、ケニーのクロイツ・ラスプラスジャックナイフで
ウラノをフォール。
嘘?!
が、マイケルもすでに限界だったかジャーマンスープレックスホールドで敗退。
昨年の両国大会のメインを務めたHARASHIMAと関本がばっちんばっちん
肉弾戦を繰り広げる中、HERO!がサミングしたり、サミングしたり、
高梨が眉山で投げられたり、投げられたりしているうちに、
関本のジャーマンで王者組が分断されると、コーナートップの
攻防を制した高梨の雪崩式タカタニックでベルトが移動!
高梨が獲って勝った!!
うおー、すげー嬉しい!

・第五試合

スーザンシットハートスーパースターズのプロのお仕事っぷりが
素晴らしかった。
SSH、大家拳號、松永智充に拍手。
スーザンシットハートスーパースターズの色に染まるわけでも無く、
ただ鈴木みのるでいただけなのに圧倒的ヒールだった鈴木みのる
すごい。
それに比べるとお膳立てしてもらいながらもまあ頑張れてた
高尾はまあいいとして、平田と彰人と光留は全然目立てなかった。
光留は来月後楽園でホームで鈴木みのるとシングルでやることに
なったし、ここでぜひ今日の汚名返上して欲しいっていうか
絶対しなきゃ!

・第六試合

IWGPJr.ヘビー級選手権試合。
DDTで他団体の、格式で言えば日本のJr.ヘビー級の頂点となる
ベルトの防衛戦が見られるなんてなあ。
試合は期待値ほどスイングした試合にはならなかったものの、
攻める時は先ず飯伏の足に一撃入れてから次の攻撃を加える
デイビットに本当に勝ちに来たと思った。
対戦回数が多いから、互いに先の先を読むような、互いの定番を
互いに嫌うようなちょっと流れを切る流れがあったかな。
飯伏がハイキック〜ラリアット〜ハイアングルライガーボムをだせば
デイビットもラリアットライガーボム〜フットスタンプで
やり返す意地の張り合いも。
終盤、フルネルソンに捕らえるがエビ固めに切り返したデイビットを
更にスクールボーイに丸めた飯伏がフォールにいかず、そのまま
デイビットを持ち上げてスープレックス
小股すくいスープレックスともまた違う変型スープレックスから
フェニックススプラッシュに繋ぎ初防衛!
試合前のカード紹介画像が不思議な位デイビットを大きくしてるし
不安で不安で仕方なかったけど、無事防衛成功。
ケニーとの防衛戦が見たいです。
それがリングじゃないとこなら最高だ(笑)

・第七試合

完全に肩の力を抜くクールダウンタイム。
レスラーとしても総合格闘家としてもピークは完全に過ぎた
ボブ・サップ男色ディーノがどう盛り上げて、どうオチをつけるのか。
1Rは男色先生のショルダータックルや、チョップを受けて、
ボディスラムで投げるという分かりやすいプロレス的な動きを見せる
サップだけどタックルをちょっとずらして受けたりする小ささが、
身体がでかいぶん目立つ。
やれやれ。
ラウンドガールは唯我さん。
アピールしすぎです(笑)
2R、男色先生のゲイ殺法に対するサップの初々しい反応が本当に
面白かった。
いやー、ビーストの怖いものリストにまた新しい項目が増えたに
違いないよ。
ラウンドガールは普通に奇麗なお姉さんでした。
誰だったんだろう??
3R、急にヒールっぽい煽りを始めるサップだけど、2Rの醜態を見た直後にそんな事されてもなあ。
ルールの隙をついたリップロックでサップの動きを封じた
男色先生が男色ドライバーからリップロックを挟んでの
ゲイ道クラッチで完勝。
大ヤケドする前に終わって良かった。
試合後は8000にんのじゃあ俺がからのどーぞどーぞでサップがゲイに
なりましたとさ。

・メインイベント

KO-D無差別級タイトルマッチ。
もうちょっと声援が割れるかと思ったら、KUDOへの大声援で
驚いた。
そしてそのKUDOが石川の足へ一点集中攻撃。
HARASHIMAならここ一番勝たなきゃいけない試合でそうした
なりふりかまわなさを見せるけど、まさかKUDOがそこまでするとは
意外過ぎる。
しかし、構わず前進する石川はKUDOを捕まえると強烈なニーリフトで
突き上げる。
更には8×4をキャッチして投げるという荒業まで見せ、手数では
埋め切れない力の差を見せ付ける石川だったが、KUDOのローキックは
着実に爪痕を残し、膝立ちの時間が長くなるとKUDOの蹴りがついに石川の頭を捉え始める。
それでもかんぬきに捕らえてのヘッドバッド連打や、チョークスラムの体制から後ろに投げる
荒業、力技で攻める石川にKUDOは膝へのダイビングダブルニードロップを投下。
スプラッシュマウンテンを逃れたKUDOラリアットをさか上がりし、
逆さ押さえ込みを狙うが、こらえ切った石川がついにスプラッシュマウンテン。
しかし、カウント2
ファイヤーサンダードラゴンスリーパーに切り返すも、
強引に抱え戻しファイヤーサンダーを決めるが、返すKUDO
石川が初公開?となるタイガースープレックスをきれいに決めるが
決定打にはならず。
コーナートップの攻防で石川を場外に落としたKUDOはそのまま
コーナートップからダイビングダブルニーアタック。
リングに戻すと蹴りのラッシュからパンチのラッシュを石川の顔面へ
躊躇無く殴り付けると倒れた石川の背中にダイビングダブルニードロップ。
さらに表にしてダイビングダブルニードロップ二連発でついに決着。
初めてといっていいくらいにKUDOの試合に執念を感じた。
石川、KUDOのどちらにもドロップキックやエビスコ酒場で
そのいい人っぷりを見てるだけにどちらにも応援をしたいという
悩ましい試合でしたが、KUDOが勝利。
石川にも勝って欲しかったけどなあ、残念。

・エンディング

涙を流しKUDO、石川の両者を労う大社長の口から飛び出したのは、
DDT15周年記念大会で日本武道館大会進出!
慌てて間に入る亜門GMは、借りるための予約会に参加するためには放送局の後援が
必須であることを訴えるが、そこへ流れたのはオールナイトニッポンのオープニングナンバー
として有名なビタースイートサンバ。
という事でニッポン放送の後援も決定。
ニッポン放送の偉い人もリング上で挨拶し、10月の2012年予約会に
挑む事に。
スクリーンで潰す面が一面あるにせよ、1万人規模についに進出ですよ。
場内がざわめく中、出場選手が一人一人呼ばれ花道手前のステージへ。
一番最後に呼ばれたKUDOが中心におさまり一礼。


やー、終わって外に出たら真っ暗なのに驚いた(笑)
ダークマッチ込みで4時間半か。
見てる間は面白かったし、集中が切れることも無かったけど、
外に出たらどっと疲れた。


帰りの電車からmixi用の観戦記をうちはじめ、何とか自分とメールの
文字数が尽きる前にアップできたよ。


明日は仕事休みにしたんで一日寝て、本家の方の観戦記を頑張りたい。


今日のGNO2

GNO2

ハッテ連邦 レベル 少佐 貢献 戦功 VPランク位 MPランク位